123TUNEならではの点火変更でルノースポールの資料に載っていたいた200CV(TdCも同じ数値の回転数点火値)に変更してテストを継続してました。
STD.の点火時期とフィーリングの違いをクロスミッション組み込み後比較テストを実施。
私なりのマイサンク200馬力キット組み込みの状態での感想ですが。
今まで123TUNEを装着して、2年と半年余り。STD.の回転進角とバキュームポイントは少し手を加えて、満足行くフィーリングと燃費の向上も得られていい感じで来てました。
この間、回転進角とバキューム進角の関係なんかもPC搭載状態で監視することで、なんとなく解かる様な感じ。
クロスミッションに装換している時に、久々にルノースポールの資料を見ていると、200CV点火の情報の所が目に入りまして。
本来の200CVキットの点火タイミングがちゃんと使えるのでは?
123TUNE装着したての頃、一度だけテストを試みた事がありましたが、STD.の進角と比べて進角の立ち上げ方が全然違っていて、PCモニター上の進角の動きにビビってしまって直ぐに止めた経緯があります。
2年半PC装着して123TUNEを使い続けてきて、再度200CV点火タイミング、使えるのでは?と。
ちなみにTdCも同じ回転進角の数値ですが、ディスビにはバキュームのダイヤフラムがついてないタイプ。
200CV用はバキューム進角用のダイヤフラムがついている物。
STD.よりバキューム径が大きいみたいですが、ここに関しては情報が載っていません。
STD.は加圧側はバキュームが動作しないタイプですが、200CV用は過給側はリタード(遅角)がはいるとか?何らかの違いはありそうです。
TdCは同じ進角でバキュームが無いのは、ラリー映像とかの感じからアクセルはオンかオフの過給圧メーターの動きです。
バキューム進角は基本パーシャル領域から負圧側で作動する物ですのでTdCでは不要だったのではと思います。
それと、TdCはもっと馬力が上がっているのでそんな所も関係しているのかなぁと想像してます。
実際、マイサンクでSTD.進角と200CV用は進角を比較して走行を繰り返しました。
加速方向側はSTD.が今まで通りスムーズに回転数が上がっていくのに対して、200CV用の加速側はエンジンの回転数の上りが速いのとそれに伴って各回転数域も力が上乗せされている感じです。
同時比較するとかなり加速感に違いを感じられます。STD.点火も綺麗に上まで回りますが、200CV点火を体感するとプアーに感じるようになります。
多分これが本来の200馬力キット用の点火によるものだと思います。
方や160馬力用の点火タイミングですから、エンジンの中身が変わっていても点火の変更分の体感はありました。
「マルちゃん製麺」では無いですが「うそだと思ったら123TUNE付けてください(笑)」。
あくまで、マイサンクのマイフィーリングの事になりますが。
「いいねぇ~」って感じでしばらく走行していましたが、街中渋滞時とか低速走行時、ギクシャクするか、エンジンのバラツキ音というか少し排気音が良くない印象を感じ始めました。
200CV点火にバキュームはSTD.と同じバキューム進角の数値を入力して走行テストしていました。
STD.は3000rpmで19.8°200CVは3000rpmで27°の回転進角。その差7.2°バキュームはSTD.で最大12°加算されますから3000rpm時でSTD.31.8°200CVで39°まで進角する事になります。
低速域でも同様にバキューム進角が7.2°の回転進角の差で加算されてます。回転数及び速度領域が低い所なのでエンジンブローな事は起きにくいのですが、この領域はこのままではSTD.点火よりも少し乗りつらい感じです。
123TUNEはディスビに2つのプログラムを記憶させておけてSWで走行中も切り替えが可能と問い合わせ確認しましたので、街乗り時はSTD.峠や少し元気に走りたいときは200CVと使い分けをしようかとも考えましたが、200CV用をもう少し使えるようにできないかなぁと。
加速側は200CVの3000rpmで27°それ以降27°のまま点火でどこも不満な所がないというかすごくいい感じです。
なので負圧側~パーシャル域の状態を改善すればいい事で、バキューム進角の変更をしていきます。
低速域の合成進角値が少し入り過ぎているという印象なのでSTD.と同じカーブ形状で値を全体的に下げていきます。
バキューム進角の意味からすると、ノッキングが出ない所でなるべく合成値は入れておきたいと思ってます。
バキューム進角を入れている状態とバキュームを切って回転数のみの進角で同じ回転数から加速した時は明らかに回転数のみの進角の方が遅いです。
