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GSX400FWRのブログ一覧

2019年10月31日 イイね!

GSX400FW / その後

10月もいよいよ終わり、明日から11月。
朝晩が肌寒く感じる季節になりました。

広範囲に甚大な被害をもたらした台風19号から早くも20日近く経ちましたが、今現在も各地に残る大きな爪痕。

被災もしていない上に何の手助けもしていない私に何も言う資格はありませんが、亡くなられた方の御冥福をお祈りすると共に、被災された方々が一日も早く平穏な日常を取り戻される事をお祈り致します。

私の住む神奈川県西部は河川の氾濫こそ免れたものの、箱根は1000mmを超える記録的な降雨量により箱根登山鉄道の箱根湯本~強羅間が一部崩壊。これから秋の行楽シーズンを迎えるというのに年内の復旧は難しい模様。

家の近所でも被災した場所があります。
以前は箱根に一人で走りに行く前に寄ったり、大観山ミーティングの朝食を71会の皆さんと食べた西湘バイパス国府津PAが高波により壊滅的な被害を受け、営業再開の目処が立っていません。
週末の朝は沢山のバイク乗りで賑わっていたのに、今では見る影もなく・・・


テレビ中継をご覧になられた通り、台風19号は明らかに‟雨”台風でした。
所用の為に10/12(土)の午前中に車で近隣へ出ましたが、台風はまだ上陸していないにもかかわらず酒匂川や早川は既に濁流でした。

被災された方々には不謹慎かもしれませんがテレビに映し出される水浸しになった被災地の惨状に、きっとこの中にも高年式バイクをや車を大切にされていた方々もいらっしゃっるんだろうな・・・と思いながら見てしまいました。
一度浸水してしまった車両を修復する事は並大抵ではない筈ですが、そうした方々の愛車が1台でも多く、再び風をきって走る日が来るといいな・・・と思いました。


さて、展示GSX400FWの近況をご報告致します。
愛知県民の森で行われた80´s meetingを1週間後に控えた9/1、スズキ歴史館さんに行って来ました。

目的は部品の1つを届け、展示されているGSX400FWの状態を更に出荷段階へと近付けるためです。

7月にお届けした部品の交換や、細かな手直しは終わっていました。
その一つがバーエンド。ハンドル端の黒い小さな部品です。
展示当初はまだ400FW純正バーエンドの手持ちが無く、乗っていた時に装着していたGSX750S用のままでした。
元々は純正品が装着されていたのですが、既に錆びが出ていてしまった為に何か良い代替え品はないものかと色々と調べた結果、FW全体のデザインと性能、耐久性を考慮して、同じメーカーの純正品流用に落ち着きました。


そしてこちらが400FW本来の純正品。
如何でしょうか。長さは約1cmほど短くなり、端はやや角張ったデザインです。
そんな細かい事と思われる方もいらっしゃると思いますが、メーカーの博物館とは産業遺産として企業が製品を展示、運営する場所であって、個人の思い出を保存する場所ではありません。
その為には乗っていた痕跡は出来る限り消し去り、限りなく出荷段階に近い状態でなければ意味がありません。
そういう意味で400FWは、まだ直さなければならない箇所が幾つもあると考えています。



展示状態の画像は9/1撮影がこちら。


そして今回10/6に撮影した画像がこちら。


さて、突然ですがここで問題です。
ちょっと遠くて見づらくて申し訳ありませんが、列の一番奥の赤いバイクがFW。
カメラの高さが若干違いますが、大体同じ場所からの撮影です。

それでは列の逆から。
こちら9/1。


こちら10/6。


僅かな違いですが、お気付きになりましたでしょうか。
正解は9/1はFWが左側に傾いているのに対して10/6は直立。
9/1にお届けした部品はセンタースタンド(バイクの中央下にあるスタンド)です。

本来出荷段階のFWにはセンタースタンドとサイドスタンドの両方が装備されています。

歴史館さんにFWをお渡しした時は、それまで乗っていた状態のままであったのでサイドスタンド(バイクの左側下にあるスタンド)のみで、センタースタンドは付いていませんでした。
社外製マフラー(ヨシムラサイクロン)を装着して乗っていましたが、干渉してしまう為にセンタースタンドを外さなければなりませんでした。
サイドスタンドだけではバイクは常に左に傾いた状態です。

