ド，ドアが開かないぞ！

暑くなると，ドアが開かない病にかかりました．涼しい日は開くのですが，暑くなるとなぜかドアが開かなくて，助手席からドアをあけるハメに．
まずは内装を外して，ドアロック付近の点検です．
ドアハンドルを引いても，ほとんどラッチがあがらないことが判明．

内装は16カ所リベットで固定されていました．慎重に外すも，ほとんどのリベットは破損しました．あらかじめ通販でたくさん購入しておきましょう．内装外しで少しずつ開いて，リベットの位置を確かめながら，作業すれば大丈夫です．助手がいると楽ですが，一人でもできます．パワーウィンドウとカーテシライト，スピーカーの配線，エアコン吹き出し口のアクセサリーライト，ドア開閉ハンドルのワイヤーを外すと内装が完全に外れます．

ドアロックモジュールは赤の矢印で示した2カ所でボルトで固定されていますから，これを外すだけでとれました．
黄色の←が破損していた部分で，ハンドルを引いた力が，この亜鉛合金に伝わり，リンケージを介してロックが外れます．

裏から見るとこんな感じで折れています．金属の厚さが2mmくらいでダイキャストのようですから，折れるのは時間の問題です．

モジュールでしか部品が出ないようなので，海外のユーザーは部品を自作していました．私にはそんな技術はないので，針金で固定しましたが，強度不足かも？

不安だったので，後日，針金をホースバンドに変更しました(写真を撮るのを忘れました）．これで，炎天下に駐車しても大丈夫になりました．
なんだかよく故障するようになってきました．休みごとにどこか修理している気がします．