2017年06月04日
今月のカーグラフィック7月号は、レクサス新型LCを中心としたクーペの特集が中心だったが、他にも興味ある記事があった。
それは国産コンパクトハッチの比較テストだ。これは「ニホンのイチオシ」というコーナーで、前号ではワゴンR vs ムーヴ vs デイズ vs N-WGNのテストだったが、今回はスイフトVSデミオVSフィットVSノートe-POWER VSヴィッツHVの5車種の比較テストだ。
テスト項目は次の通り。
① パッケージ
② 安全装備
③ 視界(運転席から見渡しやすさ)
④ 駐車の容易性リアカメラ不使用で比較)
⑤ 操縦安定性(スラロームを60㎞/hと70km/hで比較)
⑥ 燃費
この記事を書いている記者がどの車を選んだかは、実際に読んでいただくとして、この中でフィットが様々なデバイスがある車を差し置いて燃費が良かったのは驚きだった。(乗り手の運転次第で変わるものではあるが・・・。)
また、操縦安定性ではスイフトが一番と思いきや、ヴィッツHVとデミオが安定していたという。
記事の結果から見ると、個人的には安全装備の設定や操縦安定性、燃費となるとデミオがトータルバランスが取れている気がする。しかし、記者はそうは思っていないようだ。
また価格においてはデミオXD、ヴィッツHVとノートe-POWERが200万円を超えていた。(ヴィッツ約258万、ノート約268万、デミオXD約227万)オプションを装着車とはいえ、こんなに値段が上がるとは…。軽自動車が200万円を超える時代だからしょうがないと言えばしょうがないが、でもこれでは車離れが進む気がする。ただ、前述のように内容からするとヘッドライトを含め、安全装備を考えるとデミオの値段は納得がいく気がする)
記事にも触れているが、この5車は欧州コンパクトHBと渡り合う国際戦略車である。多分ポロやルーレシア、プジョー208などと渡り合えるだけのものがないときついだろう。
そういう意味では国産車でこれだけのものを選べるのはうれしいことだ。なお、詳しいことを知りたい方はぜひ、一読されたし。
Posted at 2017/06/04 18:12:52 | |
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