レーサーレプリカタイプの車両はセンタースタンドが最初から装備されていませんが、そうした車両は後輪を持ち上げるスタンドを装着する等の策が講じられ、スズキ歴史観さんに展示されている二輪車はほとんど全てが直立した状態。
FWだけが傾いており、個人的には最も気になっていた部分でした。

もちろん展示に向けた部品を集めている中でセンタースタンドは普段から探していましたが、なかなか良い状態の物が見つかりませんでした。
理由は素材が鉄である事で、装着されている場所が車体下で汚れ易く=錆び易く、走り終えた後には欠かさずに清掃していないとあっという間に錆びてしまいます。
中古部品でネットオークションに出てくるほとんどのセンタースタンドは錆びだらけの状態です。

錆びたセンタースタンドを手に入れ、サンドブラストで錆びを落として再塗装する等、何か良い解決方法はないかとWatterさんに相談してみると、なんと手持ちのセンタースタンドを一つ譲って下さいました。




お陰でFWが出荷段階に一歩近付きました。この一歩は大変大きなものだと感じています。


これで株主さんからの御指摘も無事に解決。
watterさん、ありがとうございました!




正面から撮っても真っ直ぐになりました。


アップにも堪えられます。しかし美人だなぁ・・・(笑)


車体が傾いていませんので、左右どちらからでも撮影し易くなりました。






FWの展示位置はガンマと刀FINALの前。






たまたまですが弟が刀FINALに乗っていますので、個人的には目に馴染んだ光景です。


様々な協力を仰ぎながら、FWの状態は当初より改善されてきましたが、マフラーカバーやブレーキホース、タイヤ等の懸案事項はまだ残っています。
何れも難易度の高い部品ばかりですが、今後も諦めず気長に探していきます。
Posted at 2019/10/31 22:45:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月25日 イイね!

80´s meeting 2019~2日目~

依然として台風15号は東海~関東エリア近付きつつあるものの、前日夜から新城市は晴れ予報になり、翌朝になってみると・・・


時間の経過と共に陽が昇ってきました。気温もどんどん上がっていきます。
こりゃ暑くなるぞ。


昨夜はいつもの如く、布団の上で横になったら意識不明。
温泉に浸かってから食堂へ。
若い頃なら絶対に文句を言いそうなおかずですが、今では肉もそれほど食べたくなくなり、こういった物が美味しく感じる歳になりました。
その証拠に御櫃の中のご飯は完食。御櫃の御替りは出来るのですが、勢いで食べ過ぎると後でお腹が苦しくなるので自粛(笑)


さ~てミーティング2日目。会場へ行くかぁ!
天気は快晴、受付は長蛇の列。


受付の人手が足りず、HIRO.F会長が『どなたか手伝ってもらえませんか~』
という訳でお手伝い。


なめろうさんはどすぇ~!さんとveryさんの遺影を持参しての参加。


既に皆さんは到着されていて初期型GSX-R1型&2型(GK71B)は全色揃ってコンプリート!
聞くところによると、浜名湖(渚園)で開催されたSUZUKI主催のミーティング以来だとか。
まだ陽が低い時間の為に木陰になってしまっていますが、壮観です。


アルミ製フレーム、エンジン、サスペンション、ブレーキ、そして外観・・・当時最新のギミックが全てと言ってもよいほど惜しみなく注ぎ込まれたバイク。


高性能は当然でしたが、学生時代を思い出すと実際に周囲で乗っている人は数えるほどしかいませんでした。


理由は学生がアルバイトして貯めてるにしても、それでも追いつかないほどの価格だったからです。貧乏学生にとっては正に高嶺の花。


二つ目の前照灯(デュアルヘッドライト)は耐久レーサーのイメージを模して当時のスズキ自動車工業が取り入れたデザインですが、その後しばらくの間はメーカーを問わず4ストロークエンジンのレーサーレプリカタイプの標準になりました。












