シャ・ノアール@なべのブログ一覧

え～っと....久しぶりに免停です！

二月に広島と都府楼でお縄になりました。
っていうところまでは報告してあったと思います。

先日、簡易裁判所で罰金を納めて、首を洗って待ってました。

んでもって、本日福岡県警本部(吉塚)まで行って『聴聞会』に出席。

『裁きを申し渡す！市中引き回しの上、免停90日!!ええぇい！引っ立てぇい！』
との、遠山裁きを甘受致しました。

停止処分者短縮講習は来週です。


実はおいらも今まで知らなかったんですが...
違反検挙されて講習に行く。
講習会最後に試験、点数により短縮期間の決定。

というのが、普通だったと思っていましたが、講習の前に『聴聞会』があるのを始めて知りました。

聴聞会：違反内容の確認と異議申し立て、それに伴う証拠書類があれば提出可能。
異議のあるなしに関わらず、殆どの場合その日から免停実施。
後日講習に参加して短縮期間の決定。
尚、聴聞会の出頭は『任意』

今まで聴聞会のお誘いが無かったのは『累積点数』による免停だったから？

今回はおいら自身、過去に例を見ない『6ポイントシュートを10日で二回決める』という高打率高得点の結果か？

講習会までの間に『更なるポイントゲット』は拙いので、さっさと聴聞会に出頭しました。

9：30に県警本部に出頭。
待合室で首洗って待っていたのは、8名、遠くは北九州から来られているようでした。
こういう場でお決まりの『遅すぎた後悔』的な映像が流され、飲酒運転の怖さや事故の恐ろしさを教えてくれます。

別室へ呼ばれると、本人確認や『言いたいこと』のやり取りがあり実質1時間程度で終了。

免許証を預け電車で帰ってきました。

これで暫く健康的な自転車活動になる訳ですが、この聴聞会のシステムって考えようによっては非常にありがたいですね。

聴聞会欠席して、講習しか受けない場合だと安全協会から呼び出されるままに開始日が決まる。
先延ばしは一応可能だけど、早くするのは難しい、しかも先延ばしにするとそんな時に限って捕まるんだよね。

ちなみに、福岡試験場での講習日は、火曜と木曜。
4月4日の木曜日での指示でしたが、予約電話をすると火曜日でもOKとのこと。
講習は2日間あるので木金より火水の方が都合がいいので変更しました。

ということで、来週は講習会に行ってきます。



免許更新がある今年、奇跡的にゲットできた『ゴールド免許』も一回で剥奪。
せめてもの慰めは免停明けに更新があることと、ツーリングの取材に間に合うことですね。

本当は、この記事が役に立たない知識になるのが一番ですけどね。

いつも通り展示車両の撮影に行った。

スタッフと挨拶を済ませ、撮影車の確認をしていると営業担当課長が満面の笑顔で近づいてくる。

『モロなべさん好みの車両が入って来てるんですけど見ます？』


誘われるままにシャッターをくぐって奥に入ると、一台のクルマが薄暗いガレージにひっそりと佇んでいた。

課長が室内の明かりを点けるがそれでも薄暗い。

薄暗い中にぼんやりと、しかしはっきりと分かる見慣れた漆黒の車体。
クラシックミニMk1
ローダウンされた上にワイドフェンダー、小さなミニがさらに小さく見える。
室内はブラックアウトされ、一瞬気付かないがしっかりロールケージが張り巡らされている。

ドアを開ける。
異常に軽い！
『これアルミなんですよ！』と課長が呟く。

そのドアを開けると慣れ親しんだレカロSP-Gに真っ赤なサベルト4Pが迎えてくれた。
室内を縦横に走るケージ、やけに細いと思ったらルーフやピラーに溶接されていた。

『必要最低限しか入ってないけど、このままサーキットでも大丈夫ですよ(笑)』

リヤシートは取り除かれ、代わりにバッテリーと安全タンクが後席を陣取る。

『キー付いてますから....』と課長が教えてくれた。

イグニッションを捻ると後席から燃料ポンプの音がして、メーターに灯が燈る....STACKのタコメーターが真正面からこちらを睨む。
その左右に申し訳程度に鎮座するスミスの速度計と油圧計。
針の位置を確認してスターターを回すと、やや長めのクランキングの後不機嫌そうに目を覚ました。
温まっていないエンジンは、気を抜くとストールしそうになる....どうやらキャブ仕様らしい。
その証拠に、コンソールの奥から唸り声のような吸気音がしている。

センターコンソールに目をやるとオーディオは無く、ヒューズとスイッチ類が色を差す。

『課長！これってキャブ車でしょう？』
『.....！....』無言で微笑むのはまだお楽しみがある証拠だ。

コクピットから出て、ボンネットを開けるとオイル染みひとつ無いエンジン、恐らくワンオフであろうチタンのフルエキゾーストパイプ。
鈍く光るウェーバーキャブに眩い光を放つファンネル。
ホースやパイプは全てメッシュ化され、淀みなくエンジンルーム内を流れる。

ふと目をやると、ボンネットフードはカーボンで、しかも塗装してあるので外観からは気付かなかった。

これは堪らない。


あちこち開けたり眺めたり乗ったり降りたりを繰り返す姿は、まるで新しいおもちゃを買ってもらった三歳児だ。

『気に入ったでしょう？』課長に声を掛けられた。

『いいですね！ツボですよ(笑)』
『売り物ですよね？でも....こんな個体普通のお客様には売れないでしょう？オーダーですか？』

『当然売り物ですよ、オーダーって言うか押し売り？(笑)』

『はぁ！？』

『車両の入れ替えに関する書類や登録を自分でしてくれるなら.....インプレッサと交換追い金なしでいいよ？』

まじ？

『破格でしょ？ただし条件がある』
最低3年は乗ること！
その間、うちの仕事を優先すること！
うちでの写真は全てなべさんが撮ること！
違反しない！事故らない！このクルマで死なないこと！(笑)

『仮ナンバー付いてるから、一回りして考えなよ！(笑)』



走りながら考えていた....

