EDFC ACTIVE デモカーセッティング公開!~アル/ヴェル編~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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EDFC ACTIVEには、出荷時からG感応および速度感応のセッティングが入っており、装着すればすぐに自動調整を楽しむ事が可能となっております。しかし、このセッティングは様々な車種に対しオールマイティに対応できるよう考慮したもので、実際には車種によってベストなセッティングは違ってきます。
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そこで、今回は当社デモカーのヴェルファイア(ANH20W)で徹底的に走りこみ導き出した、秘蔵のセッティングデータを公開しちゃいます!
装着している車高調は
「STREET FLEX」
街乗り、高速走行をはじめ・・・
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荒れた路面のワインディングでも徹底的に走りこんでセットアップしたデータです。
テスト時のタイヤは、245/35R20のBS Playz。
ホイールは、Ft:8.5J+40、Rr:9.5J+40 のENKEI 92。
アル/ヴェルだけでなく、同じようなサスペンション構造を持ったミニバン(ノア/ヴォクシー、ステップワゴン、エスティマ、プリウスα等)にも応用できるセットアップです。
あとは、使用タイヤサイズ&銘柄やドライビングスタイル、重視する乗車人数等によって、セッティングを微調整をして頂ければと思います。
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テストは32段調整にて、「Gリニアモード」+「速度リニアモード」の併用を前提に実施しました。これがそのセッティングデータです。
左半分が加減速G、右半分が速度。見方としては、まず各速度での段数が親となり、その段数をベースに加速および減速のGがかかった場合に、プラス●段/マイナス○段、といった制御を行います。
ただし、加速0.1G(a 0.1)での制御に関しては、路面の段差や上り坂において加速していなくても反応する場合がありますので、頻繁に反応して気になるようでしたら、Gの数値をa 0.1 → a 0.15に変更してみてください。
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フロントの3次元グラフです。
グラフの奥になるほど速度が遅く、手前になるほど速度が速くなります。左方向に行くほど減速Gが強く、右方向に行くほど加速Gが強くなります。そして上方向に行くほど減衰力は柔らかく、下方向に行くほど減衰力は硬くなります。
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こちらがリアの3次元グラフ。
定員乗車も想定し、低速~120km/hまではフロントに対しリアを硬めにし、不快な揺れをおさえ、
120km/h~ではフロントのしっかり感を出し、リアが跳ねないよう、前後バランスを変えています。
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64段調整で使用する場合のセッティングデータ。Gリニアモードおよび速度リニアモードの特性上、EDFC ACTIVE本来の性能を十分に引き出すためには、32段もしくは64段調整での使用をお薦めします。
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16段調整で使用する場合のセッティングデータも念のため掲載しておきます。32段や64段調整にくらべ制御の間隔が粗くなりますので、スムーズさはどうしても劣ります。
※表の速度に誤記があったため差し替えました。申し訳ございません。(2013/5/27)
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