懐かしい写真

2003年に自宅を購入した当初の写真が出てきました。B5 Audi A4 と、リフォーム前のガレージが写っています。ガレージは観音開きのドアが二つあったんですが、かなりぼろい上、冬、アスファルトの地面が地下水が凍って膨張することによって上に盛り上がり、ドアが引っかかって開かないなんてことがありました。また、ドアを開けて車を出し入れしている最中に風が吹いてきてドアが閉まって車に当たる恐れがあり、毎回、ドアを煉瓦ブロックで固定してから出し入れをすると非常に不便でした。

余談ですが、B5 A4 は、４週間かけて初めて大陸を横断、往復した車です。アリゾナの砂漠でヘッドライトスイッチが壊れ、ヘッドライトが点灯しなくなり、真っ暗な砂漠をハイビームで走行、たまにすれ違う対向車にパッシングされまくりました。翌日、予定を変更してラスベガスの Audi ディーラーに行きましたが、あいにくスイッチの在庫がないと言うことで、ヘッドライトを短絡させて点けっぱなしにしてもらい、旅行を続けました。非常に思い出深い車です。

外壁はともかくドアがあまりにもみすぼらしく、しばらくしてからドアを白いペンキで塗り直した覚えがあります。2011年にサンフランシスコから戻ってきた際に、リフォームしましたが、屋根の一部がなかば朽ちかけていました。今では、電動ドアになり、アメリカで販売されている車の多くに搭載されている HomeLink 機能によって、車内のボタンを押すだけでドアの開閉ができて、非常に便利になりました。古い設計ゆえの内部の狭さはどうしょうもありませんが、車が無い時代に建てられた古い住宅が多いこのあたりでは、屋内に車をしまえるのは非常にありがたいです。毎度言っていますが、できればあと３台分くらいガレージが欲しいです。