本日の天気。
午前9時頃、雨雲の流れ具合があまりよろしくない。
10時頃ネットで見る限り、回復傾向かなと。
いつものごとく?あれこれ、自分に理由を付けてサンクを走らせます。(笑)
さて、スピードメーターに関しては、前回のO/H後よりスピード表示に関してはすごく安定した動きをしていますので一安心です。
天候大丈夫かなぁ?と思っていた矢先、霙状態に。
少しの降れでしたが、本日はこのくらいで引き返すことにして、フロントガラスに付いた水滴をワイパーでふき取る動作をさせます。
サンクのワイパーは時間調整なしの、インターバルとLo、Highがあります。
このインタバルですが、動作後約10秒間インターバルがあります。
この10秒が意外と長く感じることがあります。
個人的には約6秒くらいがちょうどいい感じではないかと思っていますが。
そういった理由から、間欠でワイパーを動かしたい時は、ウォッシャーを作動させるレバー操作を使っています。
サンクの場合、ウォッシャー操作1回で、ワイパーが2回動くようになっています。
ウォッシャーが出ないくらいのスイッチ操作をすれば、任意にワイパーを間欠操作できるので、これはこれでありかなと。
で、本日もそのような操作をしていると、ワイパーが動いてくれません。
再度、トライすると動きましたが次がまた動作しません。
通常のインターバル、Lo、Highに関しては「普通」に反応してくれます。
ちょっと、「接触不良」の状態が発生している感じです。
自宅に帰ってワイパースイッチの接点復活調整を行います。
サンクは、下側のコラムカバーにワイパースイッチが取り付けられています。
このカバーを外すのには、プラスビス1本と、上側のコラムカバーと固定するための
左右クイックファスナーを90度回すと外れる仕組みです。
ただ、上下合わせの「爪」がありますので、慣れないとこの「爪」が折れることが多々発生します。
マイサンクも数回「爪」の再生加工をしています。
こんなこともあり、昨年には、この
コラムカバーの「新品」をストックしています。
当分使うことは無いかと思いますが。
下側のコラムカバーを外すとワイパースイッチにアクセスできます。
マイサンクの場合、ワイパースイッチとの接続と、緑色のウインカー系の4極リレーのカプラーを外せば下側のコラムカバーは車体から切り離せます。
ノーマル状態の場合は、ここに6極タコメトロリックリレーともう一つ4極リレーが存在しているはずですが、6極タコメトロリックリレーはフリー状態でコラムの上の方に追いやっているのと、4極リレーは燃料関係のサンクの「持病」の原因となる回路の為撤去して、配線を組み直しているため存在しません。
銀色の丸い筒はウィンカーリレーになります。
これもICリレーに交換するとサンクの場合、ウィンカーが全く反応しません。
下側のコラムカバーからワイパースイッチを外して、内部をクリーナー洗浄して、接点復活剤を散布して元通りに組付けます。
動作チェックで、ウォッシャー動作の「手前引き」でワイパーが動作してくれるのを確認しました。
が。。。。。。
テストで数回、ウォッシャー動作をしていますがウォッシャーが出てきません。
しばらくウォッシャーが出るまで作動させると、少し出てきましたが「小便小僧」のような勢いがなく、年寄りの状態というべきかフロントガラスの下3cmくらいにかかる程度。(笑)
ノズルが詰まっているかなと思い、「貫通」作業をしても効果がありません。
ならばと、エアーにて噴射させてみると、調整していた角度で問題無くフロントガラスにウォッシャー液が噴射されました。
となると、ポンプの「吐出量」の問題と思えてきます。
で、ポンプの吐出量チェックを行うと、ほとんど出てこない状態。
ウォッシャーポンプ自体は「動作音」がありますのでモーター自体は問題がなさそうです。
右下側がフロント用、左上がリア用のポンプになります。
ちなみに、リア用は問題なく正常な「噴射」が確認できました。
サンクのリアワイパーは、コラムカバーハンドル左手側にあるスイッチで操作しますが、スイッチON,そこからさらにスイッチを押し込むとウォッシャーが出るようになります。
またスイッチON状態でのリアワイパーの動作は「連続」ではなく「間欠」のみで、間欠から連続3回ワイパーが動き、間欠に戻るという動作になります。
この辺りもサンク独特というかルノー独特のような動きをします。(ほかの当時のフランス車は全く知りません)
ここで、ラクーンさんに問い合わせ。
ラクーンさん自体もポンプを分解したことは無いとの事。
ほんじゃまぁトライしてみますか。(笑)
車体には2本の6mmボルトで固定されているだけ。
外してみると分解は出来そうです。
なぜか2本だけ、マーキンングロックされていますが、分解していきます。
4本中2本のボルトがモーターとの接続、2本かポンプの固定となっています。
で、ポンプ内部のチェック。
ポンプ内部はゴム製の「ベーン」と呼ばれるもので液体を圧送する単純な仕組みの物ですが、その「ベーン」なる物が34年という歳月の為劣化状態にて、「ご臨終手前orもう死んでいる」状態でした。
分解したポンプを仮組みしてラクーンさんへお邪魔です。
ここなら、「有るやろ~?」(笑)と、ルンルンで到着。(笑)
ありました。(笑)
が、ポンプ単体で保管している物はマイサンクの物より内部のゴム製の「ベーン」が酷く硬化しまくっていて使い物にならず。
結果としてフランスよりリビルト品を取り寄せることになりました。
物が届かないと判りませんが、配線の配置とパイピングの調整が必要かなと。
そんなこんなで、お邪魔していた所。。。
ラクーンさんより突然の「見せたい物がある」と。
kim5tさんのミッションO/H時部品探しをしていた時出てきたらしい。
ルノースポール純正当時物、39Tクロスギア 1速新品!(笑)
ギアで一番最初に入りにくくなるのが、1速。
シンクロギアとのかみ合わせの山が段々と摩耗してくることで症状が出てきます。
防錆のオイルが付いた状態の、新品1速ギアです。
マイサンクは、当時物のクロスミッションを中古でラクーンさんより分けていただき使用していますが、過度な使い方をしていないので、「入り」に問題が出ているわけではありませんが、万が一交換となると、「今の」リビルト製のミッションとギア比は同じでも「互換性」があるか?ということが確認できません。
このギアは、まさしく当時のRS純正品なので確実に「交換可能」ということになります。
また、シンクロギアについては、純正用と同じもので再販されているので慌てることは無いけど、これは手に入らない。
という、ラクーンさんのセールストークの「罠」にかかりました。(笑)
確かに「その通り」(笑)
しかし自分の時代に交換することがあるのか否か。
もし犬6匹仕様に変えたら、永眠状態か?(笑)
ん~チャンスは前髪だけですから。(笑)
今年も早々と「泥沼」に足を突っ込んでいます。(笑)