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イイね!
2011年08月28日

【ハイサイド防止!】バイクの車重はある程度重いほうが良いのです!



峠で軽く攻めていると突然ハイサイドで飛んでいます。

アクセルを軽く開けた瞬間にリアタイヤのスピニングが発生し、しばらくしてからアクセルを戻したため、リアタイヤのグリップが急激に回復し、逃げていた遠心力が急激にバイクにかかることによってバイクが起き上がり、ライダーは空中に投げ飛ばされています。

もう一度、動画を見て頂けたと思います。

アクセルを開けてから、すぐに飛んでいるように見えたと思います。GSX-R1000などのハイエンドスポーツバイクに乗りたい、あるいは乗っているがよりペースを上げたい方は、この動画を研究すべきだと思います。

◇ハイサイドに至った経緯
寝かし込み中にアクセルを操作することで挙動の乱れが発生。
ダラダラ寝かしているので前後タイヤに荷重がかからずフワフワの状態のまま、バンク角だけは深くなっていく。
最大バンクに達してからすぐにアクセルオン。
リアタイヤに荷重が乗っていないのにアクセルを開けたのでスピニングが発生。
スピニングを放置(0.5秒程度)
リヤタイヤが本格的に流れたところでスロットルオフ。
リアタイヤのグリップが急激に回復し、ハイサイド。

◇考察
フロントタイヤに荷重を与えられていないので、旋回性を引き出すことができていない。その結果、バンク角で旋回性を確保しようとしている。

しかし、バンキングスピードが遅く、固いサスが沈んでいない状態のため、前後タイヤはフワフワと安定性の無い状態に陥っている。コーナリング初期にアクセルを操作しているのはフロントに荷重が乗ることに対して恐怖があったからだと思います。

おそらく、フロントタイヤを使った走り方の組み立てが出来ていなかった為、フロントタイヤのスライドが生じることが多かったのかもしれません。そのため、フロントタイヤを使うことに対して恐怖心が発生し、バンク角重視の走り方に陥ったものと思われます。負の悪循環と言えます。

◇ハイサイドしない方法(初級)
寝かしこみの最中はアクセル全閉をキープ
最大バンク角になってからリアタイヤに体重を預ける。
スロットルをほんの少しだけ開ける。
バイクが直立してからアクセルを大きく開ける。

※馬力があり過ぎるので昔のバイクみたいにアクセルを開けながら立ちあがるのはNG

◇ハイサイドしない方法(中級)
寝かしこみの最中はアクセル全閉をキープ
最大バンク角になった瞬間にリアタイヤに全体重を預ける。
アクセルを少し開ける。
スピニングが発生した場合は即座にスロットルをパーシャルまで戻す。
コーナー出口でバンク角が浅くなってくるにつれてスロットルをひねりこんで
いく。両腕でハンドル引っ張るようなことにならないように、リア荷重をキープしたまま上体を前傾させて加速Gに対してバランスをとる。

◇ハイサイドしない方法(上級)
ブレーキングでフロント荷重を大きく与える。
可能な限りバンキングスピードを高めて、前後タイヤに荷重を与える。
スロットル全閉でフルバンクに持ち込む。
ヒザを擦りながらアクセル開けていく。
バンク角が深いので、コーナリング中はパーシャル程度をキープする。
コンパクトに旋回して早めに向きを変える。
向きが十分に変わったら、バイクを起こしながら急激にアクセルを開けて加速する。

ハヤブサ(GSX1300R)とGSX-R1000の違いについて書いておきます。バイク屋に行くと、似たような値段でこの2種類のバイクが展示されています。ハヤブサは車重が重くて、鈍重なイメージを受けるかと思います。車重が軽いGSX-R1000の方が、簡単に乗れそうに思います。しかし、GSX1300Rはその重い車重によってリアタイヤにトラクションがかかるように設計されています。ライダーが意図的にリア荷重しなくても、かってにバイクがリアタイヤを押しつけてくれます。

だから、小生の見解では公道を走るバイクの場合は、ある程度の車重があったほうが安全だと考えます。

GSX-R1000にまたがってみると、非常に軽く、簡単に取り回しできるので魅力的に見えます。初心者であれば、こちらを購入したいと考えるかもしれません。しかし、かなりの前傾姿勢で、リヤ荷重は最小限しか確保されていません。太いリアタイヤにかかる面圧は低く、ハイグリップタイヤを履いていますが、その性能を引き出すためには相当なテクニックが必要です。

だから、ライダーのレベルを問わず、いかなる場面でも絶対の安定性を確保できるハヤブサの万能性は捨てがたく思えます。

スペックだけ見ると、車重が軽い方が楽で速いように感じますが、実際の走行現場では別の要因が強く出るのです。カタログスペックには表れない部分が、現実の運用においては最も重要なファクターとなります。

ベテランライダーがGSX-R1000ではなく、GSX1300R隼をあえてチョイスしているのには理由があるのです。最近のバイクは物凄い馬力があり、直線であっても、一度路面が下降して、その後盛り上がるような場面ではリアタイヤの面圧が低下することにより急激なスピニングが発生することもあり、運転には注意が必要です。

実際の事故例としては、CBR10000RRで高速道路を走行していた人が、トンネル内に入ったとたんにリアタイヤがスライドしたことによって、車体がいきなり真横を向いて側壁に激突したというものがあります。

詳しい状況は知りませんが、胸部パッドをしていたことによって命のは別状がなく助かったということです。面倒な胸部パッドを身につけて運転していることから考えると、けっして安全意識の低いライダーであったとは考えられず、ある程度はテクニックもあったものだろうと推測します。だから、リアタイヤの急激なスライドという危険は、いつ自分の身に降りかかってきてもおかしくない状況です。

そういうわけで、リアタイヤの安定性を考えると、「バイクの車重はある程度重いほうが良い」という一般論とは逆の結論に至るのです。

欧州車が続々とトラコンを採用してきているのは商品価値を高めて売れるようにするだけでなく、ライダーの安全を確保するという意味合いが強いと思います。

タイヤの賞味期限は最大で3年です。安全装備の充実も大切ですが、まずは転ばないことが最優先です。

※2013年11月7日 追記
このライダーが無謀運転だとは思いません。SSだとある程度の速度域で走らないと安定しないのは事実ですし、それほど無茶なペースだったわけでもないと思います。

だからこそ、誰にでも起こりうるリスクとして認知してもらえたらと思います。

タイヤの硬化やサスセッティング、サスの劣化などにより、微妙に喰いつくか思い切り滑るかという極端な差が出てきます。

SS乗りの方はメンテ重視されていることが多いですが、念には念を入れて整備しておくことが安全の実現には不可欠だと思います。
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Posted at 2011/08/28 00:36:50

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