初期型GSX-R400以外にも後継のGSX-R400や、その他のスズキ車種も。




風神さんのGSX-R400かと思いましたが、オーナーは違う方でした。
純正は赤白ですが、白い部分をガンメタリックに塗装変更された車両。一時期のヨシムラを彷彿させ、とてもカッコイイ。


スズキのもう一つの代名詞、ガンマ。


今でもWalter Wolfカラーが人気。


FWと同い年の1983年製、初期型ガンマ。


さて、毎年ほとんどスズキ車両ばかり撮影していますので、スズキ以外のメーカーの参加車両も今年は撮りました。
Zシリーズなど今でも絶大な人気を誇るKAWASAKIですが、私達の世代にとってリアルなのはGPZシリーズ。
その中でも初の水冷400ccエンジンを搭載した、1985年発売のGPZ400R(ZX400D1)
学生時代、1年下の後輩が乗っていた懐かしいバイク。納車されたばかりの車両からは新車の車と同じ匂いがしていた事が懐かしく思い出されます。


こちらはその4年後の1989年に発売されたZXR400(ZX400H)。
バイクブームの中にあって車名に『R』を冠してもレーサーレプリカタイプからは一線を画していたカワサキ。
この車両はTT-F3クラス(400ccのバイクレース)のZXR-4の完全なレプリカモデル。


スラントしたカウリングとつぶらな瞳がチャーミングポイント。
以前にも書きましたが、もしかしたらオーナーになっていたかもしれない、因縁浅からぬ車両。


お次はYAMAHA。
参加車両ではFZRシリーズが主体です。


FZ250PHAZER(1HX)の姿も。


250cc初の水冷4気筒エンジンを搭載して発売されたGS250FWの2年後に発売された車両。
FWは2バルブエンジンでしたが、こちらは4バルブエンジン。250cc自主規制の45馬力を発揮。
TECH21カラーが綺麗。今年の鈴鹿8耐ではヤマハワークスチームがTECH21カラーを限定で復活させました。


よく見ると片持ちスイングアーム等、リア周りはかなり手が入っています。




ヤマハ2ストローク勢。RZ250~RZV500まで各種。


TZR250(1KT/3MA)の純正のストロボカラーや、RZV500(51X?1GG?)の変更されたマルボロカラー等、賑やかです。


最後はHONDA勢。


CBR400F&CBR400F/Endurance(NC17)
それぞれ1983年と1984年発売(画像は1985年製の2型外装)。
CBX400Fの空冷エンジンをベースとしながらREV可変バルブ機構(エンジンの回転数によって2バルブから4バルブへ切り替わる)を装備して58馬力を発揮。空冷400としては最強のエンジン(モリワキ等レース仕様はREV除去)。






VF400F(NC13)
1982年製。バイクブーム黎明期の発売だった事もあり、ビキニカウリングや丸パイプフレーム等で前時代的な外観ながらも性能は折り紙付き。


当時のF3レース全エントリー数の1/3がVF400Fだっという記述を読んだ事があります。『速い』『安い』なので当然の結果だと思います。


それはともかく、この車両と同じ青白に友人が乗っていたので本当に懐かしく拝見させて頂きました。
片持ちのスイングアームに換装されていますが、外観は当時のオプションパーツのセンター、アンダーカウリングを装着されていて往時を偲ぶ仕様です。


スズキとは少し違う明るめの紺メタリック、青、水色とパールホワイトがとても綺麗。
V型エンジンの独特な排気音は好みが分かれるところですが、まだFWが無かった頃にはこのVF400Fの後ろに乗って釣りに出掛けたなぁ・・・と当時を思い出しながらシャッターを押しました。


VT250F(MC08後期)
いわゆるFEと呼ばれる1984年製の2代目のVT。


とにかくこの車両には一生コンプレックスを持つんだろうな・・・理由は以前このブログに書いた事があったかもしれませんが、高3の終わりにFWを見にバイク屋へ行った時に『そんなバイク(FW)やめてこっちにしな。』と店員に言われたから(笑)。
低回転からトルクを発生させるV型2気筒水冷エンジン、取り回しの良さ、スタイリッシュな外観等、年齢や性別を問わない汎用性の高い車両。ベストセラーバイクです。
学生時代に先輩から借りて何度か乗った事がありますが、250FWをより深く理解するの為にも乗ってみたい車両です。


