番場琢のブログ一覧

久々のブログアップでごめんなさい。

さて、夏の猛暑の鈴鹿戦が終わりましたね。
結果は、予選4位、決勝10位でした。
本当に悔しい結果です。
予選でみなさんに期待させてしまった分、決勝の結果は残念に思われた方も非常に多いと思いますが、沢山の事を吸収出来たレースだったので、次戦にご期待して頂ければと思います。

さて、レースのレポートを書いていこうと思うのですが、やはりとてつもなく暑かったですね。
灼熱とは、このことだと思います。
ＳＵＧＯも暑かったですが、車内の温度は鈴鹿の方が暑かったかなと。。。
現地に応援に来て頂けた方、熱中症は大丈夫でしたか？？
僕らドライバーやチームはみんな元気ですが、みなさんはいかがだったでしょうか？？
次戦の富士まであまり時間がないので、しっかり体調を整えて次戦に備えたいと思います。


それでは、土曜日から振り返ってみましょう。
今回は７００ｋｍのレースということもあり、第3ドライバーに木下選手が助っ人として入って頂きました。
本当に経験豊富で、素晴らしいベテランドライバー。
僕としては、レースの結果も出したいけれど、木下選手のレースの組み立て方を勉強したい！！という気持ちもすごく強かったです。
練習走行の走り始めは木下選手。
マシンの基本セットを確認してもらい、アジャストをしてからタイヤの比較テストに入りました。
気温が暑いということもあったので、柔らかいタイヤと、硬めのタイヤと、2種類を混ぜたコンビネーションを比較して、一番レースに向いているタイヤを見つけていきました。
コメント一つをとってもすごく勉強になりました。
「そういう事を考えて走っているのか！！」とか、
「2手、３手先を読んで物事を進めて行ったり」とか、
「マシンのセットを進めていく中で、そんな風な考え方もあるんだ」とか。。。
本当に勉強になりました。
チームミーティングも何度も何度も重ねて、みんなで何が一番ベストなのかを、探していきました。
練習走行でマシンセット、タイヤのチョイスをみんなで確認して、いざ予選へ。

今回の予選はノックダウン式。
毎回ドライバーが変わらなくてはいけないルールだったので、その順番もすごく密に話し合いました。
Ｑ１は自分。
Ｑ２がマサ君。
Ｑ３が木下選手。
結果、全てのドライバーが素晴らしい仕事が出来、予選ではチーム最高位の4番手。
木下選手が最後のアタックで引っかかってしまったので、それがなければ。。。。
と思う事もありますが、非常に流れがいい土曜日だったと思います。

ナイトセッションでは、ライトの確認。
前が見えないと、非常に危険だし、タイムも上げられないので、しっかりと確認しました。
ここは、チーム力。
凄くいいライトの角度で、非常に見えやすかったです。
ナイトセッションでも、マシンのセットを更に煮詰め、決勝で強いマシンにどんどんなっていきました。

さて、期待の日曜日決勝。
レースでの順番もすごく話し合い、みんなで出した順番が。
木下選手→自分→マサ君→自分
でした。
決勝スタート時の路温が５２度。
本当に厳しい環境でレースがスタートしました。
本当は序盤の路温が高く、厳しい環境のスティンとは短めにする予定だったのですが、少しＰＩＴでトラブルがあり、少し伸びてしまいました。
僕が乗った時の路温は４６度。
少し下がったことで、タイヤマネージメントはしっかり出来ました。
マサ君もしっかりタイヤマネージメント出来ていたし、頑張って追い上げて行きました。
ナイトセッションでは、自分がコースインした段階で9位のマシンと１６秒差。
１８周のスティントだったので、タイヤマネージメントは気にせず、全開でアタックしました。
結果2秒差まで追い付いたのですが、抜くまでには至らず、予選結果から考えると本当に悔しい結果になってしまいました。
でもみなさん、僕らは決して悲観しているわけではありません。
今回木下選手からたくさんの事を学ぶことが出来ました。
それを一つずつ皆が実行して行き、ノーミスでレースをする事が出来れば、間違いなくトップ争いが出来る事がわかりました。
今年は結果を残す年。
残り2戦しかないので、非常にプレッシャーがかかりますが、まずは次戦の富士。
攻めていきます。
７００ｋｍをしっかり走り切ることが出来たし、ここからは攻めのレースをして結果を残していこうと思っています。
今回の鈴鹿戦でチーム力は何倍も強くなりました。
ここからのレース、期待して下さい。
これからも全力で戦っていきますので、応援の程よろしくお願いします。


あっ！！
チェッカー後に応援シートで、皆さんが振ってくれたネギ色のライト。
マジで感動しました。
皆の方を見ながら、「ありがとう～～！！」って叫んだんですが、聞こえましたか？？
まあ、横を向いていたから、少し芝に落ちてしまいましたがね。。。
聞こえていなかったらと思い、この場をお借りして。。。

「みなさん、長丁場の応援ありがとうございました」

凄く心強かったし、すごい後押しを感じました。
やっぱり、このチームは最高です。
みんなの期待を背負って、優勝目指して頑張ります！！！