2016年12月05日
メインイベントの合間に…
と言っては失礼ですね!
すでに、TECH-Mブログに僕、載ってました!
https://minkara.carview.co.jp/userid/2327717/blog/
数週間前から、
ブレーキを強めに踏んだ時や、アクセルを空ぶかしした時に、
エアコンの口から、なにやらコッテリしたニオイが…
僕はすぐさま、
E90の持病で有名なバキュームポンプがいよいよ終わりかけているのだろうと思い、
修理をお願いしました。
写真撮ってみたので、要所を載せてます。
まずは、バキュームポンプにたどり着くために、
諸々を外されてます。
インターネット上では、
自力で交換されている記事もあるにはありますが、
正直外すものが多く、
しかもそれは樹脂系の部品が多いので、
ツメをパキッとやってしまいそうで嫌なので、
このバラシの工程を見てすぐに、
自分でやるのはやめとこっと!
って思った次第です。
ちなみに、この後の工程を見た僕は、
自分でやらなくてよかったと、より強く思うことになりますw
これが外されたバキュームポンプ。
(適当な撮り方だったので、手ブレすみません)
そして、
今ではバキュームポンプのオーバーホールキット(Oリング2種)があるとのことで、
それを組み込むため、
展開します。それがこちら。
漏れる箇所は2箇所あるようで、
僕のきゅうまる君は、
この、パカっと開けた時に見えている、
外周ぐるりにはまっている、直径120mmくらいの、大きなOリングが、
ダメになって漏れているようです。
これが元のOリング。
熱の影響でしょうが、
Oリングの断面がマルに戻れず、
うどんみたいな形状で記憶されているのがわかります。
これがオーバーホールキットのOリング。
まず、断面が最初っから角断面になっています。
そして、その角断面のエッジが盛り上げてあり、
これを装着して蓋を締めれば、
エッジが2段分効きますので、
保持力も2倍になるのだろうと思われます。
あと、
この写真の薬指の腹、中央部に見えるかとおもいますが、
このOリングの側面にはリブが設けてあり、
Oリングをはめる溝にセットすると、
そのリブによって、Oリングが中央にセルフアライメントされるようになってました。
色々、メーカーも気を遣ったのがよくわかります。
Oリングを組み付ければ、あとは閉めるだけなのですが、
そこはさすがのTECH-M!
バキュームポンプとフタとの合わせ面、
バキュームポンプとエンジンとの合わせ面、
清掃&整えた上で、組み付けていただきました。
作業してくださった番頭さんは「気持ち」
とは仰っておられましたが、
そういうところに気を遣っていただけることが、
僕にとって何より嬉しいことです!
自力でここまでやろうと思うと、
不慣れもあって、思うように仕上がらず、
絶対イライラしますから!
ちなみに、これらの「漏れ」について、
浦マイスター直々に、ご教授いただいたのが、
「にじみ、タレ、漏れ、の3段階があって、漏れになったら交換。」
と。
「にじみやタレで変えようとすると、全部変えないといけない。」
と。
以前の僕なら、腑に落ちないところだったのですが、
最近の僕は、ようやくその辺り、悟れるようになったというか、
部品の構造をイメージして、
確かに、にじみすら全くしないようにしたとすると、
各部クリアランスや材質の選定で、
段違いで、オーバーなスペックにしないといけないように思います。
国産系部品メーカーは、実際それを求められて大変でしょうし、
かわいそうな気もしないでもないです。
これで、歌謡選手権の結果を聞きに、
宝塚まで戻るつもりだったのですが…
なんと…
先日まで、きゅうまる君と同じ、
前期型E90に乗っておられたというオーナーさんに出逢い、
それまでつけられていたパーツを、
格安で譲っていただけるという、
ものすごいタイミングに、良くも?悪くも??居合わせてしまいましたww
その話を次のブログで。
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メンテナンス | クルマ
Posted at
2016/12/06 20:22:50
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