確かにミニとしては理想の個体だ。
社長が引っ張ってきて仕上げたのなら安心できる。
人を乗せることが少ないおいらだから2シーターで問題ない。
ミニならメンテも自分で出来るし、ショップのメンテも信頼できる。

しかし、シャノアールを仕上げる目標が....シャノアール


気が付けば、ちょっと一回りのはずが....随分遠回りをしていた.....


どーする！？おいら？



っていう『夢』を見た....
おいらの夢ってだいたいリアルで細かいんだけど、今回は起きた後も夢か現実にあったことなのか暫く考えちゃったもんねｆ（＾＾；

きっとシャノアールを仕上げるのにまだまだ時間が掛かる。
去年撮ったクルマで一台気に入ったのがあって、その時課長から『交換する？』って言われたのを今頃リンクさせたのかな～
しっかしリアルな夢だったわ～うなされるように起きたし(笑)

スバルコアテクノロジー　エピソード1



ボクサーエンジンの低重心を『ワニ』に例えるとは.....(笑)

けろーるさんの歓迎会に参加！

楽しい時間をありがとうございました！
『おみや』もおいらの大好きな甘い物で嬉しいっす！

突然ですが、ここで問題！

『ブレーキを踏んだら車は停まる？』


よぉ～っく考えて、『はい！』と思う方は先を読み進めてください。



自信を持って『いいえ!!』と答える方には退屈な話なので読まなくても良いと思います(笑)









実はこの問題、実際に某教習所で学科の中で教官から出された問題です。
○と×のスイッチを押した約30名の教習生の答えは...

○：29名
×：1名

×を押した１名の教習生はおいらでした、当然教官から訳の説明を求められました。
『ブレーキが止めるのはタイヤの回転で、滑りやすい路面でロックすればタイヤは止まっても車は停まらない。』

みんカラに居る人はたぶん判っていると思うんですが、一見当たり前のような一言、実は無意識の中で『常識』として疑問に思わなくなってる人が普通に居るのです。

同じような問題で....
『ハンドルを切れば車は曲がる』
『アクセルを踏めば走り出す』
『真っ直ぐ走るにはハンドルは真っ直ぐ』

これ、全部『いいえ』です。

全てを『はい』と答えるためには『タイヤが正しくグリップしていれば....』と付け加える必要があります。

数年間の運転歴があればきっと一度や二度の急ブレーキや急ハンドルの経験はあるでしょう。
その時に事故にならなかったのは、あるいは『運よく』タイヤのグリップ範囲内で操作されたのかもしれません。

『運悪く』事故になってしまった経験のある方は、もしかしたらそんな『うその常識』に捉われていたのかもしれませんね。

真実は...
『ハンドルを切っても車は曲がらず、真っ直ぐにしていても車は曲がる』
『ブレーキを踏んでも停まらずアクセルを踏んでも進まない』
この話をドライバー仲間にすると『禅問答』と笑って理解しないドライバーが大半で、数名だけが『同感』だと言います。

『同感だ』と言うドライバーは、事故も少なく違反も少ない。
事故や違反の状況や原因が把握出来ていて、アドバイスが的確です。
一方、『禅問答』と言うドライバー達は、小さな接触や事故、小さな違反を度々しています。
事故の原因も『天気や相手』、違反に関しては『運が悪かった』と。

おいらが免許を取ったのはもう２0年以上前。
あの頃の車に比べたら現代の車なんて、安全性も性能も桁違いに良くなってます。

なのに事故が減らないのは何故でしょう？

現代の車はどんな車をもってしても『すばらしく運転が楽』です。
道路も良くなっていて、大きな轍や穴ぼこも殆どありません。

楽で快適な車になった今、『自分の車は大丈夫』ではなく『自分の腕は大丈夫？』と思った方がいいかもしれませんね。

朝方の雨で、急遽撮影がお休みになったおいらです。

雨も上がり、昼下がりになって出掛けようかどうしようか？とシャノアールのエンジンルームを眺めていてたら、掃除が始まってました(笑)


あんなとこ外して、クリーナーで洗って、外したついでに普段見えないところの目視点検してた。

すると後ろの方で.....『お兄ちゃん(お兄ちゃん!?)、また車の手入れしてるねぇ～』と何やら子供に話しかける声がして、振り返ると3～4歳くらいの男の子がお母さんに手を引かれて歩いてきます。

たまに見掛けるご近所さんですが、お名前は知りません!(笑)

お母さん『いつもご自分で手入れされてるんですね～○○ちゃんこの車なんだか分かる？』
男の子『すばる　いんぷれっさ！』

すげ～この子!!(笑)


小学生にGT-Rと間違えられたシャノアール号、3歳児にはちゃんとインプだと認識されてよかったね～


平日の夕方、車庫で作業している時にある、ほんの小さな日常がなんだか嬉しい出来事になった瞬間でした。