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2017年02月12日 イイね!
2017新春乗り鉄旅②相変わらずスローペースのUPで申し訳ありません。またまた長過ぎるブログで恐縮ですが、最後までお読み頂ければ幸いです。今回は2日目の行程なのですが、あまりにも長すぎて全てを収める事ができないので分割させて頂きます。






第2日目・1月2日 
Part1 【サンライズ出雲~木次線と芸備線の旅】



静岡を過ぎた0時半頃に寝たのは良いのだが、結局4時半位に目が覚めてしまう。
窓の外を覗くと、どうやら吹田付近を走っているらしく、大阪まではあと少しだった。

そして大阪到着。運転停車のため客扱いは行わない。




再び横になるが、岡山では一大イベントである高松行きの瀬戸号切り離し作業を見物したいので、スマホのアラームを6:00にセットした。

そして起床し、身支度をする。
岡山到着の約15分位前に「おはよう放送」が流れたのだが、列車は約5分程遅れているとの事だった。昨夜熱海の手前のトンネルで緊急停車したのは何か異音がするとの事で点検のためだったらしい。ともあれ、トラブルもなく無事ここまで走ってくれて良かった。

6:32(所定では6:27)に岡山到着。
鉄道ファンはもとより、一般の乗客までもが一大イベントを見物するために皆一斉に7号車(瀬戸号)と8号車(出雲号)の間の連結部に向かっていく。




 (瀬戸号(左側)の切り離し作業)





連結を解いてそれぞれの貫通路を閉じ、そのまま瀬戸号は高松・琴平へ向けて発車していく。




瀬戸号の発車を見送ると、皆足早に車内に戻る。遅れているため準備が整えばすぐ発車するからだ。
結局、出雲号は所定より3分遅れで岡山を発車した。




倉敷で山陽線と別れて伯備線に入る。
(画像は、同駅発車後に撮影した水島臨海鉄道の倉敷市駅)



伯備線に入った処で夜が明けてきた。
しばらくは高梁川が車窓の友となる。




このように渓谷美を望める区間も。





谷田峠をトンネルで抜けると列車は鳥取県、つまり山陰地方に入る。
その1つ目の駅・上石見で特急『やくも6号』と交換のため運転停車。
『やくも』とはこの後武庫でも運転停車してすれ違う(8号)。




同じく上石見にて。さすがに山間部なので雪が積もっていた。




鳥取県に入ると今度は日野川に沿って走る。




車内放送で大山(だいせん)の観光案内があったが、残念ながら厚い雲に覆われてその山容を望む事はできなかった。
やがて山陰線が合流し、伯耆大山を通過して伯備線の旅が終わる。この旅での完乗路線第1号だ。




鳥取県西部の中心地・米子。国鉄時代からの駅ビルが健在。




『安来節』で知られる安来からは島根県に入る。いよいよ『サンライズ出雲』の旅もフィナーレに近づいてきた。
(写っている列車はやくも10号)




2日目朝からの天気はいちおう曇り空で経過していたのだが、県庁所在地の松江に到着する頃には残念ながら雨が降り出してしまった…。




その松江を過ぎると車窓右手には宍道湖が見えてくる。
シングルデラックスの客室からは見えないので、通路に出てしばらく眺めていた。





宍道湖とお別れすると、最後の途中停車駅・宍道に着く。
この後乗車する木次線の乗換駅だが、ココでは降りず終点の出雲市まで乗車する。
カーブドガラスは雨だれがひどいのが泣きどころ。




そして…東京から約12時間の旅を終えて、ついに終着駅の出雲市に到着!
回復運転の甲斐あってほぼ定刻であった。
到着時には雨がやんでいたのがせめてもの救い。






出雲市駅舎。高架駅だが、正面の車寄せには出雲大社をモチーフにした大きな屋根が掛かっている。


【第4ランナー】
山陰線 132K 普通 出雲市10:41→宍道11:01

編成…キハ47 167+キハ47 1017(いずれも米トウ) →宍道

木次線に乗るために宍道まで戻る。乗車券も『サンライズ出雲』まで使用していた1枚目のルートを一旦飛び降りる形で別途購入した。
1つ手前の西出雲始発の132K、平日は132Dを名乗るのだが休日ダイヤなのでKという地方では珍しい記号が付いている。今回の旅で初めてとなる国鉄型車両で、キハ47の2連。カラーリングもオリジナルの朱色5号を纏っているのだが、延命工事を受けているので側面の車体は大幅にリニューアルされている。




実は私、キハ40系列の北海道以外の車両に乗るのはコレが初めてなのだった。
キハ47は出入り口が中間に寄っているためワンマンカーには不向きで、運転台寄りのスペースの座席が撤去されて巨大な立ち席スペースとなっているのだが、吊り手が見当たらない。




132Kの車内はすいており、ボックス席を1人で座る事が出来た。




わずか20分の乗車で宍道に到着。132Kは私を含めて数名の乗客を降ろした後、米子へ向けて走り去った。




国鉄時代からある乗換案内の看板。
かつて急行『ちどり』があった頃の名残で「広島方面」の表記が残っている。さすがに山陰線からココで乗り換えて広島まで向かう一般客など今ではほぼ皆無であろう。




【第5ランナー】
木次線 1449D 普通 宍道11:19→備後落合14:34

編成…キハ120 5+キハ120-206(いずれも米キス) →備後落合
 
昨年、最初の開業から100周年を迎えた木次線。
三江線は廃線が決まってしまったが、この木次線もJR西日本の中では利用の少ないローカル線である事には変わりなく、『廃線危惧レッドリスト』にリストアップされるだろう。
かつてグリーン車も連結していた急行『ちどり』(広島~米子・鳥取)で陰陽連絡の一翼を担っていた同線も、元々線形が悪くてスピードが出せないという事情も災いし、高速バス網の発達によりすっかり寂れてしまった。
その木次線を乗り鉄するなら、是非『奥出雲おろち号』に乗ってみたいのだが残念ながら今年度の運転は終了してしまった。
ここ数年、冬場は特に山深い出雲横田~備後落合間が大雪が降ると列車の運行を諦め、雪解けまでバス代行になる。運休時期は概ね1月初旬~中旬以降だが、年末から翌春まで『冬眠』したケースもあり、天気にはヤキモキさせられた。この冬も現時点で既に冬眠中との事だ…。


木次線を全線直通する列車は2往復しかなく、その1本目となるのがこの1449D。宍道からの列車は多くが出雲横田止まりなのだ。
しかもこの列車は、かつての急行『ちどり』のスジに近い(ちなみに同列車が走っていた時期は同じ時間帯に全線直通する普通列車はなかった)。
先頭のキハ120-206は朱色5号の国鉄色。
JR化後に登場した車両で国鉄色を纏うのは他にも例があるが、コチラは復刻の意味合いではなく、あくまでも塗装簡略化の名目による。



