オタな人にもそれぞれ多様な形があるもので
*現実の女の子には見向きもせずにひたすら二次元な女の子に夢中な人。
*現実の女の子を見えないことにして「二次元の女の子しかいない!」と、自分に言い聞かせるようにのめり込む人。
*彼女または彼氏が居るけど二次元の女の子も追い続ける人。
*「三次元の女なんて><」と何かしら現実に挫折または失望した結果、二次元に逃げ込む人。
色々とあるわけですが
では自分も含めて二次元のキャラクターに求めることって何なのでしょうか。
あるキャラに目を奪われ心を奪われ強烈に知りたくなる。
アニメ作品であれば全てを逃さず記憶に焼付け、関係する多くの知識を得るわけで
それによってキャラに近づくような達成感や満足感も得られる。
ここまでは多少違えど現実の女の子相手でも大体似たようなことでしょう。
が
この先は違ってくるんですよね。
グッズを買い集め手にとって一人ニヤニヤしたり
フィギュアを飾って想いにふける・・・・またはハァハァするw寝る時は当然抱き枕が必須w
そして「俺の嫁」発言に至るんだな。
(そもそも「俺の嫁」って言葉は何時から使われ始めたんだ?)
痛車に代表されるように「大好きアピール」をしてみるとかプリントTシャツや小物を身に着けることで身近さを感じるとか。
これらってアイドルファンなどに見られる、いわゆる「ファン活動」ですよね。
しかし多分に多くのオタ達が求めるのは「ファン活動」では無いのではないでしょうか。
キャラに対して「愛」を思い描く以上、人間として見返りを求めるはず。
つまり「愛されたい」という思いは必ずあるはずだ。
それ以前にも話をしてみたい、手を繋いでみたい、一緒に遊んでみたい
そして×××してみたい(*´Д`)ハァハァ
求めることはきっと現実世界の恋愛と同じことが多いのかな。
でも二次元世界では色々と変わってくる
二次元に対する「愛」ってなんぞや?って考えたときそれは紛れも無く「自己愛」なのかなと思います。
脳内で生み出される妄想世界でお気に入りのキャラと相通じることが出来ます。
自分が愛でるように妄想世界ではあなたも愛でられるでしょう。
おしゃべりをしたり、遊びに行くことも想いのままに自由ですし望まなければ裏切られることも去ってしまうこともありません。
そのすべての状況は間違いなくあなた自身の脳内、つまりあなた自身が作り出した世界なのですから当然です。
つまり、キャラを愛するということは=自分自身を愛すること。なので自己愛だと。
二次元に描かれたキャラの姿、それに文字通りキャラクターを脳内に取り込み、自分の求める結果に当て嵌めてゆく妄想世界。生み出されるものは全てあなた自身なのではないでしょうか。
しかしこれは本来の人間関係で必ず発生する「予想外の展開」がありません。
同一脳内で生み出されたストーリーですからそれも当然ですが、本来相手からの予想もしていなかった言動や望んでも簡単には実現し得ない結果が「恋愛」や「愛」にとっての大きな喜びでもあると同時に「恋愛」や「愛」を難解で苦しい現実にする要因でもあります。
多くの時間と力をお気に入りキャラへの妄想に費やしても「結果がありきの妄想世界」であり、あなたが望んだ結果へ行き着く為のジャンプ台のようなものです。
いわば「出来レース」とでも言えるかもしれません。
予想または複数用意された理想を楽しむ世界、恋愛ゲームと似ているともとれます。
あくまでも個人的な考えではありますので全てに当てはまる、または間違えかもしれませんがお気に入りのキャラクターに扮する「女装/男装コス」はそんなキャラへの愛情が自己愛と融合し現実世界へとその行き場を求めた一つの答えなのかなと思えます。
自分はまだコスはしたことないですが、きっとそこには新しい愛情表現の世界が待っているのだろうと踏み出しそうな右足を抑えつつ見守っていますw
自分もやってます大好きな痛車!愛あればこそ!大事な愛車を大好きなキャラで飾って走ること。
イベントに出てその出来栄えを競うのもある意味「俺の嫁争奪戦」な意識もあるのかな?
でも現実では大好きな人の写真を車に貼って走り回ったら・・・・・・ねw
それこそ一歩間違えば御用になってしまうでしょうし、貼られた本人なんぞたまったもんじゃありませんよねw(アイドルなどメディアに出ている方々なら別な問題ですが)
これも二次元だからこその表現方法であり現実生活に結びつける手段なのかと。
抱き枕なんてもとより、フィギュアさえ高額で買えなかった頃と比較したら
今のオタ世界はすっごく恵まれてるよね。生きてて良かった!と自分も思いますw
色々書きましたが、二次元の世界は非常に強烈な魅力があるわけで自分も各方面でどっぷり浸かっているのでございますw
二次元の世界で生み出されたキャラクターも様々なキャラが星の数ほど存在し、そのどれもが自分達が求めている理想の存在。
人が人の為に生み出した生まれながらにして愛されることを約束された存在である場合がほとんどです。
それはまた逆を返せば現実世界の人間にある「負」の部分を一切捨て去った存在であるとも言えます。
昔から人間が想像し妄想してきた天上世界のようなものかもしれません。
お気に入りのキャラと会話を交わし手を繋ぎ相互に意思疎通できるような未来。
自分が生きている時代に実現するのかな。
その為にはノイマン型のコンピュータから脱して次世代技術が必要か!><
それに五感を制御する技術も欲しいし
表示デバイスも画面内3Dじゃダメじゃなイカ!!
会話を交わせて触れられて、予想外の展開を体験できる日が来たら・・・・・
俺、現実捨てるのかなwww
これだけは言っておこう
「二次元最高!オタ最高!妄想最高!!」
そうそう、一番大事な実現して欲しい未来はあれだよ
大好きなキャラとの「喧嘩」
前にもいつかのブログで書いたかな。
お互いの意思をぶつけ合う喧嘩は「愛」→「俺の嫁」への欠かせない一歩であって
妄想では仲直りが約束された喧嘩モドキしか出来ないし~
破滅の恐怖に怯える喧嘩こそ 恋愛の醍醐味ではないのかなとww