ペンタ(=^ェ^=)のブログ一覧

先週末、レガシィを試乗してきました。
試乗コースは販売店～最寄りのIC～高速一区間の往復です。
一般道は交通量が比較的多くて流れに合わせる運転しか出来ませんでしたが
高速は空いていて自由に運転することができました。


先ず2.5iアイサイトを試乗しました。
一般道での様子ですが０発進からの加速も良くストレス無く廻りの流れに乗って運転できました。
これは車種が違うのですがエクシーガの2.5を試乗したとき低速域の加速が悪くアクセルワークに
非常に気を遣って運転していたのですが、今回のレガシィは加減速の感覚が自然で好印象となりました。。
これはＦＢエンジンに変わってトルク特性の変化によるものでしょうが進化を感じました。
次に高速道路での走りですがエンジン出力は必要十分で良しと思います。
足回りのチェックでレーンチェンジを数回、行いましたがボディ・脚廻りのバランスが良いせいでしょうか
不快な動きがなく、また乗り心地も良かったです。
全体的にエンジンパワー及び脚の動きのバランスが良くとても良い車に仕上がっている感じを受けました。


次に2.0DITです。
この車も一般道での低速域の加減速は2Lターボとは思えないほど良い意味で普通に走ってくれました。
EJエンジン時代の2Lターボ車はアクセルワークに気を使って走っていましたが、この車は普通の運転で
普通に街中を走ってくれそうです。でも０発進は2.5NAの方が力強い気がします。排気量の差でしょうね。
高速では2.5NAと同じようにレーンチェンジでの脚廻りチェックです。2.5NAでは好印象だったので期待値UPで行ったのですが、印象が良くありません。これはボディの動きと脚廻りの動きのバランスが取れていない感じです。
感覚的な話しで難しく表現することは出来ませんが、脚廻りがしっかりと働いているのにボディ全体がそれに付いてこない感覚です。
自分の考えとしては、イヤーチェンジで脚廻りを良くしていく事は出来るけれどボディの補強は出来るけれど基本設計は変えられないことが露呈している感じです。
エンジン・脚廻りが良いけど肝心のボディが残念って言う印象で試乗を終えました。
高速走行時のエンジンについて印象に残っている事として、アクセルを中開度位にして70KM/Hからの加速を行うとエンジン回転が2500rpm固定で速度だけが上がっていく事でした。
勝手な想像ですが車側でアクセル開度と車速を演算して最適な燃料消費率を保ちながらＣＶＴの恩恵を受け加速するようにしているのかなと感じました。
有段ＡＴでは出来ない芸当です。これもＣＶＴを採用した理由かも。

今の時点でレガシィを購入するなら2.5iがバランスが取れていて良いと思います。同じ2.5iでもSパッケージは試乗していませんがDITと同じサスチューニングならパスかなと考えます。
１７インチの脚廻りの車がベストバランスだと感じました。

でも・・・
今回の試乗では2.0DITは残念な印象でしたが、もう少し長い時間乗ったり、山道を走らせたり違うシチュエーションで走らせると印象が良くなるかも。
また試乗車は1000kmくらいしか走っていない車でしたが10000km位走っている車では印象が変わるのでだろうかと思います。
スバル車は新車時より少し走った物の方が各部の動きが馴染んで好印象になる事が多いですから。

なんだかんだかでスバルには期待してしまいます。
だから余計に今回の残念な所は残念でした。