後寄りの木次色のステンレスカー・キハ120 5は出雲横田までの回送で、締め切り扱いとなっており乗車はできない。




1449Dには既に20人位の乗客が乗り込んでいた。地元客もいるのだが、『青春18きっぷ』期間中という事もあって老若男女問わず乗り鉄が多い。中華系インバウンドのグループも数名乗っていた。
既に少ないボックス席は埋まっているので、私は進行右側のロングシートに身を置いた。


左側へ分岐していく線路が木次線。同線で使われていた4番線は撤去され、ホームだけが残っている。
計30人程の乗客を乗せて宍道を出発。




木次線の要衝である木次。同線を管理し、使用車両のキハ120が配置されている木次鉄道部がある。
1番線には、12:16発宍道行きの1452Dが停車していた。




出雲三成~亀嵩間は、斐伊川に沿って走る。




松本清張の小説『砂の器』に登場する亀嵩は駅舎内にそば屋が入居しており、出雲そばが食べられるお店として有名。事前に電話注文しておけば列車の到着時に代引きで『そば弁当』を受け取れるのだが、正月のためか残念ながら休業日だった。




木次と並んで木次線の要衝である出雲横田に到着。
備後落合へ直通する列車はいずれも停車時間が長い。この1449Dも15分程停車する。



ココで回送車を切り離し、折り返し宍道行きの1454Dとして12:59に発車していく。



右隣の便所棟も含めて神社風の造りの木造駅舎。荘厳な佇まいが、神話の里に相応しい。






出雲横田を出ると、いよいよ山岳路線の色合いが濃くなる。先日に積もったであろう雪がまだ残っていたりする。




そして、3段式スイッチバックで有名な出雲坂根に到着。
折り返し準備のためココでも長時間停車。





出雲坂根の駅舎。駅自体の利用客は極めて少ないのだが、建物は新しくなっている。
列車はスイッチバックで高低差を稼ぎ、背後の山を登っていく。



当駅でもう一つ有名なのが、この『延命水』。
この付近には元々狐や狸が多く、寿命100年を越えたといわれる古狸が好んで飲んでいたという言い伝えがその由来となっている。



駅前にも延命水が飲めるあずまやがある。



そして、国道から一段下がった場所にも延命水が飲める場所があったので行ってみた。



そこにはお地蔵さんと浄財箱があり、私は少しの小銭をその箱に入れ、延命水をすすった。





出雲坂根を発車し、いよいよ3段式スイッチバックに入る。
列車は反対向きに進路を変え、奥に見えるダイヤモンドクロッシングから右側の加速線へ入っていく。




そして右側から備後落合方面へ向かう本線が合流。
ポイント部はスノーシェッドに覆われている。



行き止まりの加速線で一旦停車し、ポイントが切り替わると列車は再び元の向きに変えて備後落合へ向けて出発する。
そして、木々の向こうの奥に先程停車していた出雲坂根の駅が見える。





木次線がスイッチバックで山を越えるのに対し、平行する国道314号線は『奥出雲おろちループ』で標高差を稼ぐ。
元々この道路が開通していなかったために木次線は特定地方交通線入りを免れたのだった。





JR西日本管内で最も標高の高い(海抜726m)駅である三井野原(みいのはら)。かつてはスキー客で賑わったというが、今はこの駅の利用客も極めて少ない。
当駅を出発すると間もなく広島県に入る。




宍道から81.9㎞の距離を実に3時間以上も掛けて、ついに終点の備後落合に到着した。
ほぼ全ての乗客が、芸備線に乗り換えるため反対側のホームへ向かっていく。




かつては陰陽連絡の要として賑わった備後落合。
急行『ちどり』廃止後は売店や駅弁もなくなり、駅自体も無人化されて非常に寂しくなった。
本当は駅舎の写真も撮りたかったが、次に乗る芸備線444Dの接続時間がわずか3分しかないので諦めざるを得なかった。




【第6ランナー】
芸備・伯備線 444D 備後落合14:37→新見16:00

キハ120-342(岡オカ


備後落合駅のこの時間帯は木次線と合わせて3方面の列車が同時に停車しており、まさにゴールデンタイムである。
いずれも当駅での折り返し運転で、各線とも少ない列車を効率的に乗り継ぐには大変好都合なので乗り換え客で賑わう。しかし18きっぷ期間中以外は閑散としているのだろうが…。

芸備線の三次行き359Dと並ぶ新見行き444D(画像右)。いずれもキハ120の300番台の単行だが、担当する車両基地(鉄道部)が別々なのでカラーリングも異なる。乗り換え時間が短いので誤乗に注意を払わねばならない。無人駅なので車両前面の行先表示と車外スピーカーからの案内音声が頼りだ。
同線は当駅で運転系統が完全に分断されており、全線を直通する列車は1つもないが、かつては急行『たいしゃく』が広島へ直通していた(備後落合~新見間は普通列車)。
この芸備線のうち、備後落合~東城間は列車本数が1日3往復しかないのもさることながら、輸送密度がなんと一桁の「8」(2015年)という超閑散路線なのである。同じ路線名でありながら都市近郊路線である広島~狩留家間が9000を超えるので、凄まじい落差だ。参考までに、JR北海道で廃線となった江差線(木古内~江差間)は41(2011年)で、同社の現存する路線で最も少ない札沼線(学園都市線)の北海道医療大学~新十津川間が79(2015年)なので、如何に乗客が少ないかを物語る。まさに『廃線危惧レッドリスト』にリストアップされる区間だ。従ってこの区間も乗っておきたいと思い、ルート上に組み入れた。




444Dの乗客も約30人程乗っており、木次線1449Dで見た顔ぶれも多く、中には若い女性もいた。地元客はほとんどいないようで、乗り鉄専用列車の感がある。
やはりボックス席は埋まっているので今回もロングシートに座る事となる。


この芸備線も木次線同様、限界集落を縫うようにして走り、30㎞/h前後の速度制限区間も多く、急曲線も相俟ってノロノロ運転を余儀なくされる。





備後落合を出て1つ目の駅・道後山。6.8㎞の距離に対して15分も要している。
当駅から2つ先の内名と合わせて、いわゆる『秘境駅』の1つに数えられている。




高梁川水系の成羽川(なりわがわ)。小奴可から東城まではこの川に沿って走る。
備後八幡~東城間にて。




広島県内で最後の駅である東城に着く。急行『たいしゃく』の愛称の元となった帝釈峡への下車駅であるが、さらにバスで28分を要するので鉄道利用で来る観光客は少ないのであろう。
ココから数名の地元客が乗ってきて、座席はほぼ埋まった。




