昨日は、高校の時からの友人Mくんと石鎚へ。
5:00に我が家に迎えに来てくれたが、目覚ましを止めて爆睡!
Mくんからのモーニングコール(我が家前)で飛び起きた。
朝は前日に買っておいた『himari』のパンでも食べて行こうと思っていたが、
そんな時間も無く、5:05自宅出発。
途中、いつものコンビニで、朝食と昼食(今回はノーマルカップヌードル)と飲み物を
調達。
空を見ると山の方は
灰色の雲が・・・。嫌な予感。
6:30 渓泉亭駐車場に到着した。
小雨であったが山に入れば
木が生い茂っているので、このくらいの雨なら
濡れないだろうと思い、カッパなしで登山開始。
先日の御来光の滝の時にも雨だったが、今日もずっと雨っぽい空。
俺が雨男?
登山口まで結構な距離がある。
去年にはなかった落石や倒木が有り、恐らく先日の大雨で発生したのだろう。
少し身の危険を感じながら先に進む。
6:50 やっと登山口に到着。
登山口までは平坦なコンクリートの道だが、結構な距離がある。
登山者名簿を見ると私達の20分程前に3人が登山開始しているようだ。
追いつけるかなぁ~。
登山前、鳥居に手を合わせ、道中の安全を祈願する。
去年、来たときは、『もう2度と来たくない』と思った石段を今年は軽快に登る。
7:15頃、私達より20分前に出発したグループが休憩していた。
Mくんと私のその時の会話
『あそこで休憩していると言うことは、山頂到着は何時になるんだろう?(笑)』
7:47 水が飲める場所『霧ガ迫』に到着。ここも去年とは様子が違い、
湧き出る水の量がチョロチョロどころかバシャバシャ湧き出ていた。
霧ヶ迫を出発しようとした時に、
白いサワガニを発見!脱皮したてなのかな?
珍しいので写真に収める事に。
サワガニを写真に収めて、再出発。
8:09 頂上まで4850mの標識が現れた。まだまだ頂上は遠い・・・。
ここで雨が止んでいることに気が付いた。晴れてはいないが・・・。
この辺りから巨大な多数の
カエルが私達を迎えてくれた。
大きなカエルがいることは聞いていたのですが、ここまで大きいとは・・・。
飛びつかれるのは嫌なので撮影はしていません。
私はカエルは苦手です。
9:07 愛大小屋の少し手前で
クワガタを発見!!
石鎚でクワガタを見つけたのは初めてです。
こんな標高の高い所にもいるんですね!ビックリ!!
9:14 クワガタの写真を撮り終え、少し歩くと直ぐに愛大小屋に到着した。
去年はすごく、しんどい思いをして愛大小屋まで来たのに、今回はあっさり来てしまった。
ここまで水分補給なしで来たが、リュックを軽くする為に、水分補給しておくことに。
(ポカリ、1L買うんじゃなかった、重いだけ)
愛大小屋では石鎚の絶景が見られるはずでしたが、ガスが酷くなかなか山頂が
現れませんでした。
ここまで、予定よりペースが速かったので、ガスが晴れるのをしばらく待って
山頂のシャッターチャンスを待ちましたが、晴れた!と思ってシャッターを押して
画像を確認すると、既にガスが・・・。
シャッターチャンスは一瞬ですネ。
しばらくトライしていましたが、諦め、9:30愛大小屋を出発することに。
しばらく歩き、
土砂崩れ現場も通り過ぎると、一面
笹原の道です。
この辺りから霧雨が・・・。
笹が濡れているので私のジーパンはビショビショです。
ジーパンのポケットに入れておいたタバコもフニャフニャになっていました。
野うさぎが私の横を通り過ぎ、少し驚かせられながらも、途中のシコクシラベの水場
を通過し、二ノ森・堂ヶ森ルートの分岐点を過ぎ、
10:30頃土小屋・成就社ルートに合流。
合流地点を過ぎ、雨が降っているので3ノ鎖には行かず、巻き道の階段へ。
この階段、鎖を登らずに行けるルートだが、体力的には鎖よりも辛いと思う。
天気が良ければ鎖からの方が楽である。
10:50 弥山に到着。
駐車場から、ここまでに掛かった時間、4:20。去年は5:00以上は掛かったと
思うので、今年はかなりペースが速い。
弥山は、どこを見渡しても真っ白・・・。天狗岳すら見えない。
何も見えないので天狗岳に行ってみることにした。
落ちたら死ぬ!絶対死ぬような岩肌をよじ登り、11:05天狗岳到着。
しばらく天狗岳周辺を探検して、弥山に戻ると、さっきは居なかった団体さん
(愛媛○全医療学院の皆さん)が溢れかえっていた。
風は強いし、雨も降っているので下山して愛大小屋で昼食を取ることにした。
11:38 弥山を出発しようとしたが、
可愛い柴犬が飼い主さんと一緒に頂上に来ていた。
あまりに可愛かったので、飼い主さんにお願いして写真を1枚パチリ!
巻き道階段を下りて面河方面へ向かう。
11:47 二ノ森・堂ヶ森or面河・愛大小屋分岐に着く。
ニノ森方面にも行きたかったが、今回は辞めた。天候がよろしくない。
11:58 シコクシラベの水場を過ぎて笹原を進む。
前方から3人組が登ってきた。
よく見ると私達が最初に追い抜いてきたグループだった。
『頑張ってください!』と声を掛けてすれ違う。
Mくんとのその時の会話
『このペースだと渓泉亭到着は何時になるんだろう?大丈夫かなぁ~』
この時、この後に起こる事件に2人共予期するはずも無かった・・・。
12:07 それからしばらく笹原を歩くと、土砂崩れの上に掛かった
丸太橋が出てきた。
先頭をMくんが歩いていたが、橋の終わりで突然Mくんが私の視界から消えた。
『ドン!ガラガラガラ~痛ったぁ~~』
Mくんが滑落した!
私は、かなりビックリしたが、本人はもっとビックリしていた。
頭でも打っていたらと思うとゾッとする。
本人は冷静なもので、『大丈夫、頭は打っていない』と言う。
しかし、よくまぁ~下まで落ちなかったものだ。
人の下山の心配よりも自分の身の心配をするべきであった。
それからの丸太橋は2人共、慎重に渡り下山した。
12:40 愛大小屋に到着し、昼食のラーメンのお湯を沸かし始めた。
この頃から雨は酷くなり小屋の中で昼食を取ることに。
Mくんの傷を確認したが、見た目は若干、腕とわき腹に
擦り傷がある位で
あったが、本人はわき腹に違和感があるようであった。
13:15 カッパを着て愛大小屋を出発。
13:51 残り3100mの所まで降りてきた。雨は止まず・・・。
14:06 残り2300mの所まで来た。
ここから急激な降り石段となり始める。(最後の難所)
14:41 霧ガ迫の水飲み場に到着。
15:11 やっと登山口に到着した。
もうしばらく階段は嫌だ。
膝がひっくり返りそうだ。
15:30 左手に広がる面河渓を見ながら、渓泉亭駐車場に到着。
お疲れ様でした。
半袖、短パンに着替えて家路に着きました。
次は堂ヶ森に挑戦か!?
その前に御来光の滝リベンジが8月に待っている!
おかしい、今日、筋肉痛にならない・・・。明日か・・・?