ミーティング会場の隅に遠慮がちに置いてあったCB250RS-Z(MC02)を見逃しませんでした。
1980年製のRSの始動キックを廃止、セルモーターを装備した事により2㎏増加したものの、エンジン自体は馬力/トルク共にアップ。
乗る人が乗ると今でも速いんですよねぇ。湯河原~大観山間の椿ラインで何年か前に見ました。


天気は良いのですが台風は確実に近付いてきている為、少し早目にお開き。


会長もお疲れ様でした。


もちろんお二人もね!楽しい時間をありがとうございました。




FW、カッコ良かった。








関東組も撤収。お気をつけて!




皆さんを見送った後、ゆっくり出発・・・したはいいのですが、少し疲れが出たので1時間ほど休憩。
浜松に入る頃には既に夕暮れ。


この後、間もなく雨が降り始め清水辺りから風雨が強まりましたが無事に帰宅。
関東組の皆さんも無事に帰宅された様で2019年の80´s meetingも幕を閉じました。


追記
このmeetingの3日後に開催されたM―1グランプリで北斗君のコンビ、ノーサインは1回戦通関!
次回2回戦は10/10。頑張って下さい!応援してます!
Posted at 2019/09/25 23:41:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月25日 イイね!

80´s meeting 2019~1日目~

遅れ馳せながらではありますが、今年も9月7~8日の二日間に渡って開催された80"s meetingにお邪魔させて頂きました・・・というのは、乗って行くバイクは無し、veryさん不在、風神さんも子猫の世話で来れず、台風15号接近の知らせの中、参加することに意義があると勝手に決め付け車での参加です。

出発が予定より少し遅れたので東名清水ICから連絡路を使い、新東名に入ります。
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いつも休憩で寄る新浜松SA。
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浜松はオートバイの街であると同時に楽器の街でもあります。
電子ドラムや電子ピアノ等、一部の楽器は実際に使う事が出来ます。
盗られない様にスティックに紐が付いていて叩きづらい!そういえばもうここ何年も叩いてなかったなぁ・・・。
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さて、気分一新。愛知県はもう目と鼻の先だ。出発!
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新東名の引佐JCTから三遠南信自動車道に入ります。
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ちなみに現在走れる区間は無料です。
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会場入りの前に腹ごしらえ。
昼食は毎年ここ、川魚料理の店『山王』さん。
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川魚料理で検索するとほとんどの場合出てくるのは鰻料理店ですが、ここは虹鱒、鮎、アマゴ、鯉を頂く事が出来る大好きなお店の一つ。
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クーラーの効いた御座敷で。
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眩しい陽射しの中で微風に揺れる風鈴。
窓の外はまだ台風の気配が微塵も感じられない夏模様。
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いつも通り虹鱒中心の『山王定食』を注文。
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手前の白い身は虹鱒の刺身、奥の赤い身は鯉の洗い。
刺身、塩焼き、フライ、どれも安定の美味しさ。ご馳走様でした!
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会場入りです。
仲間内やこのblogの中では80´s meetingを『愛知県民の森』と称していますが、正しくはミーティング会場は鳳来寺山パークウェイの入口、夜の宴会と泊まる所が愛知県民の森で、車で走ると約10分ほど離れています。
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今年も沢山のバイクが集まっているな~。
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昨年に続き、沼津から参加されているGSX400Fの方。
金色の部品がアクセント。丁寧な仕事ぶりが愛車への気持ちを表しています。
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主催者であるGK71B CLUBのHIRO.F会長。
veryさんの通夜、告別式の折にはわざわざ京都から駆けつける義理堅い人。
約1ヶ月ぶりの再開です。
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毎年このmeetingではHIRO.F会長が暑い中お一人で司会進行を行われていますが、今年は強力な助っ人が・・・。
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北斗君とかねゆう君!
お二人はバイク乗りにして吉本芸人1年生。べしゃりは当然得意分野。
普段それぞれの別の相方と組んで仕事をされていますが、今回はバイクのミーティングという事でコンビを組んで元気良く会場を盛り上げてくれています。
ネタも披露!80年代バイクあるある(笑)。
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今回の目的の一つが北斗君にお会いすることでした。
風神さんやHIRO.F会長から今年のミーティングに北斗君が参加される事をお聞きしていました。
彼は現在26歳。息子と同じ年齢なのでどうしてもお父さん目線になってしまうのですが、だからこそ自分から挨拶しなきゃと思っていたのに先手を刺されてしまいました。北斗君、すみませんでしたm(__)m