芸備線の起点である備中神代。0キロポストが見える。
列車は伯備線に入り、終着新見を目指す。




伯備線の駅でありながら、芸備線に直通する列車しか停車しない布原。
SL時代はD51の3重連を撮るのに多くの撮り鉄が集まった。




約1時間半の旅を終えて、終着新見に到着。この後、381系特急『やくも17号』に乗り換えるのだが、以降は次回にお送りさせて頂く。


以下、次回に続く。
Posted at 2017/02/12 22:59:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2017年02月04日 イイね!
2017新春乗り鉄旅①今回から数回に分けて、1月1日元旦から4日の間に各地を巡ってきた乗り鉄旅を紹介させて頂きます。本来ならば1月上旬にアップしたい処でしたが、諸事情によりみんカラどころではない日々が続いたため遅々として進まず、結局2月に入ってしまいました…。




今回の旅行は、国鉄が民営化されてJRが発足したのと、私自身の乗り鉄歴が共に30周年になるという事でその記念旅行として企画し、2018年3月いっぱいの営業で廃線となってしまうJR西日本の三江線と、一般が乗れる唯一の寝台列車となったサンライズエクスプレスに往復乗車する事を軸に昨年の秋頃から計画を練り、まとまった休みが取れる正月に実行してきました。

私自身、JR化以降は北海道の鉄道ばかり目を向けていたのですが、ここ最近は道外の鉄道にも興味を持ち始め、生きているウチに日本全国の鉄道を完乗したいという思いが芽生えて参りました。そんなワケで、今乗っておきたい路線や車両を幾つか押さえてルート上に組み入れた旅行を思い立ったのです。

今回の旅のポイントとして…

①…往復サンライズエクスプレス乗車(往路は出雲で帰路は瀬戸)
②…中国山地のローカル線巡り(木次線、芸備線(一部)、三江線)
③…国鉄特急型の生き残りで元祖・日本における振り子式特急381系『やくも』乗車
④…四国1/4周乗り鉄で気動車特急3形式(185・2000・N2000)乗り比べ
⑤…秋田新幹線『こまち』初乗車
⑥…秋田内陸線『犬っこ列車』と花輪線に乗る


ちょっと欲張り過ぎてしまいましたが、短い日程という事もあって新幹線や特急列車の乗車比率が多い旅となっております。

それでは、旅の様子をご覧ください。いつもながら長~いブログですが、最後までお読み頂ければ幸いです。


第1日目・1月1日【札幌からサンライズ出雲乗車まで】


札幌は珍しく穏やかな元旦の朝を迎えた。ただ、曇り空で初日の出を拝む事はできなかった。
自宅で家族と共におせち料理をつまみ、正月気分もそこそこに旅支度をする。元旦位は家でのんびりしていたい処だが、今回の乗り鉄旅は『サンライズ出雲』のチケットを取る都合上、帰省とUターンの狭間のため少しでも有利な元旦出発に設定したのであった。

元旦早々からの乗り鉄は15年振りだ。その2002年、JR北海道から発売されていた元旦と2日の2日間のみ有効だった『新春特割きっぷ』というJR北海道全線乗り放題乗車券を利用し、実家のあった網走をスタートして釧路、札幌、函館、稚内、富良野、新得と各地を乗り歩いてきたのであった。期間内は特急の普通車指定席に乗り放題(しかも指定券の枚数制限もなかった)でありながら¥10,000という超破格の価格設定だったという事がウケて、多くの乗り鉄や帰省客に利用されていた。

最寄り駅から乗った最初の列車は731系6連・G106+105の548Mで、旅のスタートにこんな電車というのは少々気が滅入る。オールロングシートなのは仕方ないにしても、この731系のシートはクッションが薄っぺらくて座り心地はあまり良くなく、転換クロスの721系や最新の733系と較べると見劣りするのは否めない。

10:33に札幌に着く。隣の8番線にはこれから乗るキハ281系『スーパー北斗10号』が既に入線済みだった。



【第1ランナー】
千歳・室蘭・函館線 10D スーパー北斗10号 
札幌10:44→新函館北斗14:10

~編成表~(太字は乗車した車両)
(①②④⑤は普通車指定席、③はグリーン車、⑥⑦は自由席)
①キハ281-4②キハ280-107③キロ280-4④キハ280-104⑤キハ280-1⑥キハ280-901⑦キハ281-1 ※すべて函ハコ






元旦早々、スーパー北斗は混んでいた。15年前のこの日に乗った時も上り函館行きは混んでおり、ほとんど満席状態で隣の客がいる状態では息が詰まる旅路だった。『新春特割きっぷ』の効果もあったのだろうが、この札幌~函館間は特に混み合っていた。

それでなくても、インバウンド客のお陰で札幌~函館の日中を走る特急は常に混雑するようになった。この『スーパー北斗10号』も例に漏れず、大きなキャリーケースを携えた中華系旅行者が目立つ。混み込みする普通車を嫌って私はグリーン車1人掛けの切符を押さえていた。
札幌を発車、車内放送で車掌が「本日の指定席は満席です。お席の変更はできません」と告げる。忙しい世の中で正月休みが短いからなのか、正月に対する国民の考え方が変わってきたからなのか元旦から移動する客は多い。私が乗っているグリーン車も、2つ目の停車駅・新札幌で全ての席が埋まった。




今回使用する乗車券の1枚目と『スーパー北斗10号』の指定券。
ルート上、トクトクきっぷの類は使えないので乗車券はできるだけ片道の最長距離で発券して頂いた。経由地があまりにも多いため、印刷しきれない分は手書きにて表示している。



苫小牧から太平洋側に出る。私の席は海側で押さえていたが、残念ながら時折日差しが見られる程度で雲が多い。



洞爺を過ぎて『日本一の秘境駅』の称号名高い小幌を一瞬で通過、さすがに誰もいないかと思いきや、元旦早々撮り鉄に勤しんでいる男の姿が見えた。




長万部は駅弁『かにめし』が有名だが、製造元は残念ながら元旦という事で休業日だった。車販でも列車にもよるが到着1時間前までアテンダントに注文しておけば買う事ができるのだが、他の乗客とのやり取りで「今日はお休みなんですよ… 」というのを耳にし、諦めたのであった。




八雲を過ぎて森近くになると駒ヶ岳が見えてくる。その麗姿、やはり山頂は雲が多くて見る事はできなかった。


(森を過ぎ、姫川付近の駒ヶ岳)




