rsport240のブログ一覧

ちょっとご無沙汰しています。
やや忙しいので、ブログ更新を怠っています。

私が困ってるワケではないです(笑)

多分８月のK4GPには行けます。
９月にはフジでイベントの手伝いをする気配です。

最近のクルマ・モータースポーツ関係のニュースは凄いですなあ。

メルセデスがDTM撤退してフォーミュラEへ進出。

ポルシェがLMP１を今年限りで撤退してやはりフォーミュラEへ。

ザウバーはほぼ決まっていた２０１８年のHONDAエンジン契約を、事実上破棄。
マクラーレンもHONDAとアロンソの板挟みでどっちつかず。

ドイツは２０３０年から、フランスとイギリスも２０４０年から内燃機関の車販売禁止の方針。
各国メーカーはEV開発に本腰を入れねば死活問題です。

ぼーっとしてるのは日本国政府と私だけ(笑)

↓　１０年前の、こんな写真を掘り出しては面白がってますので。

９日のSuperFormula第３戦で、スタンド裏のイベント広場は７割方をHONDAが使ってEnjoy HONDAというイベントスペースにしていました。

親子向けのバイク教室他パーソナルな乗り物に親しむコーナーもあり、楽しそうでした。





展示車両も色々ありましたが、
私が吸い寄せられるのはやはりコチラ(笑)



RA300はモテギのイベントで実走を見ましたし、ホンダコレクションホールやモーターショー他で何度も見せてもらっていますが、テントの中とは言え自然光の下で間近から見るとやはり趣きが違います。

スミスのメーターは左から油温、油圧、回転、水温



タコメーターは真上の10000ｒｐｍに、リミットが示してあります



後ろの方はアートと呼ぶに相応しい美しさ




このエンジンを遠慮なく回して世界選手権で優勝したのは亡きジョン･サーティースだけです



６０年代のF1マシンはまだ、モノコック後方からリアサスペンションまでパイプフレームが伸びていました。RA３００は片側５本の鋼管トラスですが、RA３０１は細いモノコックフレームがエンジンの左右に伸ばしてあります。こんな所に感心している人は多分少ないと思いましたが(笑)



よく見ると、そのフレームの終端に、ギアボックスを取り囲む楕円形状のメンバーが付いています。ここがリアサスペンションのピボットになっているワケ



このリアサス設置メンバーはアッパー／ロアーアームの位置決めと、スプリングショックユニットの縦荷重を受けるだけなのででリアサスの前後方向の位置決めは前方のモノコックから伸びている長いラジアスアームが受け持ちます。

エンジン自体は前後端部でフレームにボルトオンされますから多少は曲げと捩じり剛性の一部を担うのでしょうが、その程度です。

F1でエンジンブロックをシャシーフレームそのものに利用したのは、やはりDFVを積んだロータス４９が最初でしたっけね。

今日もこんな本を拾い読みしていましたが、ロータス４９のコスワースDFVを見て一番衝撃を受けたのはホンダF1チームのエンジニアたちだった、と中村良夫さんが記されています。早いとこHONDAでタイトルを取っとかないと勝てなくなるゾという危機感だったそうです。



ともあれ、このHONDA RA300は国宝に指定されるべき珠玉のレーシングマシンだとつくづく思いました。

昨日は富士スピードウェイでスーパーフォーミュラの第3戦を見てきました。

暑くて暑くて写真を撮りながらサーキットをホッツキ歩いていたら持参のミネラルウォーターと現地調達したスポーツドリンクで合計３リッターは消費しました。

上の画像は手練れのアンドレ･ロッテラーがBコーナーで関口雄飛をアウトから並びこんでパスするシーンです。

写真の整理ができたので各選手のショットを並べます。



スタート早々野尻と接触してフロントウイングを破損でリタイアしてしまったニック・キャシディ



タイヤバーストで脱落してしまった山本尚貴



中盤までトップを快走していたのにキャンバーシムボルトの緩みというトラブルで
リタイヤした国本雄資



国本選手がスローダウンしてBコーナーのショートカットを通っています


序盤にタイヤバーストで遅れてしまった山下健太



１５位　カラリングといい、トラブルといい、何かやる気の無さを匂わせている小林可夢偉



１４位　２年ほど前はメッチャ速かったのですが､､､､､のナレイン･カーティケヤン



１３位　B-Maxチームの小暮卓史
（以前モテギの走行会で私の目の前からコースインして私がV字コーナーを出ると視界から消えていた方のような気がします笑）



１２位　大嶋和也



１１位　中島大祐



１０位　野尻智紀



９位　塚越広大　キャラが好きなのでもっと上位で活躍してほしいです



８位　ヤン・マーデンボロー　GTアカデミーからドライバーになり、F3を経てスーパーフォーミュラへ進出した若手です。F3ではB-Maxチームに乗って千代勝正選手とバトルしてましたね。



７位　中嶋一貴　今年の調子はどうなんでしょうか



６位　伊沢拓也　



５位　ピエール･ガスリー　レッドブルカラーはF1みたい。頑張ってください。



４位　関口雄飛　今回は少しペースが悪かったようです。



３位　アンドレ･ロッテラー　予選１２位から３位に来てしまった手練れ。マインドは半分日本人なのではないかというべき怪物です



２位　フェリックス・ローゼンクビスト　若手の中では異才のようです。今年優勝するかな？



優勝　石浦宏明　おめでとうございます！お見事！



今回は決勝でタイヤバーストが発生していますが、内圧をタイヤメーカー推奨値より低くしているチームも多いそうです。空気圧って難しいですね。

それにしてもあの暑さの中、驚速のスーパーフォーミュラで５５周のレースをフィニッシュして涼しい彼のトップドライバー達は人間を超越しています(笑)





写真を沢山撮れたので楽しかったです。

今週末は招待券を分けていただいたので、富士スピードウェイのスーパーフォーミュラを観に行くことにしました。

単独で観戦の場合、チョイと早起きして家からだと電車とバスの往復が一番楽です。

家最寄駅⇒中央林間⇒相模大野⇒新松田　

概ね１時間５０分で着いてしまい、運賃は８００円。

新松田から先は選択肢があります。

①イベントバス　
SFとSGT、WECレベルのレースだと新松田から片道１２２０円のイベントバスが出ます。

乗客数の多寡に応じてバスが増発されたりするので大変親切です。
この便だと８：００に富士スピードウェイに着くのでF3の決勝から見られます。

②御殿場線に乗り換えて駿河小山へ。
駿河小山から路線バスで西ゲート前へ。

御殿場線が２４０円、路線バスが５８０円、合計８２０円とかなりお安くなります。
バスの距離が短いのであっという間にスピードウェイに着くのも優位です。
難点は御殿場線の各駅の電車が少なく、速度も遅いので、今回調べたところでは西ゲート到着が最速で９時になります。御殿場線はSUICAが使えないので切符です。

ま、比較した結果は多分①ですな。

帰りもイベントバスを新松田まで乗って、小田急線の急行でのんびり帰ってきます。
相模大野で乗り換えて中央林間へ着くと、真新しい田園都市線の駅ビルにHandsCafeがあるので都会的な晩御飯を洒落こみながら写真データを眺めて帰ってこられます。

電車観戦の要点を覚えてからフジのレース観戦で日曜の東名を往復するのは耐える価値のない苦行になってしまいました。
なにしろサンデードライバーのマナーや運転レベル低下たるや甚だしいですから(笑)