こんにちは<(_ _)>寒いですね~(^_^)。
今日で仕事も終わり一段落ってな感じです、という訳で今回のお題はこの車です。
車好きの方や三菱ファンの方は御存じだと思います、三菱スタリオン4WDラリーです♪
最近では哀川翔さんが映画SSでドライブしてましたね、私は映画を観る前に漫画で読んでいたのでキャスティングが随分と違うな…と少々笑ってしまいました。
話を戻します、この車がどういう車かを簡単に説明すると以下のようになります。(間違えてたら<(_ _)>)
1980年代の後半に規定されたWRCのグループBカテゴリーに世界中が名乗りを上げていました。
当然、日本もトヨタセリカ、日産240RS、スバルは確か出なかったかな?
三菱はベースをスタリオンに設定しテスト開発をしていました、スタリオンはフロントが長く然もリトラクタブルライトなのでオーバーハングを切り詰め、丸型4灯に変更しFRPボンネットにオーバーフェンダーを装着しエンジンはSOHC2091CCのインタークーラー付きターボでビスカスカップリング式4WDを採用、そしてリアスポにはオイルクーラーが装着され、最高出力360馬力で最大トルク32Kという当時のラリーカーとしてはとてつもない輩だったようです。ターゲットになったモデルはアウディクアトロで実際のポテンシャルはクアトロを上回っていたとも言われ、このテストには後に三菱の名ドライバーとなる篠塚氏も加わっていたとかいなかったとか…。(いてもおかしくないでしょうね。)
最終テストも終わり当然グループBとはいえ市販もしないといけないので、その準備も行い、1983年10月の東京モーターショーに参考出品され、いよいよWRCへ!と行く矢先にグループBが消滅しこのマシンは幾つかのラリーに出場はしたものの目立った活躍もなく姿を消していきました。
その技術は後のギャランVR4やランエボにフィードバックされて行きます。
さて私がこの車の存在を知ったのは今から15年程前でした、スタリオンがラリーに出場してたのは知ってましたがグループBを見据えてこんなマシンを作っていたとは知らなかったです。
そこで少々興味が出てきたので、このスタリオン4WDを調べていたら意外なモノの存在が判明したのです。
それはスタリオン4WDラリーのカタログ。
聞いた話なんですが市販を前提にしていたので当然カタログが存在していたらしく、表記がなんと
全て英語…。しかもこのカタログは東京モーターショーの時に配布されていたらしい(噂です)
そこでカタログマニアの私は「手に入らないかな…(ーー゛)」
と更にあちこちに調査や聞き込みを開始しました。
そして3年程経ったある日の事、そのカタログを持っていた方に話を聞くことが出来ました。
その方もかなりの車好きで、ある方からスタリオン4WDのカタログを譲ってほしいと懇願され少しプレミアを付けて1万円で売ったそうです。
そして暫く経ってから、あるオークションを見てビックリ…。
なんと自分が売ったカタログが出品されてたそうです…、因みにその時のお値段が8万円…。
そんな高額にも関わらず、直ぐに落札されたとの事。
スゴイ…、マニアにとっては堪らないモノなんでしょうね(^◇^)
お金持ちだな…(p_-)
その後、ある雑誌で小さくではあるがカタログが取り上げられてました。
たまにオークションを見たりしますがノーマルスタリオンのカタログは出品されてても、スタリオン4WDが出品されてるのは先ずないですね。
ひょっとしたら、もう存在してないかもしれません。
因みにこの車のミニカーも見た事ありません、どこかのメーカーが出してくれないかな…。
もし販売してたら価格はいくらぐらいだったのかな?当時の価格なら600万前後ですかね???
現物は何でも岡崎にあるらしいですね、いつかは拝見してみたいもんです(*^。^*)
Posted at 2010/12/29 17:08:56 | |
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