大沼公園では多くのインバウンド客が自由席車の乗車口に列を成していた。相変わらず同駅~函館の短区間だけ特急に乗る乗客は後を絶たない。2013年夏に起きた183系車両炎上事故による減便期間中はとにかくパニックであったと聞く。大沼公園折り返しの普通・快速列車を設定する事は出来ないものか。




14:10、北海道新幹線の乗換駅である新函館北斗に着いた。




【第2ランナー】
北海道・東北新幹線 9028B→3028B はやぶさ28号
新函館北斗15:35→東京20:04


(固定編成に付き編成番号のみ表記)
はやぶさE5系10両U21編成(仙セシ⑨E515-21
盛岡よりこまちE6系7両Z6編成(秋アキ)を後部に併結

実は、北海道新幹線に乗るのは2度目だ。
しかも、開業2日目の昨年3月27日の事で、前回のブログはあまりにも急ごしらえだったのでその事を入れるのを忘れてしまっていたのだ…(汗)。
なぜ乗ったのかというと、JR北のツインクル旅行商品を利用して『東京ディズニーランド®』へ家族旅行した際の足として往路だけ乗ったのである(復路はJAL機)。車両は残念ながらH5系ではなく、東日本車のE5系であった。

乗り鉄や撮り鉄の身にしてみれば、新幹線は憎き存在だ。かつてSLを駆逐したディーゼル機関車がファンに憎まれたように、新幹線の開業や充実に伴って寝台列車が次々と失われていく羽目になったのだから。
もしも、『北斗星』など札幌発着の寝台列車が今でも残っていたならば必ず行程に組み入れていた。
しかし、青函トンネルを越えて北海道~本州を鉄道で移動するには今や新幹線しか選択肢がない。あくまでも、移動の手段として割り切るしかない。飛行機(に乗る事が)嫌いの私は、それに乗る位なら新幹線のほうがよっぽどマシである。

その北海道新幹線の当面の終着駅・新函館北斗に約9か月振りに降り立つ。前回乗車した時は乗り換え列車までの時間が短かったため駅をじっくり見て回れなかったのだが、今回は時間がたっぷりある。





本来、『スーパー北斗10号』に接続するのは14:44発『はやぶさ26号』であるが、定時運転が身上のJRも例のトラブル続きで最近は信用ならず、時期的に雪の問題もあるので『サンライズ出雲』に確実に乗るために多少の遅れも考慮した行程を組んでいた。そのため1時間半近く空いている。

ひとまず駅前に出てみた。駅の隣ではホテルが建設中で、もうすぐ完成のようだが、他にはレンタカー会社の営業所が店を構えるだけでコレといった商業施設は建っておらず相変わらず寂しい駅前風景だ。




立派な外観とは裏腹、駅の中身としては比較的簡素だと思う。もともと『渡島大野』という小駅だった当駅、新幹線の開業後は在来線への乗り換え駅という役目が大きいという事もあり、駅ナカ商業施設もなく、キヨスクも改札外は小規模なものがあるだけで、改札内の店のほうが充実している。

それでも1階には『ほっとギャラリー』という多目的スペースがあり、そこには駅の所在する北斗市にちなむ『北斗の拳』のケンシロウの像が。




そのギャラリー内には臨時売店が出店しており、この後新幹線車内で食べる弁当を購入。




しかし、駅舎内にあまり見どころがないため結局時間を持て余す事になる。駅舎2階の展望デッキで先発の『はやぶさ26号』を見送り、その後ホームに降りる。

今回乗車する『はやぶさ28号』、本来ならば新青森発なのだが、多客期は北海道新幹線を延長運転して新函館北斗からの始発となる。つまり列車番号も延長区間は9000番台が振られている。車両は残念ながらH5系ではなくJR東日本が保有するE5系による運用だ。JR北海道が4本保有するH5系のうち2本は予備車及び青函トンネルでの異常時における救援車として車庫で常に待機しており、そのためにわざわざ車両を保有しなければならないのは実に非効率だ。






この列車もグリーン車の指定券を確保してある。今回の旅で、基本的に乗車時間が3時間以上になる昼行列車はグリーン車に乗る事に決めていた。閑散期なら普通車でも十分なのだが、隣の客の存在はストレスに繋がるので…。





新函館北斗を出発、遠くに函館山が見える。しかし、車両の高さまで防音壁が設置されている区間も多く、あまり景色は楽しめない。それでも北海道新幹線に乗るならA席のほうがお薦めだ。函館山もそうだが、青函トンネルを抜けて本州側へ出ると遠くに陸奥湾を望める区間があるからだ(ちなみに今回乗車したのはD席)。





青函トンネルに入り、買っておいた駅弁を食す。
新函館北斗駅は函館駅の『みかど』と八戸駅の『吉田屋』の2社が駅弁を販売しているのだが、今回購入したのは後者の『北海道 肉敷き牛ステーキ弁当』。
肉好きにはたまらない逸品だが、温かい状態で食べられないのが惜しい処。




新函館北斗からのグリーン車は3割程度の乗車率ですいていたが、次の新青森から隣のC席に乗客の若い男が座ってくる。

既に夕刻で外の景色も望めないので、この旅のために買っておいた宮脇俊三の『最長片道切符の旅』を読みながら過ごす。本書はまさに乗り鉄のバイブルだ。ただ、それに書かれている旅を実行された40年程前とは鉄道事情が一変してしまい、当時と同じルートで乗り歩くのは不可能になってしまった。しかし、いつか私も事情が許せば『最長片道切符』での乗り鉄をしてみたいと思っているのだが…。

盛岡では6分停車し、E6系の秋田新幹線『こまち28号』を後部に併結。17両の長大編成で東京へ向かう。






新函館北斗を発車して約4時間半の20:04、終着の東京に到着。
さっそく車内清掃が入り、折り返し新青森へ向かう最終列車『はやぶさ35号』となる。




【第3ランナー】
東海道・山陽・伯備・山陰線 4031M サンライズ出雲
東京22:00→出雲市9:58

(固定編成に付き編成番号のみ表記)

イモI3(①~⑦サンライズ瀬戸)+海カキI4(⑧~⑭サンライズ出雲)⑪サロハネ285-3001

いよいよ、お待ちかねの『サンライズエクスプレス』だ。今や一般が乗れる最後の寝台列車となったのだが、『走る旅のテーマパーク』的存在だった北海道直通寝台列車と比較すると旅情が薄れてしまうのは否めない。この『サンライズ』の運行主体であるJR西日本は、豪華列車『トワイライトエクスプレス瑞風』とは別に一般人でも気軽に鉄道の旅を楽しめる列車を企画するというが、果たしてどんな列車になるのだろうか。かつての『トワイライト』や『北斗星』のように乗るだけでワクワクするモノを期待したい。


(東京駅八重洲口)


