徳島ヴォルティスvs清水エスパルス
1-2○
[得点者]
29分 犬飼 智也(清水)
35分 藤原 広太朗(徳島)
73分 金子 翔太(清水)
[交代]
64分 渡 大生→佐藤 晃大(徳島)
68分 大前 元紀→金子 翔太(清水)
70分 大埼 淳矢→木村 祐志(徳島)
78分 山埼 凌吾→キム キョンジュン(徳島)
85分 河井 陽介→本田 拓也(清水)
88分 三浦 弦太→鎌田 翔雅(清水)
[警告]
56分 井澤 惇(徳島)
[退場]
無し
[シュート数]
清水 *9(前半*5 後半*4)
徳島 *8(前半*5 後半*3)
清水の、そして他会場の結果次第で優勝からPO圏内への陥落まで可能性があったこの試合。
前節に自力昇格の権利を得たが、そのためには勝利以外に道は無かった最終節。
鳴門大塚スポーツパークには4000人を越える清水サポが遠征し、完全にホームジャック状態で始まったこの試合。
徳島は9位とはいえ3連勝中ということもあり決して簡単な相手ではなく、エスパの選手にも硬さが見られ、なかなか
チャンスを作れなかったが、元紀のFKから犬飼の松本からの復帰以来初となるゴールで先制することに成功。
その6分後にエリア外から綺麗なミドルシュートで同点にされるものの1-1で後半へ折り返す。
後半も一進一退でゲームは続くが、68分に負傷を抱えながら強行出場していた元紀を下げ金子を投入。
この采配が見事なほどに的中。弦太のスルーに反応し右サイドを突破したテセが完璧なピンポイントクロスを供給。
金子が左足でダイレクトで合わせ勝ち越しに成功。試合終盤には徳島のパワープレーで危ない場面もあったが
最後まで集中を切ることなく守り切りタイムアップ。
当然嬉しかったのもあったけど、それよりもホッとした。
アウェーで松本に負けて2位との勝点差が7に開いたとき、正直自動昇格圏はかなり厳しくなったと思ったし、
残り全勝してもギリギリ届くかどうか。
ところが難易度の高いこのミッションをこのチームは完遂してしまった。
清水エスパルスというクラブにしては出来すぎなくらいに。
これもコバさんの監督としての技量なんだろうな。今年、昇格請負人としてコバさんが監督に就任したとき
ある程度は行けるかなとは思ったが、1年で復帰なんて考えられなかった。2015シーズンが最悪だったから。
確かに前半戦は苦労した。が、後半戦は16勝2分3敗というハイペースで一気に上昇させてしまった。
やっぱり監督というのは選手以上に重要なポジションなんだということを改めて知った。
あと印象的だったのはタイムアップの瞬間、テセがピッチ上で号泣していたこと。
見た目からしても強そうでメンタルの塊みたいな選手だけど、そんなテセもプレッシャーを感じていたんだなと。
2016年J2リーグで26得点。文句なしの得点王。
ゴールだけでなく、守備も怠らず、体を張り、自分のゴールよりもチームの勝利が大事と事あるごとに言ってきた。
でもテセのゴールが無ければ9連勝なんて不可能だったし、もちろん自動昇格なんてありえなかった。
得点王は今期のテセのプレーに対する最高の勲章。本当におめでとうございます。
J1の皆様、1年で戻ってくることができました。来年、対戦できることを楽しみにしています。
そして、徳島ヴォルティスの皆様。
試合終了後の一連の儀式のために、ホーム最終節セレモニーの開始を待っていただきありがとうございました。
また鳴門大塚へ遠征する日を楽しみにしています。もちろんJ1の舞台で。
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清水エスパルス | 日記
Posted at
2016/11/21 23:16:04