リアナックルアルミ化、ブッシュ・車高調交換
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定番のナックルアルミ化です。ER34用のアルミナックルを流用しました。シルビアはリアのナックルが鋳鉄で出来ているのに対し、スカイラインなどのハイキャス付きのナックルはアルミに変わっています。
メリットはナックルが割れにくくなることと、バネ下の軽量化ですかね。約半分くらいの重量になります。ただ流用するのにはいくつか問題があります。
1.サスとナックルの連結部の形状が違う。
2.トーコンアームの連結部の形状が違う。
3.ロアアームの連結部の形状が違う。
以上3点の問題をクリアできれば取り付け可能です。
まず足回りをばらします。
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取れました。ご覧のとおりサスとつながる部分がアルミの方はゴムブッシュで、トーコンアームとつながる部分は写真だと鉄のと同じですが本当はボールジョイント入りのゴムブッシュになっています。トーコンアームの部分はシルビアと同じブッシュが圧入出来ます。ただ圧入する際、ナックル内側の角を丸く削らないとゴムブッシュが破けてうまく入らないので注意して下さい。
ちなみにナックルのブッシュは全部ニスモの強化ブッシュに変えました。
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次にロアアームの連結部分は真ん中にある黒いスペーサーを間に挟みます。ロアアーム自体はシルビアでもスカイラインでも着きますが、若干違いがあります。
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右がS15、左がER34です。S15には補強が施してあります。なのでS15用をオススメします。ここもニスモのブッシュに変えましたが、かなり大変でした。慣れないとかなりの時間と手間を要します。プレスをうまく使えない方は圧入済みの物を買ったほうが楽です。
オススメがオートリフレッシュイッセさんの圧入済みアームです。
「良質な中古純正リンクを清掃、塗装し新品のニスモ強化ブッシュをプレス機にて圧入、ボールジョイント部もワコーズグリス封入、ダストブーツもワコーズ製コーティング剤を塗布済み」
らしいです。
性能はニスモのアームと変わりないのに値段がかなり安いです。
補強板付ロアAアームがS15用だとニスモ\36、750に対しイッセ\21、000で販売しています。\15,000も安いって驚きですよね!高いネームバリューっすねぇ。
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そしてサスとナックルの連結部は車高調のブラケットを交換する必要があります。車高調によってはブラケットが短くて極端に車高が下がる場合があるので注意してください。
この車高調はアームズさんのですが新品で購入し、その時にタダでR34用に変えてもらいました。長さは丁度イイ感じです。
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ハブベアリング取り付けボルトも多分アルミ製だと思います。
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今回苦労した点は左後ろのドラシャが抜けず大変でした。ハンマーで叩いても、スライディングハンマーを使っても、ドラシャ外しを使っても、炙っても外れず、結局ハブ・ベアリング新品、ドラシャ・バックプレート中古に交換しました。工場で作業してるんだったらもう少し粘りますが、自宅の駐車場でやってるんで諦めました。
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最後、ボルトを締める時は1G状態で締めましょう。ブッシュがよれて足がうまく動かなくなりますからね。
なんだかんだで、作業終わるまで1ヶ月くらいかかりました。
ナックルはヤフオクで足回り1式左右で\16、000で変えたのでかなりお得だったと思います。
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