(コチラは丸の内口)




先に食料を調達すれば良かったのに、↑の写真を撮りに行ったせいでその間に地下の店舗は軒並みラストオーダーになってしまい、あちこちウロウロした後に結局『駅弁屋 祭』で調達する事になるのだが、夜遅いからなのか正月だからなのか、私の好むような駅弁がなくてお寿司系や魚介系の駅弁ばかり残っている。それでも、日本最東端の駅弁である厚岸(根室線)の『かきめし』がラインナップされているのには驚いた。
私は高崎の『だるま弁当』を買ってホームに出る事にする。




ホームに上がると既に『サンライズ瀬戸・出雲』は入線済みだった。






今回乗車するのは『サンライズ出雲』。



途中岡山まで併結される『サンライズ瀬戸』は、この1日発は土讃線の琴平まで延長運転。ちなみに瀬戸号は帰路に乗る事になっている。




出雲編成はJR東海保有の3000番台が充当。瀬戸編成はJR西日本保有の0番台だ。
今回の旅は、九州を除くJR旅客5社の路線を利用する事になるのだが、東海に関しては『サンライズエクスプレス』で通過するだけなので途中駅での乗降は全くない。せめて車両だけでも…と思っていた処だったので、いちおう同社のお世話にはなる。




今夜のお部屋、シングルデラックスの26番。
ナンダカンダ云いながらも、やっぱり鉄道の旅は個室寝台に勝るモノはない。
寝台券の取りやすさを考慮したため禁煙室ではないものの、タバコ臭さは全く感じないのでむしろ禁煙指定しなくても良いのかも。



さすがA個室だけあって、なかなか贅沢な室内空間。床面積はあのロイヤルよりも広く、独立した洗面台はサンライズならではのアドバンテージ。




シングルデラックスはアメニティセットも完備。同梱されているシャワーカードで車内に設置されているシャワールームを利用できる。
(結局アメニティは勿体なくて記念に取っておいてある)




このシングルデラックスの寝台券は、札幌市内の某駅で10時打ちしてゲットした。「1人用個室のどれか」でお願いしていたのでシングルが取れれば良いほうだと思っていたのだが、4種類すべてのバリエーション(他にはシングルツインとソロ)が取れてしまい、せっかくなので最上級のシングルデラックス以外は放出したというワケ。『北斗星』の10時打ちは散々だったが、さすがに『サンライズ』は廃止の予定もない事から切羽詰まった状況ではないようだ。
ところで乗車券だが、伯備線の分岐点である倉敷で下車するワケではなく、三江線を含めた一筆書きルート上でダブる倉敷が着駅となっているのである。詳細は追って説明するとしよう。




1つ目の停車駅である横浜を過ぎると、いよいよ私にとっての未乗区間の旅が始まる。東海道線の大半の区間を走行する事になるのだが、京浜東北線や横須賀線、そして美濃赤坂支線などの別線や支線があるため今回は完乗できない。さらに云えば平行する東海道新幹線も『東海道線』の別線扱いなのだから…。

この辺で東京駅で買った『だるま弁当』を開く。山菜中心の弁当なのだが、残念ながらオカズになる食材が少なくて私にしてみれば物足りなかった。




遅い夕食を済ませ、夜の車窓を眺める。
列車は既に相模灘(相模湾)が見られる区間を走行していた。ベッドの上から夜の海を眺めるのも悪くない。特に根府川付近は見晴らしが良く、改めて昼間の列車からも眺めてみたいと思った。
(走行中はブレてしまうので写真は敢えて撮っていない…)


ところが…列車が静岡県に入り、熱海近くのトンネル内で緊急停車。信号待ちなのか詳細は不明だが、数分停車の後再び発車した。
程なく熱海に停車。伊東線の乗り換え駅だが、伊豆急の電車も乗り入れている。隣の線路には元東急の電車が、翌朝の運用に備えて眠っていた。



シングルデラックスは2階席なので天窓から星空を望める。
この熱海停車中に、冬の星座オリオン座の撮影に成功した!




熱海を過ぎるとJR東海の管轄となり、難工事だった丹那トンネルに入る。
このタイミングでA個室用のシャワールームを利用する事にしよう。
臨時『北斗星』のロイヤルで列車内のシャワーは体験済みだが、共用シャワールームを利用するのはコレが初めてだ。



シャワーカードのお湯の出る時間は6分間だが、頭と身体をひと通り洗い、ボディスポンジをすすいでも結局1分近く余った。しかし髪の長い女性はすすぎの時間が足りず、ちょっと厳しいかもしれない。




身支度を済ませて個室に戻る。
所定では0:20静岡に到着するのだが、熱海手前の緊急停車の影響もあって10分位遅れていた。
さすがにもう遅いので、この辺で寝るとしよう。
(画像は静岡発車時。奥にはN700系新幹線車両が夜間滞泊中)



~以下、次回へ続く~














Posted at 2017/02/04 16:08:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2016年12月31日 イイね!
2016年最後のブログ。
去年に続き、今年は乗り鉄しまくりの1年でしたね…。
その分クルマ趣味は抑え気味でしたが(汗)。

というワケで、今年の『乗り鉄』をまとめて紹介します。
乱文乱筆(?)どうかご容赦くださいm(__)m


その①
去年惜しくも消えてしまった『北斗星』の後、唯一残っていた札幌~上野の寝台特急『カシオペア』。結局北海道新幹線開業を機に一般運行を廃止してしまいましたが、チケットが乗車2日前に手に入り、1月30~2月1日の間に急遽弾丸ツアーを敢行してきました。



上野到着後、大宮の鉄道博物館を見物、そして東北新幹線『はやぶさ』~急行『はまなす』で帰路に就きました。コレもカシオペアと同じく廃止の運命となってしまい、B寝台車に乗る事も本当に最後の体験となりました。





その②
『オホーツク流氷ノロッコ号』が機関車の老朽化のため’15~’16の冬限りで廃止となってしまうという事で最終日の2月28日に網走へ出て知床斜里まで往復乗車してきました。このシーズンはあまり流氷が見られなかったとの事でしたが、運良く(?)車窓から流氷を見る事が出来て、まさに有終の美を飾りました。




その③
3月ダイヤ改正で廃駅となった石北線の『白滝シリーズ』3駅を巡る旅として列車とレンタカーを組み合わせた旅に出ました。





その④
5月1日に宗谷線の特急『スーパー宗谷』と『サロベツ』で札幌から稚内を往復する旅に出ました。この宗谷線特急、来年3月のダイヤ改正で1往復を除いて札幌への直通を廃止される事が決まってしまいました。






その⑤
12月4日限りで廃止となってしまった留萌線・留萌~増毛間の最後の夏という事で7月と8月の2回、車窓から夕日を見るために乗り鉄してきました。








その⑥
以前紹介した道東乗り鉄旅。コチラは独立したブログ記事がありますのでお時間のある方はどうぞご覧ください。




その⑦
11月3日、地元の同意が得られて数年後の廃線がほぼ決まった石勝線の新夕張~夕張間の夕張支線を乗りに行き、その後3月ダイヤ改正で廃駅となる千歳線の美々駅にも行きました。






その⑧
11月23日、普段キハ54だけの留萌線にキハ40の臨時列車が走るという事で乗りに行きましたが、この日から国鉄色が増毛方に連結されるようになり、留萌~増毛間の最後に彩りを添えてくれました。真冬並みの寒気のせいで大雪が降ったのですが、最後の冬の姿も見る事が出来たのはちょっとラッキーかも?