TdCの様な走りであれば不要だとは思いますが、普通に走行する上ではバキューム進角は必要と思います。要らなければメーカーがわざわざ付けたりはしないと思いますので。
バキューム進角のダイヤフラムが破れているディスビはバキューム進角が入りませんから、パーシャル域からの加速は悪いと思います。
てなことで、123TUNE200CV点火でバキューム進角を色々テストして今のところ(笑)ここら辺かなぁバキューム進角値を決定です。
これまた123TUNEならではの機能なのですが、バキューム進角のスタートポイントを任意で設定できます。
これについても色々な数値をテストしていましたが、アイドリング域の負圧は常に一定ではなく0rpm設定にすると常にアイドリングエンジン回転数にバキューム進角が合成してエンジンの負圧の動きで合成進角の数値が結構動きます。=アイドリング値が変化しやすい安定しない。
200馬力カムなどでノーマルカムよりもオーバーラップかリフト量が変更されていればなおさら違ってくるかと。
ちなみに123TUNEの電子式ディスビでの話であって機械式はもしかしたらファジーな部分なのかもしれません。
なので、セットポイントを1800rpmとしてアイドリングでは回転進角のみで制御してアクセルを踏み始めた領域からバキューム進角が入るようにしてみてます。
あと、レヴリミットですが、クロスミッションを装着以降ギア比等を考えて7000rpmまでの回転数として7200rpmにレヴをセットし直して走行していたのですが、300rpmの違いなのですがPC上でも何か早くに「S」のセーフティー赤ランプが点灯します。後ちょっとって感じが7200rpmだと感じてしまいます。なのでレヴリミットは7500rpmに(笑)。
いつもここまで回すとかというのではなくてレヴリミットを効かすというのでもなく、少しひっぱった時て次にシフトする時の感じが+300rpmという訳で。(笑)
ちなみにPC側の数値での話で、メーターは普通の車だとメーターが多く表示で実回転数は低い事が多いのですが、マイサンクのメーターは高回転になっていくほど実回転数(123TUNEに装着してあるPC表示の値)が出ている感じになるので(なぜかは解かりいません)サンクのメーターではそこまで回ってない表示になります。
3500rpm辺りはどちらも同じ数値が出ていまして、クロスミッションのスピードリストで見ても速度はメーター読みで100Km/hくらいなのでほぼあっているかなと。
STD.点火の時も7500rpm設定にしてましたので問題はないと思います。
ただ、200CV点火に変更した時に回転数の上がり方がSTD.点火よりも速く感じましたので7200rpmに落としてテストしていました。上がりは速いけどやはり+300rpmはフィーリング的にには必要でした。
123TUNEも2つのプログラムを使えるようにしようと画策してましたが、PCを常時搭載してますので走行中切り替え出来ない以外は、いつでも好きなようにプログラムを変更可能ですので途中で中止。(笑)
エンジンルームまでACC+電源コードを引いてこっそり眠らせてます。これ以上エンジンルームに変な物付けるとラクーンさんに出入りできなくなる(笑)かもしれませんので今のところ別の用途に使用するつもりもないのですが。
なんだかんだで、ここ数日間でオイル交換して早450Km以上走行(笑)です。(1週間経ってませんがな。 笑)
高速~峠~街乗り一通り走って給油です。
いつものシェルSSでセルフで給油。え~5分(セルフは1回5分か100Lまで)で満タンになりません。(汗;)ほんの少しで満タンならず2回の給油。トータル60L超えです。
何かクロスにしてめちゃくちゃ燃費悪化したか?とマイサンクのナビオプションの燃費計算で計算させると8.8Km/Lでした。(正確には8.809Km/L細かい。笑)
いつも400~500Kmくらいで給油するのをかなり超えてました。
2013年クロス装着前の平均燃費が9.273Km/L、クロス装着後2回の燃費平均だと8.547Km/L(92.2%)、前回の給油はミッション装換等入院があったので今回のみで比較すると95.0%。
STD.ミッションのときより10%も悪くはならない感じでしょうか。
今回、峠と高速も結構多く走った感じですが、峠はSTD.ミッションよりも適正なギアが使えるようになったのと、高速はまァスピード超過してもず~と無茶な速度で走行できるはずもないしという事でしょうか。
高速長距離移動だとまた少し影響もあるかもです。
200CV点火への変更の影響もなさそうです。
燃費等購入時から色々記録を付けてますのでまた今後のデーターに反映させていこうかなと。
こんな事してると結構サンクに乗っちゃってます。(笑)それでも今年は月平均480Km、昨年は月612Km(笑) ん~多いのか少ないのか。