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2015年05月14日

臨時寝台特急北斗星の旅・ふたたび

臨時寝台特急北斗星の旅・ふたたび

最近、再び鉄ネタばかりで申し訳ありませんm(__)m
4月3~4日の日程で、大幅遅延となってしまった臨時北斗星に乗ってきたのですが、それに懲りる事なく、GW最初の祝日である『昭和の日』前日の4月28日に再び札幌発の同列車に乗って首都圏に行って参りました。
5月以降、私の仕事も繁忙期に入るので、
鉄は、アツいうちに乗れ!!をモットーに乗れるうちに乗っておいたほうが後々後悔する事もないワケでして。
何たって、北斗星に乗れるチャンスは8月までしかないんですよ!!





今回の旅には、もう一つ目的があります。
あず吉さんとのプチオフリベンジです!!

残念ながら前回は北斗星の大幅遅延によって予定を変更せざるを得なくなってしまいましたが、是非ともそのリベンジを果たすべく私のほうからあず吉さんにそのお話をした処、快諾を頂き北斗星が上野に到着する29日に横浜でお会いする予定が決まりました。


さて…臨時化によって運転日が減少し、ますますチケットが取りにくくなった北斗星ですが、「10時打ち」が瞬殺で満席になったとしても時間が経つにつれて解放B寝台を中心にキャンセルが出る事も少なくありません。
当初、札幌を24日(金)発の便に乗ろうとして開放B寝台の下段を取ったのですが、事情があってこの日に乗る事が叶わなくなってしまい、仕方なく祝前日の28日(火)に変更する事に。但し、この時点では個室にキャンセルは出ておらず、解放B寝台の上段になってしまいましたが…。

その数日後、仕事の昼休みに現場の近くの駅で問い合わせるとB寝台の下段に空きが出たので変更してもらいました。
上段寝台は窓もなく、ただ寝るだけのスペースなのでそれ以外の時間は通路の折り畳み腰掛か、ロビーカーで過ごさねばなりません。私は基本的に列車に乗って外の景色が見られないのは苦痛なので、何とか自席で過ごせると思うとひと安心。

それでも、北斗星に乗るならやっぱり個室がいちばん!
プライバシーもそうですが、セキュリティ面も安心ですから。
そこで個室にキャンセルが出ていないか確かめるべく仕事帰りに最寄駅に立ち寄る事に。前回の時から幾度も窓口に寄って問い合わせしてきたので、駅長さん以下、駅員さん方にはすっかり顔を覚えられてしまいましたが…(汗)
窓口担当の女性の方に、全ての種類の個室の空きを問い合わせてみると…?







あった!!
デュエットではありましたが、キャンセルが出たようです。
2人用に1人乗車って、何だか後ろめたい思いもありますが…。
料金も当然2人分なので、あと1000円位出せばロイヤルに乗れます。空席があればですが…。




それでも、贅沢は言ってられません。定期列車廃止によって北斗星からはオールデュエット車が消滅してしまい、従来は計33室あったのに対して臨時化によって14室まで大幅に減少し、さらにプラチナチケットとなったのを拾う事ができたのはかなりラッキーじゃないでしょうか!?
というワケで、今回も個室に乗車できる事が確定する事に。
その後も何回か問い合わせをしてみましたが、結局奇跡のロイヤルゲットはなりませんでした。


28日は一応早退願いを出していましたが、もしも仕事が長引いて出発ギリギリになれば入線シーンの撮影ができないので、26日の日曜日に札幌駅に行って先行撮影をしてきたのは良いのですが…。



入線後歩きながら望遠レンズから普通レンズに取り替えていた処普通レンズをホームに落としてしまうアクシデントが…!!
当然、レンズは破壊され、中の部品がカラカラと音を立てている状態…orz
一応撮影はできるのですが?