その⑨
留萌~増毛間の最終日12月4日は本来行かないつもりだったのですが、家族から「行ってきたら?」という甘い誘惑で結局行く事に。増毛発の正真正銘、最終列車に乗るつもりでしたが、最終の1本前が増毛に到着した時点で最終列車目当てでものすごい行列が出来ており、結局断念してそのまま1本前で引き返してきました。




本来ならばそれぞれ独立した記事を立てたかったのですが、結局こんなカタチとなってしまったのは残念であります。来年はもう少しみんカラに時間を割く事が出来たら良いと思っております。

その来年…実は明日から、私の乗り鉄歴30周年という事で記念旅行に出掛けてきます。メインは『サンライズエクスプレス』と三江線に乗る事ですが、詳細は帰ってきてからブログで紹介していきたいと思いますので宜しくお願いします。



それでは皆様、よいお年を!
(何とか2016年中に間に合った…!!)
Posted at 2016/12/31 23:50:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
2016年12月31日 イイね!
今年もいろいろな所へ行きました。(ドライブ篇)

結局、今年もいろんなコトでバタバタし過ぎてみんカラ記事をあまり起こす事ができませんでしたが、せっかくの大晦日なので今年にクルマで出掛けた先をダイジェスト的に紹介したいと思います。乱文乱筆(?)ご容赦ください。






その①
まずは、正月休みに一家3人、2泊3日の日程で出掛けた温泉旅行。
1泊目は阿寒湖畔のニュー阿寒ホテルで。



翌日は妻と娘が大好きな知床第一ホテルでもう1泊。




その②
G・Wも2泊3日の日程でまた家族で十勝~知床の温泉旅行。
途中立ち寄った清水町の国道274号線沿いにある美蔓パノラマパーク。


5月だというのにまだ結氷していた然別湖。


この旅のメインは、妻が行きたいと願っていた幻の橋・タウシュベツ川橋梁のガイドツアーに参加する事で、糠平湖が渇水期だったため間近で見る事ができたのです。



ガイドツアーを終えた後は旧士幌線の線路跡に引かれている木製レールの上を走らせる『森のトロッコ鉄道 エコレール』に乗ってきました。


1泊目は十勝川温泉の某ホテルで泊まりましたが夕食のチープさにガッカリ。しかし2泊目は正月も止まった知床第一ホテルで温泉とグルメを満喫しました。


一度札幌に帰ったのですが、G・Wの最終日には娘と2人で洞爺湖へドライブ。
今年も桜の開花が早く、この時既に散り始めでした…。




その③
5月下旬には一人でまた十勝へドライブ。
旧国鉄広尾線の愛国駅へ。



その後、豊頃町にある汽水湖・長節湖に行ってみました。




その④
6月には三笠鉄道村へ。
急行型気動車のグリーン車・キロ26をバックに。ちなみに同形式は小学2年の時に家族旅行で一度だけ乗った事がありました(『大雪3号』)。




その⑤
同じ6月、「非常に珍しく」土曜休みとなったので家族で美瑛町にある神秘スポット『青い池』に行きました。8~9月に道内を相次いで襲った台風の影響で水が濁ってしまい元の青さに戻らないのでは…と心配されていましたが、その後再び青さが蘇ったようで、ひと安心。





その⑥
お盆休みはまたまた知床へ。ただ、いつものホテルの予約が取れなかったため別のホテルで泊まる事に。


翌日は生憎の空模様で、知床峠も霧で何も見えず、寄り道もせずそのまま羅臼側に下り、そのまま標津町~別海町にまたがる野付半島に行ってきました。




その後中標津町にある絶景スポット・開陽台に行ってみましたが、やはり生憎の空模様であまり遠くまで見渡せなかったのが残念でした…。


その後は弟子屈へ抜け、屈斜路湖畔のホテルに宿泊。


翌日は釧路経由で札幌に戻ったのですが、娘を遊ばせる目的で『釧路市こども遊学館』に立ち寄った際、駐車場でロイヤルサルーン同志、赤と黒で並んだのでつい撮っちゃいました(^^;)




その⑦
9月は、室蘭のスワンフェスタの花火大会に行きました。毎年恒例で行っていた花火大会が行けなかったのでその代わりとして…。


市内のホテルで1泊後、市立室蘭水族館にも行きました。昭和レトロなたたずまいが今となっては貴重です。




その⑧
10月半ばには三国峠へドライブに出たのですが、肝心の頂上付近は紅葉が見られなくて残念…。




その⑨
そして雪が降る少し前の11月20日。根室線の駅を巡るドライブに出掛けました。
来年3月のダイヤ改正で廃駅となってしまう富良野の隣、島ノ下駅。



富良野の下り方面の隣・布部駅。ご存知『北の国から』で麓郷を目指して五郎さん一家が降り立つシーンで登場したこの駅。根室線の富良野~新得間はバス転換が検討されるようになり、やがてはここも廃駅の仲間入りをしてしまうのだろうか…。


根室線は東鹿越~新得間が例の台風被害で不通となっており、暫定的な終着駅となっているのがこの東鹿越駅。


そして列車が来なくなった幾寅駅。ご存知健さんの『鉄道員(ぽっぽや)』の『幌舞駅』として一躍有名となり、今も時折観光客が訪れます。



この日最後に訪れたのが、浦幌町にある上厚内駅。
羽目板造りの木造駅舎が今となっては貴重ですが、ここも結局は3月ダイヤ改正で廃駅(信号場化)となってしまいます。



この時のドライブで、赤いクラウンは宣言どおり(?)納車の11月29日を待たずして20,000kmの走行距離を達成しました!
大体1年で10,000㎞程の一般的な走行距離を保っているのですが、コレは今までの愛車の中で最も低いペース。年間で約25,000㎞走っていたC34ローレルの頃と比べると、非常に少なくなりました。あの頃は若かった…。




