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今日の午後は
ＭＰＶのオイル交換でディーラーへ。

少し早く到着したので
「何か試乗させて♪」
とお願いして出てきたのが

←これ。

これだけ見たってわからんか。



今回はアクセラの15ＸＤ。
デミオでは乗りましたが
アクセラでの1500ディーゼルは初めて。

どうぞ、と乗り込んで目にしたオドメーターは42キロ。
ひええぇぇぇっっ、おろしたての新車じゃんか・・・

乗り込んだ状態でのアイドリングではとても静かで
ディーゼルだとはわからない。
窓を開けるか外に出れば、まぁわかるかな、と言う程度。

某ドイツ車のように「どっかにトラックいる？」と辺りを見回さない。

外気温計が25℃を示す暑さでしたが
23℃に設定したエアコンはあっという間に快適温度に。

新車にビビってそろりと走り出すと思ったほど速くない。

アクセルをじわっと踏むとスロットルが大して開かず
ゆっくりと巡航する事ができるのです。
そうだった、と元気よく踏むとこれがなかなかの加速。
しかも結構いい音を発しながらのダッシュ。
踏み込む量より踏み込み速度が必要なアクセル。
知らない人は「マツダって遅いね」と感じるでしょうね。

勿論、速いと言っても22ＸＤのとんでもない加速ではなく
街中で余裕を持って流れをリードできるという感じ。
それでも十分な速さなので個人的にはこれで十分かな。
ガソリン2Ｌの代わりに設定されていますが、
2.3とか2.5の代わりでも良いのでは？と思います。

室内の広さも初代アテンザ並のスペースといえば
普通に使うには十分なのがおわかりいただけるかと。
エアコンも左右独立制御ですし、ＢＯＳＥじゃないオーディオでしたが
十分良い音で聴かせてくれました。

じゃ、全部ＯＫか？というと実はそうでもありませんでした。

個人的に気になった点は二つ。

一つ目は電動パワステの介入の仕方。
普通に直進していても無意識にステアリングの握り加減程度の修正をしていますが
その時の抵抗感が軽かったり重かったりいちいち変わるのです。
ズバッと切っているのでなく、直進保舵している時のアシスト量の変化がしっくりこない。
試しに何も考えずに適当にステアリングに手を添えて走ってみたら全然気にならない。
なんじゃこれ？誰向け？
この後すぐに油圧パワステのＭＰＶに乗り換えた時の清々しさは素晴らしかった。
Ｇベクタリングコントロールのせいなのか、元々のパワステの制御なのか
次に挙げるタイヤとの相性なのかはわかりません。

というのも、以前乗ったＧベクタリングコントロールの付いた22ＸＤでは
こんな感覚はなかったのです。

二つ目はタイヤ。
段差を乗り越えるたびに安いゴムボールでバスケのドリブルしてるみたいな音が鳴り、
タイヤが転がっている間中、ゴロゴロゴロゴロ低音の転がりノイズが響き渡る。
車体の遮音がしっかりしてエンジンや他の車の騒音が聞こえにくくなった分、余計にうるさい。
脚の動きは素晴らしく、サスとボディはきれいに動いてます。
だから乗り心地は良いし、フロントヘビーのＦＦとは思えない動きをします。
それだけにこのタイヤのうるささは凄く気になりました。
これも以前の22ＸＤでは全く気になりませんでしたし、
同サイズを装着したハイブリッドでも全く気にならず。
もしこれが何かの性能の犠牲だとしたら大変勿体無い。
ただの個体差であって欲しいと願います。

久しぶりの試乗記でした。


これで無事にデミオ・ＮＣ・ＭＰＶのオイル交換が完了。
今回は3台ともエレメントとドレンプラグまで交換してすっきり。
あとはＮＡとＮＢを残すのみ。さぁて、いつやろうかなぁ～♪