昨日の、ウォームアップの変更が24時間後に同じように動作するか?という事で、本日の気温5~6℃の中冷間時スタートを行ってみます。
今回のENG.O/Hでセルモーターもリビルト品ではありますが交換(フランスから取り寄せ品ですが、モーター性能検査書付き)したことで、クランキングも軽く回り且つ1秒かからずに、今日もENG.が目覚めました。
交換前のウォームアップレギュレーターだとここから2分くらいは、アクセルに「足」を置いておかないとストールする動きが有ったのですが、交換した物では、スタート直後よりアクセルに「足」を添えることなく、暖気に入って行きます。
「規定値」の範囲内でも、このひとつの部品で調子はガラリと変わってしまいます。
本当、K-ジェトロは機械式時計などに似ています。
繊細なシステムだと思います。
調子が良い時は、そう簡単にバランスは崩れないらしいのですが、様々な要因が絡んでいますから、自分の経験がそのまま他のサンクに当てはまらないことも多々ある感じです。
K-ジェトロに関しても、自分なりに経験と知識を体験出来てます。
サンクは、面白いよね~。(笑)
これが、本来の状態に近いと思うのですが、2009年12月の購入から8年目でやっと前オーナーさんも悩んでいた部分の解決方向が見えてきた感じでしょうか。
暖気後の再スタートも「普通」の状態でこちらも「気にいらない」部分は、昨日同様に解消出来ています。
K-ジェトロには不可欠の「電気」に関しても、昨年の改修で国内にあるサンクの中では、電気系統も含め、多分一番不安要素は取り除いた「個体」になったと思います。(やれるだけの事はやったつもりです。(笑))
で、「調子」を見るのにO/H直後から行っているマフラー出口に付く「煤」の感じを、今の所毎度見ています。(笑)
O/H時にマフラー出口内部も「掃除」をしていましたので、O/H後の調整で調子の善し悪しで付く「煤」の状態が変わってきました。
濃すぎたり、他の要因でぐずったりしている時は、燃焼状態が悪いので「煤」がたくさん出ます。
最初の頃は、始動時、アイドリング時の燃調が出ていない時は、短時間で多くの「煤」が付着していましたが、今は、気温の低さと、ENG.の燃焼状態もO/H後も相まって良い状態ですので、「蒸気」の排出と共に吐き出される部分が大きい感じで付着量はほぼ無い感じです。
燃焼状態が悪い場合は、走行状態後もサイレンサー内部の「パンチングメタル部」も真っ黒です。
アイドリング~低速域は出口付近の「煤」の状態。
全く付かない訳ではありません。
走行後、ウェスなどで内部を拭いてでの「付着」の感じを見ています。
勝手な「目安」ですので、参考にはしないでください。(笑)
自分なりのチェック方法を色々試しているだけですので。(笑)
一度、ENG.をかけると、ENG.内部が完全に温まる状態までにしないと、この時期は特にENG.内に「水分」が残ってしまいます。
オイルにも悪影響を及ぼしてしまいます。
特に「エステル系」のオイルを使用されている方は、要注意です。
「エステル系」オイルは水分分解が入るオイル構造ですので。
しっかり回して上げた方が良いですね。
マイサンクは、エステル系じゃなく、NUTEC MS-55をチョイスしてます。
で、距離を稼ぐために、昨日の「落下地点」の探索。
あった~!(笑)
IC出口から約300mくらい手前の左側側道に落ちているのを発見。
ICを出て、サンクを止めて、ガードレール外側を歩いて落ちている所に向かいます。
高速道路ではないにしても、自動車専用道路、結構怖いですね。(笑)
上着は、「オレンジ色」の物を着て、目立つ格好にはしていましたが、2度はやりたくない事ですね。
見つけられた物は、ミラーの「枠」と、前側カバーの淵のパッキン。(笑)
前カバーは見つけられなかったのですが、あっても多分「ペシャンコ」状態かなぁと(笑)
「枠」は割れていましたが、「足」の部分は、多少の削れはあるものの、ストックしておいてもいいかな状態。
パッキンは、「無傷」でした。(笑)
帰宅後は、昨日工場より入手したミラーとの交換作業を行います。
小さな丸い広角ミラーも購入して、「足」の部分を入れ換えるのですが、電動ミラー用の「足」と手動ミラーの「足」、形状は同じですが「電動」の方が重いミラーを支える為、内側のリブの「厚み」が異なります。
で、bozianさんから頂いたミラーですが、右側も頂いており、bozianさんの右側のミラーは「電動」だったので、剛性のある「足」バージョン。(笑)
これで、左右とも綺麗な「電動用ミラーの足」が付けれます。(ありがとうございます。)
入れ換え前の図
新しく装着したミラーは「拡大鏡」タイプでした。(同じ位置での映り込みが違うでしょ)
外したのを、元へ戻すだけのことですが、取り付けベースの固定ねじとミラーの固定の芋ねじ部にねじロックを塗布して組み付けておきます。
後は、運転席からこういう風に見えるようにミラーを調整して完成です。(笑)
これを機に、今回O/Hした足回りも、増し締めチェックなどをやりマイ。