本日、ラクーンさんにてマイサンク ENG.O/H作業の続きを行います。
ラクーンさんへ行く前に、とある所へ問い合わせと依頼。
その確認が出来たのでラクーンさんへ向かいます。
到着後、今日の初めの作業は、カムシャフトとプッシュロッドリフターを発送する前の下準備にかかります。
今回、マイサンクのエンジンを開けた時、カムシャフトの「虫食い」状態と「減り」が確認出来ました。
新しくエンジンを組むにあたってカムシャフトも「新品」を使いますが、「マイサンク ENG.O/H」日記に書いている通り、素材が純正の物と変わりがないような感じ。
前オーナーさんのO/Hから約90000Km走行してでのカムの状態でしたので、有る程度ノーマルカムよりもいいのかも知れませんが、やはりそのまま組むのは少し気になります。
過去の経験で、「タフトライド処理」、別名を塩浴軟窒化処理といい、窒化硬化処理の一種を施す事にしました。
タフトライド処理とは、約570度~600度の塩浴(ソルトバス)に被処理物を1時間半~3時間ほど浸けて、表面にごく薄い窒化層を形成することによって表面を硬くすると同時に、圧縮残留
応力を生じさせることで金属疲労に対する耐性も大幅に引き上げることができます。
鉄系の素材はもちろん、ステン、チタンなども処理が可能で、カムシャフトの表面処理ではごく一般的な内容で、個人的に受け付けてくれる所が有りましたので、カムシャフトとプッシュロッドリフターを、バフ仕上げ後発送です。
1週間~10日ほどで仕上がる予定です。
今回、処理をお願した所。
http://iworks.fc2web.com/taft.html
料金は、高額な事は無いので、エンジンをO/Hする際、カムの異常または異常が無くても処理していた方が良さそうな感じです。
発送が完了後、車体側の作業に入ります。
ENG.が降りている間に、シート後方を真横に這っている燃料系パイプの熱対策をやり直します。
前オーナーさん時代から、ラクーンさんの所で、耐熱マットでEXパイプ付近の防熱対策はしてくれていましたので、透明な燃料配管も「焦げ」等の劣化も無さそうでしたので、再度防熱対策として、耐熱マットで配管の保護を行います。
マットで配管を囲んで、タイラップで固定していきます。
このままだと、タイラップが熱によって硬化劣化していきますので、タイラップの上を、耐熱クロステープで覆っていきます。
それが完了したら、配線の保護をする為、コルゲートチューブを利用して配線を収納していきます。
そんな、こんなで今日はお昼くらいから21時くらいまで作業です。
その間に、ラクーンさんがENG.ケースとか、ヘッドとかの前処理加工なども行ってくれつつ、ちょこっと手伝い?邪魔?(笑)作業を敢行!(笑)
てなこと、してる所へbozianさんから電話。
以前から探してもらっていた物が見つかったらしい。~この時期に(笑)。
期待通りの物であれば、約束通り入手方向です。
が、マイ ネック(首)はギブスどころか、コンクリート固め状態です。(笑)
ど~しましょう!。(笑)
Posted at 2017/10/15 13:28:41 | |
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