続き。。。
実際の物を、手にとって見せてもらいましたが、先ず、シャフトの回転が軽いのとガタつきとかの機械的不安定になる要因が排除されてます。
今日は、加工寸法が判明したので次回お邪魔する時までに制作していただける(お忙しそうで5月連休後くらいかな)。
で、サンクは初めてですので、機械式との比較も兼ねて、UPSさんで基本セッティングはサンクデータ―通りの進角データ―で取り付け確認までを、今後の開発商品化を含めて対応していくということで話がまとまりました。
特別な、進角は、私とラクーンさん方で、調整を行っていく方向です。
あくまで私の希望的観測です。
もしかしたら、ラクーンさんが私の物を見てから、自分の車でテストをするかも知れないし、街乗り用は私の車でテストになるかも。
ちなみに、200馬力キットを組んでも本来のキットは進角特性の違うデスビがMAXI用には付いているらしくデータもないとのことと機械式ではデスビを回して進角させるしかなくてそれを行うとイニシャル点火(基本点火位置)も変わってしまうため、サーキットとかの特殊な場所では良くても街乗りには不向きということで行えないらしいです。
中の進角制御用のスプリング値を換えて変化させる方法もありますがそのデータもないようですから、難しいそうです。またそのあたりの機械式部分の劣化でデータ―通りに作動してるかも怪しくなってきてます。
サンクはもともとラリー用で、あのような?サンク乗りからすれば「セクシー」なお尻の格好のリアエンジンになったわけですから、スロットルもONかOFFかの点火設定に近いということみたいです。
渋滞、街乗りなんて、ましてや日本の土地でなんて当時は考えてないでしょうから。
タイミングライトで修正はしていけるのでしょうけど、この辺りの不安定要素が排除できるのと、本来の正確な点火タイミングと、200馬力キットにあったタイミングも見つけられたら将来的には、まだまだ遊べる素材かなと思います。
基本、1年保証も付くみたいですし、熱的にも問題なさそうですし、リミッタ―もノーマルのリミッタ―を外さずに上限8000rpmまで設定できるみたいですし、リミッタ―もランダム失火させるようですから、セッティングの際に4000rpmとかしとけば、スロットルフルオープンにしてもその位置でカットできるのでテストもしやすいようですし、普通のリミッタ―カットのように全気筒失火させないのでエンジンにやさしく、わざと低い位置にリミッタ―設定を入れて古い車でもアクセル踏みっぱなしオートクルーズ機能なる使い方してる人もいるみたいです。
123TUNEの方は本体に2パターンの進角データ―を持つことができるみたいですので、上記のような状態からリミッタ―オフのパターンを仕込んでおけば全域回るように出来るみたいです。
123TUNEは4本線あって2本は123Ignitionと同じようにコイルにつなぐだけで動きます。
後の2本は、アースと0Vまたは12Vの切り替えで内部の2パターンの進角データを切り替えれるようです。
運転席まで12V-ON,OFFスイッチを引っ張っておけば手元で2パターン選択可能できます。
後は、PCにデーターを作っておけばいくらでも制作可能で、PCつなぎぱなし状態で走行中に可変させることもできるようです。
写真-①は123TUNE用のプログラムでネットから無料DL出来ます今は1.60バージョンがでてますが1.50バージョンの方が負圧の目盛りは判りやすいかなと思います。
1.50はプログラム開けるたびに「あなたはパッセンジャーですか?」て聞いてくるのを1.60は「次回から聞いてこない」仕様クリックがついて、負圧の目盛りが下段目盛りが削除されてることですかね。
エンジンルームまでの温度とは行きませんが、ディスビの温度も測定できそうです。
真ん中の大きいメーターが進角、右上がバキューム、右下がコイル電流
左上が温度、左下が回転数ですかね。
後、、回転数の所に写真は2000rpmと3500rpmの所に赤い丸いポッチが付いてますが、画面のメニューバーのTUNINGで設定変更出来て回転数の上昇タイムがディジタルで表示できるみたいです。