本来ならば、ドライブに行く毎にそれぞれ独立した記事を立てるつもりでしたが、残念ながら時間的余裕がなくてこんなカタチになってしまいました…(-_-;)
次回(?)は2016に行ってきた乗り鉄旅行をまとめて紹介します(たぶん、本日中…)。

2016年11月10日 イイね!
代行バスを挟んだ道東乗り鉄旅・その③(後篇)大変遅くなってしまいましたが、ちょうど1ヶ月前、10月の連休に出掛けてきた道東乗り鉄旅行のブログもコレで完結。
東根室駅で降り立った後の行動、そして根室から釧路、そして代行輸送を乗り継いだ札幌への帰路をお送りします。

※お詫び…前回のブログで、根室港への貨物支線が国鉄最東端の線路と紹介しましたが、これは誤りで、東根室駅の釧路寄りが国鉄~JRを通じて最東端となります。お詫びして訂正します。但し、東根室駅が開業する昭和36年以前は昭和9年に開業した根室港駅(貨物専用)が国鉄最東端の駅でありました。ちなみに正真正銘、日本最東端だった線路は、昭和34年に廃線となった軽便鉄道・根室拓殖鉄道の歯舞駅付近がそれにあたります。



東根室駅を後にして、住宅街の道路を根室駅方面に向かいます。鉄道では1.5㎞の道程ですが、道路だと大体2㎞程度歩く事になります。
ただ、私は朝食を摂らずに出発したため、どこかで朝食を確保しようとスマホをいろいろ見ていたら根室のご当地グルメ・『エスカロップ』が食べられる店が8時台から営業しているようなので、そこへ行ってみる事にしました。




『Googleマップ』や『食べログ』を参考にしながら向かった根室駅前にある喫茶店『ニューモンブラン』は残念ながらまだ開店前だったようでシャッターが閉まったまま。このお店はエスカロップを生み出した洋食店『モンブラン』の後継店で、同店で修行したシェフが開いたお店との事。
(※画像は開店後に撮影。また根室に来た時には是非行ってみたい)



もう1店、元祖エスカロップの系譜を継ぐお店として有名なのが喫茶店『どりあん』。駅前から徒歩でだいたい10分位の『根室イオンSC』前にあり、コチラはキチンと営業中だったので店に入る事にしました。



根室はマチの規模にしては珍しく?喫茶店文化が盛んな土地柄なようで、このお店も朝8時からオープン。漁を終えて戻ってきた漁師の憩いの場となっているのでしょうか。ただ、客に漁師らしき人の姿は見えず、旅行者と思われる若い男2人組と地元の初老の男1人だけ。私はカウンターに座り、『エスカロップ』を注文。
接客担当の老婦人(おそらく創業者夫人か?)がオーダーを受け、如何にも職人気質なオーナーシェフが黙々と調理をこなす。


そして出てきた正真正銘の『エスカロップ』。
1969年開店当初から継ぎ足しながら使っているというデミグラスソースは意外とあっさりとした味わい。「コレがエスカロップの王道なのか」!と納得しながら平らげました。




やっとお腹が満たされてお店を後にし、再び根室駅に向かいます。
この建物は根室市役所。



コチラは国道44号と道道根室停車場線との交点。国道は立派な片側2車線ですが、走るクルマはまばら。
200カイリ問題で北洋漁業が衰退し、根室のマチは寂れる一方。北海道が3県体制だった明治の昔には『根室県』の県庁所在地だった時期があり、昭和中期には4万人台半ばまで増えた人口も今は2万7千人程。北方領土問題が解決すれば、マチが再び活気づくのでしょうが…。




再び根室駅に戻りました。
駅舎は市制施工の年、1959(昭和34)年築のブロック造り。




コチラ根室駅でも昨年にキヨスクが閉店してしまい、より一層がらんとした待合室。床のタイルの色が違う部分が元々キヨスクがあった場所。
かつてはローカル線の小駅にまで展開していたキヨスクも、道内では主要な駅ですら閉店に追い込まれる程急速に衰退してしまいました。せめて、周辺にコンビニのない駅には残して頂きたいのですが…(ちなみに根室駅周辺に食品スーパーはあるが、コンビニはない)



コチラの画像は、21年前に撮影した待合室の様子。
キヨスクも営業中で、待合室も乗客で賑わったものですが…。
ちなみにこの時は列車も2両編成でした。



帰りに乗車する快速『はなさき』までまだ1時間以上ありますが、がらんとした待合室で過ごす事に。
ところで、今回の旅に使った乗車券ですが、指定席特急券込みの『Rきっぷ』に代わって3月ダイヤ改正から設定された『乗車券往復割引きっぷ』の札幌~根室間(¥13,430、特急券は別売り)。ただ、今回の旅だと札幌~トマム間の自由席特急券の往復分だけ追加購入すれば良いので、不便な分お安く旅が出来るという事になります。ついでに云えば、10月8~23日の間の連続3日間乗り放題となる『秋の乗り放題パス(¥7,710)を使うともっとお安くなりましたが、札幌~新夕張間を普通列車で移動しなければならず、時間的に厳しくなってしまうので諦めました。




10:49に釧路からの普通列車5627Dが到着し、折り返し11:08発の3628D快速『はなさき』となります。車両はキハ54 521(
釧クシ)

往路に乗ってきたキハ54 507は方向幕が『快速』だけでしたが、コチラは『快速はなさき 釧路』と表示されています
(その代わり側サボはナシ)。




根室駅舎に掲げられていた花咲線のシンボルマーク。かつてはキハ54にも貼られていましたが、いつの間にか見られなくなりました。花咲駅が消えた今、この路線名自体虚しく思えてくる…。




釧路行き快速『はなさき』は乗客10名程を乗せて根室を発車。
運転士による珍しい『アルプスの牧場』オルゴール付発車アナウンスです. (短い区間ですが前面展望動画。お時間のある方はどうぞ↓) 





席に戻って再び車窓を楽しみます。最果ての景色は何度見ても美しい。
(落石~別当賀間の太平洋。対岸に見えるのは落石岬。)




『ルパン三世』の原作者モンキー・パンチ氏の出身地である浜中町の代表駅・浜中。とはいっても、実際この駅のある辺りは小集落に過ぎず、町役場のある霧多布までは10㎞近くの距離があります。ココではルパンの等身大パネルが飾られていました。




この快速『はなさき』は、かつての急行『ノサップ』と同じく厚床、浜中、茶内、厚岸にしか途中停車しない速達タイプ。
ただ、列車交換のある茶内では6分も停車し、せっかくのダイヤもムダな気がしますが、鹿など野生動物の侵入に伴う遅れを調整するという意味もあるのでしょうか。
姉妹列車である3629D根室行き快速『ノサップ』と交換。今もその名跡を残すのはこの1本だけ。3月ダイヤ改正まではもう1本、深夜に根室を発車する便がありましたが、利用客僅少のため減便の対象となってしまいました。