(壊れたレンズで撮影した、10号車オロハネ24)

中で壊れているため倍率によってはズームやAFがうまく合わせられず、仕方なくこの後ビックカメラで同等のレンズを買ってきましたよ…(T_T)


そして訪れた当日・28日はお昼で仕事を早退し、札幌駅へ向かいます。
これだけ時間に余裕があったら、日曜日に行く必要なかったな…(>_<)



という事は実際の入線シーンを撮影する余裕もあるワケで、15時半位に4番ホームに入場し、北斗星入線までの約30分、他の列車の撮り鉄をしながら待機。




手稲方のホーム端には既に2人の先客(撮り鉄兼北斗星の乗客)がいましたが、今回は何とか入線シーンを撮影する事ができました!
(望遠レンズで撮影)




今回乗車したのはロイヤルとデュエットの合造車・オロハネ24です。




デュエットは定期時代に唯一乗った7年前以来ですが、東日本車のデュエット、そして2階席は初めてとなります。
今回のお部屋は、ロイヤルの隣…。
めでたくロイヤルをゲットしたお客さんに、私は心の中で祝福してやりました(^^;)




窓は小ぶりですが、屋根断面に沿ったカーブドガラスでしかも2階席なので眺望に優れています。
1人利用はある意味贅沢ですが、進行方向どちらの向きでも座れ、向かいの席に足を延ばせるメリットも。但し、ロイヤルと異なり携帯などを充電するためのコンセントがないのは不便ですが…。



発車後しばらくして車内改札が回ってきて、個室の客にはカードキーが配られます。
私が1人利用という事を知るや車掌さんに「もったいないですね~」と言われてしまいました(汗)
「ロイヤルが取れたら良かったんですがね~」と告げると、車掌さん曰くこの日のロイヤルは8室中4室がツアーで押さえられているとの事。





私の隣の1階席はまだ空席で(函館から乗車)、その隣の2階席の主である通路の椅子に腰掛けていた「1人デュエット」の年配の方に話し掛けてみる事に。
埼玉から来たというこの方、長年の鉄道ファンでありながら寝台列車に乗るのは初めて。今回北斗星に乗る事だけを目的に昼頃格安エアラインで道内入りし、滞在時間はなんと3時間!やはり私と同様解放B寝台を数日前に入手し、道内入り後に新千歳空港駅のみどりの窓口で個室の空きを問い合わせた処デュエットの空席をゲットしたとの事。

北斗星の個室も10時打ちで瞬殺される割には、乗車日が近くなってから結構キャンセルが出ているようで、入線シーンの撮影時ファン同士の会話で2人用A寝台個室『ツインデラックス』を数日前に取ったという話も聞こえてきました。


個室に戻り、前回同様札幌駅の駅弁『道産子牛めし』を食堂車パブタイムまでの繋ぎとして頂く事に。




東室蘭操車場では、3月ダイヤ改正で引退後疎開留置されている711系電車の姿が見られました。
キハ141系などのようなミャンマー輸出のためではなく、解体までの間の留置場所として置かれているようです。という事は、札幌貨物ターミナル駅留置の北斗星用JR北海道車も同じ理由か?




東室蘭付近でようやく車販が回ってきて、車内でしか買えない北斗星グッズを購入。
右が「キラキラクリアファイル」2枚セット、左上が北斗星ピンバッヂ、左下が道内産小麦を使用したお土産用お菓子の北斗星サブレ。



伊達紋別で先発の『スーパー北斗14号』に追い抜かれます。
前回乗車した時は完全に日没後だったので、陽が長くなりました。




夜になり、個室の照明を消して1人でロマンチックなムードに浸る…。
デュエット/ソロ2階席のメリットとして、屋根に続くカーブドガラスから星空が眺められる事。
なんと『北斗星』の車窓から『北斗七星』が眺められたのには感動しました!!
車内からの撮影は難しいので、画像をお見せできないのが残念…。


森を過ぎてしばらくして、20時40分位に食堂車パブタイムの案内放送が流れますが、前回見逃してしまった函館駅の機関車連結作業を見届けたかったのでソチラを優先する事に。
まだカメラを使いこなせてないのでこの程度の写真しか撮れませんでしたが、勘弁してください(汗)。




連結風景を撮影後ソッコーで食堂車『グランシャリオ』へ。
当然、満席だったのでとりあえず名前を告げて順番待ちをする事に。



この日は前回乗車した時と異なり、ロビーカーは酒を囲む乗客が多くてかなり混雑しておりました。
乗車人員は前回とさほど変わらないのですが…。
そこで食堂車の空席を待つ事30分。




ようやく4人掛けテーブルに他の1人客3名と共に案内されました。
ちょっとほろ酔い気分を味わおうとファジーネーブルを頼もうとしたら残念ながらリキュール類は全て売り切れとなってしまったのでコーラでガマン…。
グラスには、北斗星マーク入りのコースターが添えられます。



他の3人の方、みんな無口のようで取っ付きにくく、誰も会話をする事もなく異様な雰囲気が漂う中、私はおつまみとしてソーセージ盛り合わせを先に頂き…。



そして今回の食事メニューはビーフシチューとライスの組み合わせにしました。
ライスがてんこ盛りになってます(笑)
たぶん、余らないように調整したためか!?