123TUNEと123Ignitionは動作電圧5V~15Vで作動できるみたいですから、他で電気を食われても、点火に影響しにくいということで、低速域のふらつきももうひとつ少なく出来そうですし、「スパークバランシング」なる機能でクランクの周りの一定でない状態を整える機能もあって安定性が増すらしいのですが。
普通のデスビはピックアップマグネットは1個だけで各気筒に振り分けられていると思いますが、123シリーズは4気筒なら4個6気筒なら6個センサーとマグネットが付いていているため、点火から次の点火までのばらつきを感知して自動で調整していくみたいです。
とりあえずサンクの進角データを入力してみたものです。
各ポイントはそれぞれ、回転数用進角、バキューム進角用10個まで設定可能とありました。
今の所サンクのサービスマニュアルに基づいた設定数のポイントです。
機械式ガバナー進角だとこれくらいの位置、ポイント数になるのでしょうね。
これをもっと細かく設定すれば、かなりの安定性とか面白い乗り味とかできそうです。
UPSさんも結構ノリノリというか新しくトライするのは楽しそうで、いい感じで開発がすすみそうです。
で、みなさんが気になる部分、価格ですが、、、、、
高いと見るか安いと見るか判りませんが、市販の123TUNEで8.5~8.8万位の定価だそうです。(ぐらいですから、あてにしないでくださいね。細かいこと知りたい人は123Ignition HPから DAC HAUSEさんへお問い合わせください。
サンクターボの123TUNEのことでって問い合わせれば通じるでしょう。
ただし、現在、進行形ですからどんな話になっていくかは解りませんが。)
シャフト加工でちょっと上乗せになります。
で、本体はいくら位で販売になっていくかは、私は判りません。
が、純正のデスビっていくらくらいか知ってます?
私は新品はもう手に入りませんが、中古ならこれくらい。新品の定価はこれくらいってのを聞いてます。
いくらかって?
も―びっくりマンボー!です。
昨年の点火不具合で、車検と同時にデスビを中古ですが交換してます。
明細もありますが、再度目を通してみて。。。
ん~って価格です。お~って感じかな。あれ~って感じでもいいです。
自分でサンクデータをもとにPC入力すれば基本データはただですが、違うパターンのおいしいデータが出来たらどうなるかまでは聞いていません。
そのあたりは、ラクーンさんでやってみてからですし、個々の個体の状態や仕様によっては使えない場合もありますから、兼価版で123Ignitionにスイッチの一つに組み込まれて市販されるようになるかもしれません。
そうなってくると、本国でのプログラミングになりますから、DACさんが仲介役を受け持つみたいです。
私は、別にビジネスする気ありませんので、自分のサンクが調子が維持出来つつもっと良くなればいいだけですので。
もうしばらく、この物語は進行していきますので、興味があれば覗いていてくださいね。
この件は、次回は5月中旬ごろの続きとなりますかね。
何か、123Ignitionはいいことばっかみたいでセールストークになってますが、今の所ネガティブな要素が見つかっていません。
実際、トラブルとかのこともお聞きしましたが、簡単に交換できるのを「鵜呑み」にして知識と経験の無さからトラブらしてクレームを付ける人はいるようです。
今回は、サンク自体にの取り付けはじめて(あたりまえか)ですが販売、加工実績内容を含めてUPSさんで先ずはやってもらうことで進めてます。
実際、工場に行って作業環境というか現場の仕事の状態、加工物、整理整頓された状態を見れば、私もその道歩いてましたから、どのあたりの技量かは判断できます。
サンクに関してはラクーンさんもすごいですが、多機種多様の加工等のUPSさんもすごい物持ってそうです。
現場の状態とと、一問一答に対してあやふやな解答やごまかし等が全く無かったですから。
いいもん作ってくれそうです。
うまくいけば、関西辺りでサンク乗りで、123TUNEに興味がある人は場所が近いから少しラッキーかも。