そんな北斗君に初めてお会いしましたが、着ているTシャツが全く一緒!何も示し合わせていないのに物凄い偶然だと思いません?
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彼の愛車はGSX400FW2型。色は貴重な白青。
大きな変更点は無い様に見えますが、実は手の込んだ改造が施されています。
元々400FW2型のエンジンは59馬力ですが、同じ59馬力でもGSX-Rのエンジンに換装。見た目は同じエンジンなので簡単そうに思えますが、実は冷却関係の取り回しが逆。つまり水の入口と出口の位置が異なりますので、ラジエターやらホースやら、水回りを大幅に変更しなければなりません。
手間のかかった改造です。
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何を話しているのかというと、互換性のある純正部品について。
高年式車に乗られている方は皆さん同じだと思いますが、年々部品が手に入りづらくなります。互換性のある部品の知識を身につけておくことで愛車の寿命を延ばすと共に、経済的な負担も軽減出来ます。
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FWには250、400共に1983年に発売された1型と1984年に発売された2型があります。
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2型が販売された1984年は既にレーサーレプリカ路線がバイクブームの中で確立され、一部を除いたレプリカ以外の車種はユーザーから時代遅れ的な受け止め方をされていました。
2型FWは250ccですら当時でも珍しい存在でしたが、400FW2型は更に珍しい存在でした。
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私自身もこの400FWの2型の色違いに乗っていた時期もありましたが、本当に久しぶりの2型です。
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北斗君、とても貴重なバイクですので大切に乗り続けてあげて下さいね!
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ON THE ROADさんが帰ろうとするとエンジンのスタートスイッチを押してもセルモーターが全く回りません・・・
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原因はレギュレーターとハーネスを結ぶ配線の接続部分のショートによるヒューズ切れでした。
ON THE ROADさんは生憎予備のヒューズを持っていませんでしたが、こういう時のバイク乗りの結束力をご覧下さい。この人だかり(笑)!
参加された皆さんの協力で修復、帰路に就く事が出来ました。
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愛知県民の森へ。
いつもならコンビニで二次会の酒と肴を仕入れてから行きますが、今年は直行。
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10分ほどで到着。
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チェックインを済ませ、部屋で汗だくになった衣類を着替えます。今日も暑かった~。
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宴会は6時スタート。会場は建物より少し上にあるバーベキュー場。それでは参りましょう!
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釜土には既に火が入っていました。
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木の燃える匂いが食欲をそそります。
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カンパ~イ!
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切り分けているのはミーティング会場での出店や宴会のサポートをして下さる、同市内で居酒屋を営まれている『番屋』さん。
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毎年ジビエを用意してくれます。
こちらは猪のロースト。ピンク色の肉、火の入り具合バッチリですね!
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宴もたけなわ。
『宴会の時のみんなの楽しそうな顔が見たくてミーティングをやってるんだ。だから宴会には、もっと沢山の人に参加してもらいたい。』とHIRO.F会長。
本当にそうですね。この宴会があるとないとではミーティングの楽しさは全く違います。
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宴会といえばveryさん、veryさんといえば宴会ですが、今年はveryさんがいない始めての宴会・・・正直、どんな宴会になるんだろうと思っていましたが、見て下さいこのノリ!
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veryピースはこれからこの二人が引き継いでくれるんだって。
veryさん、良かったねっ!
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・・・見えないけどさぁ、どうせ来てるんでしょ?
隠れてないで出てきなって。ホント申し訳ないけど、誰も驚かないから(笑)!
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北斗君とかねゆう君もネタを披露してくれ、今年の宴会は若い人達が引っ張ってくれました。こういうのって、ヲジサン達はすごくうれしいんです!
楽しかった~!
Posted at 2019/09/25 02:46:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月07日 イイね!

