和田平助のブログ一覧

明け方までの激しい雨が嘘のような秋晴れの中、横須賀市国際交流課主催のツアーに参加してきました。


タイトル画像や、主催を見ても分かるように今回は日本の中のアメリカに潜入します。
因みにパスポート等が必要。

入念なブリーフィングをうけ、いよいよ基地に入ります。

ゲートではセキュリティの手荷物検査と空港に有るような金属探知機によるチェックを受けます。

もちろん写真はなし。

広い基地内を歩いていくと唐突にドックが姿を現しました。





規模は違いますがこのようなドックが第１号から第６号まであり、第１号は1866年（慶応２年、江戸時代！）にフランスから技師を招いて起工され、1871年（明治４年）に竣工しました。
それから現在に至るまで補修をしながら使用されています。

因みに幻の大和型三番艦「信濃」はここで作られました。

ドックはブロックのような石積みで作られています。
奥に見える扉が開いて海水を入れ、船を入れ人力で固定してから再度扉を閉めて水を抜きます。


ドックの下にある船を載せる土台は近くで見るとこんなに大きい。

海水が抜けるまでの時間は、当初４日掛かっていたものが今では24時間ほどだそうです。


こちらが扉部分
運河と同じ構造ですね。

因みに先日世界遺産に登録された富岡製糸場はここ横須賀製鉄所（造船所）で勤務していたフランス人技師が設計したもので、その縁で横須賀市と富岡市は友好都市提携を結んでいるそうです。


基地内を再び歩いて元のゲートに戻ります。

旧海軍司令部跡
今では米軍下士官のクラブになっているようです。
ダンスホールになっていた三笠といい少し切ないですね。
と思う反面、クラブで飲んでみたいミーハーな自分(笑)


中にはバス停も。

また、基地の中からは巨大な動物の骨も出土しており、ドイツ人のナウマン先生により古代に生息した新種の象であることが発表されました。
その骨は上野の某国立博物館で見られるようですが、横須賀市にはレプリカしか残されていないそうです。

爽やかな秋晴れの中、文化に触れる旅でした。

１０月中旬から夜営に行きたかったんですがご承知の通り二週続けて台風襲来
１１月を迎えてようやくこの三連休で行くことができました。

あ、あえてキャンプではなく夜営としているのはどちらかと言うと放浪者の野宿に近く、横文字がそぐわないと思ったから。
ルンペンなら割りと近いかな？？

そういう経緯もあり今回は二泊です。（仁鶴ではない。）

台風による漂着物を懸念していましたがなんとか幕を張れるエリアを確保




しかし最近キャンプブームというのは本当なんですね。
こんな水も電気もないとこまでファミリーで来られてます。



明るいウチに買い出しを済ましいそいそと火遊び&夜宴の準備



日が暮れてきました。


手前と奥にトンガリ２つ。
さらに夕方




この日はいい子羊がとれたのでジンギスカンに。
あのフレーズがrefrainします。

そして焚き火タイム
いつしかうつらうつらし始め火の始末をしてから就寝しました。
風も気温も穏やかで波の音を聴きながらゆっくりと堕ちていきました。

そして次の朝を迎え海を見ながらコーヒータイム

日が出てきたのでタープを張ります。

中がごちゃごちゃですね（反省

そしてゲストを迎えます。
この記事は、三戸浜海岸で野営訓練について書いています。

まだ大丈夫かなと買い出しに出掛けているとついつい買い物に夢中に。
その間にみん友のフィニヨンさんが到着されていました。

軽く会釈のみ交わして設営開始
手慣れた感じですぐに設営完了



道具を含め山男の身軽さと洗練されたこだわりを感じました。
すぐさまビールで乾杯、そしてまたしても火遊びと夜宴準備
そして今日は独りではありません。














波の音とウイスキー、言葉は必要ありませんね。

とはいえ日本の行く末からコナンのこれじゃないまでポツポツと語り合いました。
夜は月が明るく、海面を月光が優しく照らしてました。



次の日は曇り。
少し寒いので焚き火をしました。


台風によるゴミが打ち上げられていたので少し片付け

時間と距離を越えてきたゴミにロマンすら感じました。



平成生まれの昭和のお菓子を頂き少しのんびりしたあとオヒラキに。

楽しい卑し、、、いや、癒しの時間を過ごせました。

フィニヨンさん、この夜営を間接的にささえてくださった皆様、そしてこのブログを今読んでるそこのあなた
皆さんのお陰でまた次の日から仕事を頑張れます。

ありがとう。
和田平助⬅