<7月10日(日) 専有走行>
7月10日、いよいよこの日がやってきた。TEAM IRP(ISOZUMI RACING PROJECT)としての初レース、鈴鹿ツインサーキットで行われた軽耐久4時間レース。早朝から日差しが照り付け、マシン、ドライバー共に厳しいレースが予想された。
10時から行われた20分間の専有走行1本目には五十棲オーナーがステアリングを握り、ゆっくりとコースイン。まずは、マシン、コースコンディションを確認しながら周回を重ねていく。15分程走行し、タイムは1分23秒と順調。そして、北川晃選手へとドライバー交代。前回のテストから変更してきたパーツの確認をしながらの走行となった。感触を掴み1本目の専有走行を終える。
20分のインターバルののち2本目の専有走行が始まっていく。杉田浩選手が乗り込みコースイン。1本目とフロントタイヤを換え、マシンの状態を確認していく。残り10分となったところで北川晃選手へとドライバー交代。予選、決勝に向けた最終マシンセットを煮詰めていく。20分間の専有走行が終了し、予選に向け更にマシンのセットを変更。
<7月10日(日)予選>
30分間の予選が始まっていく。専有走行を終え、マシンセットも若干変更し予選に挑んだ。まずは、松本直也選手がアタックしていく。34台のマシンが一斉にコースイン。なかなかクリアラップがとれない中、7LAPを走行し1分20秒163と好タイムをマーク。そして、北川剛選手へとドライバー交代。1LAPのチャンスを活かし、1分19秒913と予選34台中17番手で予選を終えた。4時間の決勝レース、17番手からスタートしていく。
<7月10日(日)決勝>
猛暑に中、4時間の長いレースが始まる。スタートドライバーは五十棲オーナーが務めていく。マシンに乗り込みスターティンググリットについた。1周のフォーメーションラップののち、レッドシグナルが消灯し、4時間のレースがいよいよスタート。心配されたスタートも無事にきめ、集団についていく。初レースとは思えないバトルを繰り広げ、順調に周回していく。予定より早く、14LAPを走行しドライバー交代の為ピットイン。
北川晃選手へとバトンを繋いだ。順位は31位と、ここから追い上げのレースが始まる。スタートから1時間が経過し、24位まで順位を上げる。エンジンブローするマシンがあり、途中5LAPセーフティーカーが入りコース清掃が行われた。レース再開後も1分20秒台の好タイム周回を重ねていく。ドライバー交代して1時間のロングスティントを走り切り、42LAPを走行し、ドライバー交代でピットイン。
松本直也選手へと交代していく。松本選手も1分21秒台のラップを刻み、追い上げていく。スタートから2時間が経過し、リタイアしていくマシンも出始める中、21位まで追い上げてきた。マシンの中の温度も暑く、過酷なレースとなったが快走をみせ、31LAPを走行しピットイン。
杉田浩選手が乗り込んでいく。更に上位を目指し、プッシュしていく。レースも中盤になるとタイヤカスがコース上に多く出始め、コースコンディションは悪くなってくるが、杉田選手も1分21秒台のラップで順調に周回を重ねていく。激しいバトルを繰り広げながら40分、29LAP走行し、最後のドライバー交代でピットイン。
最後は北川剛選手がステアリングを握った。今回ギリギリではあろうが無給油作戦をとり、乗り込んだ時にはガソリンはまだ半分残っていた。この時誰もが無給油で行けると思った。燃費走行で周回を重ねて行った。スタートから3時間が経過、17位まで順位を上げる。レースも残り30分を切ろうかとした時、ガス欠症状が出始め、緊急ピットイン。ガソリンを5リッター程給油しすぐさまコースへと戻る。が、ガソリンランプは点滅したまま。最後まで走らせようと回転数を下げチェッカーを目指した。ガス欠が心配されたが、過酷な4時間無事に走り切り、17位でチェッカーを受けた。
初レース、目標としていた4時間完走は果たし、次のレースに繋がる貴重なデータも得るとこが出来た。
次戦は12月11日 鈴鹿ツインサーキット
これからも応援よろしくお願い致します。
Posted at 2016/10/27 19:50:03 | |
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