飲みかけのJACK DANIEL´S

最後のお別れをしてから、もうすぐ1ヶ月。
先月8月9日、veryさんが亡くなられた。

このblogはFWとそれにまつわる日記として書いているので、当然その事も書こうと思って当日の夜から書き始めたというのに、結局こんなに時間がかかってしまった。
理由は書き綴るスタンスがいつまでも定まらなかったから、だ。
これまで何度書き直したことかわからない。

全ての生物は生まれ落ちた瞬間から死ぬ定めにある。
それは避けて通ることが出来ない致し方のないことだが、ことさら人の死はいつ、どこで、どうしてかが問われる。
veryさんは44歳という若さで志半ば、病に倒れた。
運命という言葉で片付けるには、あまりにも若かった。

スマホと共にLINEの普及は人と人の距離感を変えた。
veryさんはヨシムラレプリカのオーナーとして有名だが、実のところ400FWのオーナーでもあり、4人で構成される親父旅部というグループLINEのメンバーでもあった。
亡くなる半月ほど前までは普通にやり取りがあったので、青天の霹靂とは正にこの事だ。

悲しいかな、人の運命なんて一寸先すらわからない。



veryさん、最初に会った時のこと、覚えてる?
小雨の降る中だった。
こうしてBlog書こうと思ってふりかえったら、まだたったの5年しか経ってないんだよ。
もっと前かと思ってた。

その時に話したこと、覚えてる?
このバイクをこれから改造していくんだって。そう話すveryさんの嬉しそうな顔が忘れられない。


それから連絡を取る様になって2ヶ月後には一緒に箱根とBright Logicさんに行ったんだった。
あの時、『後ろから走ってるとFWがギラギラしてカッコイイ』って言ってくれた。
そんな一言を今でも覚えてるよ。






後からWattreさんも来て、結構遅くまでソファーに座ってのんびりした。


その年末には大勢で辻本さんの所へも行った。風神さんのインパルスを見た辻本さんが『何コレ?』って言ってみんなで大笑いして・・・楽しかった。




サイン、もらったよね。


改造したら純正は使わないから壁に掛けて永久保存版にするって言ってた。
一昨年の秋にveryさんの所へ行ったら本当に壁に掛かってたね。


その数日後、走り納めの帰りに横浜の保土ヶ谷のNAPSに寄ってメールしたら、大晦日の夕方なのに今から直ぐ行くって駆けつけてくれたんだった。
陽が暮れかけてて寒くてさ。


去年は来れなかったから、一昨年が最後の大晦日の走り納めになっちゃったね。
そうとわかっていたなら風神さんと一緒にそっちへ行ってたよ・・・


バイクの改造を本格的に始めるっていうから、2月に風神さん家で集まった新年会で色合わせ用にヨシムラの本物のカウリングを渡して、veryさんの夢をちょっとだけ手伝えたことがうれしかった。
大観山ミーティングには間に合わなかったけど、前夜祭から社用車のトラックで来てくれたね。








念願のバイク、夏に完成したね。そりゃカッコ良かったよ。
大型は竹中社長が何台も作ったけど400ccでここまでやるヤツ、他に誰もいなかったじゃん。最高の出来栄えだった。






愛知県民の森、一緒に行ったね・・・




往きの道中、ELVISさんが走行写真を撮ってくれた。




この年はWatterさんのバイクも完成して2台揃って本当に何も言うことがない最高の年だったよ。




夜の宴会がまた楽しいんだよね。いつも日本酒の差し入れを持参してくれた。
みんな気心が知れた仲、ああでもないこうでもないって。


veryさんが出したじゃんけん大会の景品は仲間内の邦ちゃんが大当たり。その場で取り付けてあげたね。




帰りも車に載せる時はみんな寄ってたかって。


帰り道も途中まではみんな一緒。




バイクが完成した記念に走行写真撮ろうって、箱根に行ったね。
辻本さんのところで買ったジャケットを着てきたんだけど、インナーを外してきたのはちょっと失敗って言ってた。晩秋の箱根の早朝は予想以上に寒かった。












