9月29日の4回目の走行は以前に書いたアジアンタイヤの17インチお試しだけだったので省略します。
今回は5回目のYZ+FD2での走行で、今月の4日の事です。
テーマは "りょー" さんのブログからヒントを頂いた
「ロール量を制限して一度掴んだグリップを逃さない走り」 でした。
この文字を見ただけで、すぐに実践できるほど高性能な人間ではありませんが(笑
この日、私のFD2ではベストタイムとなる
40.806秒 を出す事が出来ました。
ほぼニュータイヤで出した過去ベストと比較しても0.5秒ものタイムアップです♪
ほとんどノーマルのFD2+070の組み合わせで、自分の中での当初からの最終目標タイムが実はこのタイムでした。
これまでFD2で走っていて思っていた事が 、
●フロントに大きな荷重を入れてバネを潰してしまうと、クリップ付近から足が伸び上がってきてしまい、クリップ以降のグリップとトラクションが抜け気味になる。
●荷重を減らしてサスペンションを潰さないと、車の向きが思うように変わらずアンダー傾向が強くなる。
と言うように感じてましたが、これまで
不満があったら物を変えることで対処してきた私には具体的にどう乗れば良いのか見当が付かない状況でした。
この時に 「ロール量を減らす」 では無く
「ロール量を制限する」 と言う言葉は私にとって大きなヒントだと思い、すぐにYZへと試しに向かった次第です。
以前に書いたプリロードが強いノーマルの足の特性上、バネを深く潰してしまうと最もストロークが大きくなるクリップ以降、タイヤから荷重が抜けていく時間帯では伸びようとする力が強く働いてしまうような感覚でした。
この状態ではターンインは良くともクリップ以降でタイヤのグリップが失われ、コーナー全体としては脱出に時間がかかっていました。
これに対してブレーキングの荷重移動の量や、進入ライン・ステアリングの切り込み方でロール量を自分で抑えた場合、入り口でスパッと向きを変えるような動きは出来ないものの、バネが潰れている量も少ないためクリップ付近からの伸びようとする力が減り、クリップ以降のタイヤのグリップがいくらか安定して脱出のトラクションも良くなる感じでした。
この時にイメージしていたのは
●進入で100%までタイヤとサスペンションを潰さない。
●ブレーキングはなるべく直線的に。
●クリップの最低速度はしっかり落とす。
●コーナーリング中に無理な負荷をタイヤに与えない。
と言うことでした。
これが正しいかどうかは分かりませんが、動きの大きいノーマルサスペンションでは、
「丁寧に、控えめに。」
と、少し抑えた走りの方がタイムが出るような結果でした。
これって実際は難しいんですよね~~
「力いっぱい攻めないけど、タイヤと車は使いきる。」
って事だと思いますが、こんな事が完璧に出来るほどの技量は今だに私には存在しません(涙
なので、べストラップが出た時は自分の感覚で走ったラップでしたが、それでも上記のテーマを意識してラップを重ねた後でしたので、確実に走り方は以前とは変わっていたはずです。
この日の結果でもう一つ驚いた事が・・・・・ABS
今までABS有りだとタイムを出す事ができなかった自分ですが、今回は
ABSあり・・・・・・・・・40.897秒
ABS無し・・・・・・・・・40.806秒
なんと・・・・・・ほとんど変わらないタイムになっていました(汗
この結果からも、以前とは違う走りが出来ていたのではないかと・・・・・・勝手に思っています。
実際この日はABSが邪魔と思った事はありませんでしたが、念のためOFFでも走っておいただけでした♪
この連載はここで一区切りですが、FD2でYZを走る事はまだまだ続きます。
数ヵ月後にはまた言ってる事が変わっているかもしれませんので、あしからず(笑
けどEG6でコースレコードを出せた時も当然嬉しかったのですが、自分のFD2でのこのタイムが出せた時も同じぐらい嬉しかったです♪
まだまだFD2もEG6も記録更新に向けて頑張ります♪♪♪
Posted at 2010/11/22 11:29:45 | |
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