ドライバーの気遣い

　最近、クルマがらみの痛ましい事故が立て続けに起こった。

　一つは２日夜北海道で子供を乗せたまま、ドライバーが離れた間に車が燃え４人の子供が亡くなった件。もう一つは３日三重県でワゴン車のリヤゲートが走行中に開き、車椅子で乗車していたお年寄りが車椅子ごと転落して亡くなった件。

　二つの事件に直接関連はないけど、どちらもドライバーに責任があるように思う。

　北海道の火災の件は子供だけをクルマに残したことと、燃えやすいものやライターなどを置きっぱなしにしていたこと、三重県の転落はリヤゲートのしまり具合の確認と、車椅子を固定してなかったことにあるような気がする。（ニュースで想定されることからの話ですが）

　どちらもドライバーがもうちょっと気を配れば防げたかもしれない。

　不慮の事故で亡くなるひとのうち交通事故が圧倒的に多いが、交通死亡事故の統計は２４時間以内の死亡者しか入っていないし、この２件は交通事故には入らないのでクルマがらみで亡くなる人はもっと多いと思う。

　それを考えると、ドライバーは運転中だけでなくてクルマに乗って降りるまで同乗者を気遣てあげないといけないですね。人の命が乗っているのですから。

　つまらないことで家族、恋人、友達が亡くなったら悲しいですよね。