結局食事が終わったのはこの時間。青函トンネルをくぐってる真っ最中です。
22時半のラストオーダーも過ぎましたが、順番待ちが長引いて食事にありつけなかった客もいたのだろうか…?




個室に戻ります。画像は、もとは海底駅だった竜飛定点。




夜の退屈しのぎと資料も兼ねて持ち込んだ北斗星関連の書籍です。
『北斗星 乗車456回の記録』は出発前に買ったもの。北斗星乗車まだ3回目の私は何とも羨ましく読ませて頂きました。
左下の見開きは『鉄道ファン』1988年5月号の新車ガイドでJR東の北斗星用車輛を紹介したページです。
当時はまだJR東車にデュエットは連結されていませんでした。今乗車中のオロハネ24は翌1989年に登場した車輛。




今回はトラブルもなく無事青函トンネルを抜けて青森県に入り、列車は順調に走ってくれているようです。
運転停車の青森で機関車をEF510に交換後、発車。
そろそろこの辺で休む事にします…。


翌朝、目覚めると仙台。
まだ4時半ですが…(-_-;)
しかし、寝る事を目的として北斗星に乗っているのではありません。




黒川橋梁を渡ると栃木県、すなわち関東へ突入。
前回この辺りを通る頃には完全に夜でした…。これこそ本来見る景色です。



朝食は札幌駅で確保した『ジンギスカンあったか弁当』を食べたので、今回は食堂車のモーニングタイムを利用しませんでした。




この日は祝日という事もあり、沿線の有名撮影地には多数の撮り鉄が訪れていました。
埼玉県内に入って間もない『ワシクリ』こと、栗橋~東鷲宮間。



都市部では珍しい田園風景で人気の『ヒガハス』こと、蓮沼~東大宮間。
ここもものすごい数の撮り鉄が!



最後の停車駅・大宮。



荒川を渡って東京都に入り…。
画面中央に東京スカイツリーが見えます。


上野駅13番線に無事、到着!
乗客を降ろした北斗星はこのカニ24を先頭に推進回送で尾久車両センターへ向かいます。




ちなみに、青森からの牽引機はEF510-510、またもカシオペア色の『銀釜』でした…。今度こそ本来の北斗星用『青釜』を期待していたのですが。しかし今では『青釜』のほうがレアな組み合わせとなってしまったようです。



次回は、この後行われたあず吉さんとのプチオフリベンジの模様をお送りします。

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Posted at 2015/05/14 23:36:48

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この記事へのコメント

2015年5月15日 0:15
nigomaruさん、こんばんは。
お疲れ様です。
改めて、先日はありがとうございました。
ここまでと言うか、私と落ち合うまでは、順調な旅路でしたよね。
ただ、レンズの破損のアクシデントはあったようですが。
また、続きのブログアップを楽しみにしています。
また、よろしくお願いします。
コメントへの返答
2015年5月15日 0:25
こんばんは、あず吉さん。
即コメありがとうございます。

こちらこそ、先日は大変お世話になり、ありがとうございます。
帰りにまたケチが付いてしまいましたが、無事にお約束を果たせて良かったと思いますよ(^^)

レンズ、無駄な事をしたな…と。
次の撮影のために焦っていたせいもあったのですが、それではやっぱりダメですね。

今回はブログのタイムラグが長くなるのは申し訳ないので、北斗星とプチオフを連続で投稿する事にしました。
こちらこそ、宜しくお願いします。

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何シテル?   03/16 19:17
どうも、nigomaruです。 免許を取って以来21年の長きに亘って日産車一筋のカーライフを続けてきましたが、2014年に210クラウンハイブリッドを購入し、...
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