糸魚沢~厚岸間の厚岸湖。車両後部の窓から撮影。


厚岸では小学生の一群ら10数名の乗客が乗ってきて、車内は一気に賑やかになりますが、その小学生の乗車マナーが何とも悪いこと…。座席が空いているにも関わらず、周りとオシャベリしたいがために通路に座り込んでる女子がいて、私がトイレに立った時に避けようともしないのです。ソイツの親はきっとDQNですな…(-_-;)



厚岸を発車後に見える厚岸湾と大黒島。



門静~尾幌間で、並行する国道44号を走っていたくしろバスの『ルパン三世ラッピングバス』と出会います。



釧路川を渡ると快速『はなさき』の旅もフィナーレ。



そして、釧路駅5番線に到着しました。



2番線には例の『ルパン三世ラッピングトレイン』が根室行き5631Dとして発車を待っていました。残念ながら今回は乗車する事ができませんでしたが、次回はJR釧路支社のHPに掲載されている運用表を参考に乗りに行こうと思います(果たして…その頃まで継続されているのかな?)




撮影をしていたら、前日に乗ったキハ283系の帯広発臨時快速9331Dが1番線に到着しました。この車両が折り返し、帰路に乗車する帯広行き臨時快速9310Dとなります。この画像だと、ルパンが283系に向けて銃を向けているように見えますね(^^;)



発車まで約1時間半の待ち時間があり、車内清掃中なのでその間に昼食として駅舎内にあるそば処『霧亭』に入りました。JRの多角経営の一環として同社発足当時からある息の長いお店です。店内には国鉄時代の古い路線図や、1983年に特定地方交通線廃線第1号となった白糠線の『白糠⇔北進』サボなど鉄道ファンが喜ぶ品が飾られています。



私は天丼とそばのセットを注文。そこそこお味も良かったです。



昼食を終えて、車内清掃が終わったようなので改札をくぐって臨時快速に乗り込みます。LED発車案内板の行先は『札幌』と表示されていますが、あくまでも2回乗り換えてのハナシ。廃線となった士幌線の十勝三股行き(『糠平からバス代行』)を彷彿させる…。



帯広行き臨時快速9331Dはキハ283系(札サウ)の5両編成。




私は前日と同じ1号車に乗車(キハ283-4)



14:50に釧路を発車。
車内探検はしなかったので全体の乗客数は不明ですが、3連休の最終日、なおかつ札幌への最終便なので往路の帯広→釧路の臨時快速よりは乗客が多いように見えました。

臨時快速は途中の白糠、浦幌、池田と停車し、同じ停車駅の『スーパーおおぞら2号』並みの1時間25分で15:30帯広に到着。
トマム行きの代行バスは駅の南口から発車します。




代行バス6便は3連休の最終日という事もあり、乗客が多い事を見込んでか5台体制。先頭1号車のみジェイ・アール北海道バスで、他はすべて旭川電気軌道からのチャーター。



私が乗ったのは旭川電軌の3号車。またも先代のエアロクイーンでした。欲を云えば2号車と5号車に使われていた最新型のエアロエースに乗りたかったなぁ…。
ただ、乗客は往路のように詰め込まず、2人掛け席を1人で使えたのでその分快適だったかも。




代行バスは16:45に夕闇迫る帯広を出発。



音更帯広ICから道東道に入るのですが、道路情報板には「十勝清水→トマム 渋滞14㎞」とイヤ~な表示が…。
十勝清水ICを過ぎて峠越え区間に入ると、やはり渋滞が始まっており、低速で辛うじて流れていたと思いきや、完全停止…orz
その後動いては止まるの繰り返しをしているうちに、バスの到着時刻18:15を過ぎてしまいました。




結局、トマムに到着したのは定刻より7分遅れの18:23。このような事態も起こり得るので、代行バスの所要時間と乗り継ぎへの時間に余裕を持たねばならず、札幌~帯広・釧路間全体の所要時間は延びてしまうワケです…。



代行バスの乗客は一斉にトマム駅舎へゾロゾロと吸い込まれ…



札幌行きの臨時特急9010Dに乗り込みます。車両は261系の6両編成。



私は往路と同じ2号車に乗車(キハ260-1106)



代行バスは遅れても、乗客は無事全員乗り継げたようでトマムを定刻の18:36に発車。臨時特急に乗り継いだのは120名弱程度で、3連休の最終日、なおかつ札幌への最終という事もあり往路よりは乗客が多かったですが、平常時の特急と比べるとやはり少ないかも。
乗降口に近い先頭6号車が30名程の乗客が乗っていましたが、後部車両に行くにつれ少なくなり、1号車のグリーン車は乗客ゼロで終始。



9010Dは20:15に終点・札幌に到着。根室~札幌を通しで移動するのはなかなか大変なコトでした。
いちおう、今回バス代行だった区間も年内には復旧する見込みなのでまた来年、『スーパーおおぞら』乗り継ぎで根室へ行こう!




札幌からは学園都市線に乗り換えて帰宅なのですが、その733系6両編成が『快速エアポート』用の3000番台で、この増備のお陰で、札幌圏の近
郊電車
6両編成ならuシート付き編成に当たる確率が高くなりました。東京圏の近郊電車だとグリーン車相当の設備にも関わらず、『快速エアポート』以外の列車に連結されていれば特別料金不要で乗れるワケで、いわゆる『乗りドク列車』という事になります。そのuシート車に乗って旅の締めとさせて頂きました。




というワケで今回の旅が終わりましたが、乗り鉄ネタはまだまだ豊富にあるので暇を見てアップしていきたいと思います。
(そういえばこの旅行のちょうど1年前に、『急行はまなす』に往復乗車してきたのですが、その時のブログはもう少しお待ちください…m(__)m)


(長々とお付き合い頂きありがとうございました。)
Posted at 2016/11/10 22:41:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄&バスネタ | 旅行/地域
プロフィール
どうも、nigomaruです。 免許を取って以来21年の長きに亘って日産車一筋のカーライフを続けてきましたが、2014年に210クラウンハイブリッドを購入し、...
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トヨタ・クラウン KeePer LABO 札幌店・テクニカル(北海道) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/17 22:43:39
【トヨタモデリスタ神戸】 クラウン用ニューパーツ装着! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/11/24 22:17:44
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210クラウン乗りの方、その他車種の方でも趣味や興味が合えば宜しくお願いします。(詳細は自己紹介欄を必ずお読みくださいm(__)m)
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