途中、2台で走ってるところも撮ろうって一緒に走った。




季節は秋から冬に向かおうとしているところで、箱根は朝霞が出ていた。


走り終わった後っていつも最高に気持ちいいんだよね!
よく見たら、いつものピースサインじゃない貴重な1枚だ(笑)


その後は昼食を食べに沼津港へ。食べきれないほど頼んじゃって・・・。


年末にはakiさん家で忘年会やった。
寒かったね~。バイクを停めると、直ぐにシートに霜が降りて。


風神さん家で新年会。


ヨシムラ本社で開催されたツーリングブレイクタイムに行った。
この時の音量検査は大丈夫だったんだっけ?(笑)






大観山はもうこの光景が当たり前だったから、何の疑いもなくこういうことが暫くはずっと続くと思ってた。






もちろん愛知県民の森も。この年は風神さんがサプライズで400FSを車載で持ってきて、一緒に降ろしたね。


veryさん滝汗!


この年は斎藤 仁さんが来てくれて、Watterさんがjin PRIZEのTURBO車両を車載して来て盛り上がった。




毎度のことながら夜も盛り上がった。


やっぱり、この笑顔だよ!これがなきゃ・・・


大晦日の走り納めは箱根に行ったけど、路面が湿っていたので引き返して江ノ島へ行った。
さすがにこのバイクは国府津PAでも目立つよ。


途中、お互いのバイクを交換した。
息継ぎもなく下から上まで回るエンジンは流石だったよ。キャブレターのセッティングもばっちりだった。


大観山の前夜祭ではみんなに食べてもらいたくて頑張って作った。






この時はもうFWを持ってたんだっけ?
湘南FW号に跨って・・・


バイクの改造した部分でわからない所があるからって、ヨシムラツーリングブレイクタイムに行った時にお願いして特別に本物を見せてもらったでしょ。


違う箇所を見つけて、『あ、ここ間違えちゃった!』って言ったら、ヨシムラの方にウケてたね!その流れで普通は入れない本社の2階にも入れてくれた。


その後はBright Logicさんに行って記念撮影。
当たり前過ぎる構図だけど・・・やっぱりこれが一番だ。














この年の愛知県民の森はプロカメラマンの写真撮影があったんだった。#55のゼッケンナンバーはこの時からだったんだね。








愛知県民の森の帰り道にFWの右フロントフォークのエアーバルブが外れて無くしてしまい、11月終わりの雑誌取材の予定が入って困っていたら部品を譲ってくれたveryさん。


お陰様で無事に取材を終えることが出来た。


FWが保存展示されたら返そうと思ってたんだよ。


しばらくの間・・・あと10年ちょっと位は春の大観山と秋の愛知県民の森、新年会や健康ランドで泊まりの飲み会。こんな感じが続くのかな、と思っていた。




それが今年5月、GW明けの大観山と前夜祭が最後になってしまった。


亡くなってから通夜までの数日間、最後のお別れはどうしたらveryさんが喜んでくれるだろうと、仕事中も考えてた。

ヨシムラの応援フラッグは棺に入れてあげよう、とは直ぐに思い付いた。向こうに行ったら、veryさんのことだからきっとPOPに会いに行くに違いないと思って。
ただし色が赤と白なので、喪主である奥さんにお渡しして判断してもらおう。

他には・・・思い付いたものの、ちょっと自分一人じゃどうにもならない。
夏季休暇中でお店も休みだったけど失礼は承知の上で、竹中社長に直電。
いきさつをお話ししてヨシムラジャパンの不二雄社長と辻本さんからは弔電、竹中社長と辻本さんからはヨシムラメカニックとヨシムラライダーの肩書きで供花を頂けることに・・・。


そして。


veryさん、良かったね!お店を終えてから辻本さんが駆けつけてくれたよ!
日テレのmotoGP解説やら月刊オートバイ誌の連載記事の取材で福島に行ったり用事が立て込んでたのに・・・しかもわざわざGSX-750Rで。
後日お礼に伺った時には車じゃ間に合わないと思ったからバイクで行っただけだって言ってたよ。通夜って直ぐに終わる訳じゃないのにね。
まぁこれ以上言うのは野暮ってもんだ。辻本さん、バイク乗りとしての筋をきっちり通してくれた。


さて、これどうしよう。
前夜祭の時にわざわざ持って来てくれて一緒に飲んだけど、さすがに二人じゃ1本は空けられなかったね。
veryさんが来たら続きを飲もうと思ったし、veryさんのボトルキープみたいな感じがしたから、一人で飲む時には絶体に手をつけなかったんだけどさぁ。
これからも手をつけられそうにないよ。この酒を一人で飲むなんてやりきれないじゃないか・・・



今日は愛知県民の森で80’sミーティングだよ。
いつもなら東名のどこかPAで待ち合わせて行くんだけど、朝早めに出て下道でのんびり行って来るよ。

53年生きていて、はっきりと幽霊を見たことがないから天国があるのかどうかわからない。
でも世間じゃ49日まではこの世にいるっていう。もし、まだこっちにいるならveryさん当然来るよね。見えないかもしれないけど。
#55に乗って来れない?そんなの全然関係ないから。俺も乗って行くバイクがないから車だし(笑)

みんな待ってる。
Posted at 2019/09/07 03:25:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年07月27日 イイね!

2019 FIM世界耐久選手権シリーズ"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース

という長い名前なんです、ハチタイって。

今年で42回目となる鈴鹿8耐。
いよいよ本日が決勝戦。

昨日は台風の影響で予定されていたTOP10トライアルも、それに代わる計時予選も中止。
ヨシムラスズキMOTULレーシングチームは金曜日に行われた公式予選で渡辺一樹選手が出した2分6秒965で5位スタート。

・・・でしたが予選4位だったHONDAのチーム、HARC―PROがタイヤの使用制限に関するペナルティーでピットスタートとなり、ヨシムラは繰り上げの4位スタート。

今年は5連覇を狙うYAMAHAに対し、昨年からHRCを復活させて優勝を狙うHONDA、ワークス体制で望むKAWASAKIの三つ巴が予想されます。



・・・え?
SUZUKIですか?

他の3メーカーに比べると状況は厳しいというのが正直なところですが、台風の進路や速度によってレースが荒れれば勝機も巡ってくるのかもしれません。
レースは筋書きの無いドラマですから何が起こるか始まってみなければわかりません。

今年のヨシムラはこんな感じです。

『じゃあみんな、用意はいいかな~?』
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後ろを振り向いて
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『やっほ~!』
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きゃははっ!
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じゃあポーズをとりますよ~ん。
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みんな、ちゃんとここ見てる?
で・ん・そ~💕
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まぁ大体こんな感じです。




ちがうでしょ!!!!!



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ここ数年、スタンド席から観戦していてもわからないんです。ヨシムラのマシンが走って来ても。
視力の問題だろっておっしゃるかもしれませんが、加齢による視力の衰えは誰しもが避けて通ることが出来ない切実な問題です。
応援している周囲の方もよくわかっていない様なので、昨年那須でお会いした時に直訴したんです。加藤監督に。

『ファンの高齢化が進んでおります。遠くからでも直ぐにヨシムラだ!ってわかる色にして下さい!』


私たち応援弱者の為に、加藤監督は動いてくれました。
そして今年のモーターサイクルショーでお会いした時も、今回のツーリングブレイクタイムの時も加藤監督は言うんです。いつもの満面の笑みをたたえながら。
『これなら絶対に遠くからでもわかるから!』

確かに!これならわかる。加藤監督、ありがとう!!!
来るべき高齢化社会に即座に対応してみせたヨシムラジャパン。
ワークスがなんぼのもんじゃ!

・・・ってワケにはなかなかいきませんけど、往生際の悪さはどのチームにも負けません。
最後まで応援します!
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Posted at 2019/07/28 06:45:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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