他人にとってはたかが”モノ”だけど、その人にとってはかけがいの無いものかもしれない

祝日の今日はまた金沢まで行ってました。金沢まで行くと往復で100ｋｍ以上走ります。
土曜に引き続き、走ってガソリンメーターの下降が早くて弱ってますｗ

この映画は近くの映画館でやってないのですがどうしても見たかったので


ジョン・ウィック
愛する妻を病気で亡くしたジョン・ウィック。深い悲しみにくれる彼に妻は子犬のデイジーを遺していた。デイジーと共に新たな生活を始めたジョンだが、ある日彼の愛車を目当てにした男たちに襲われ、車は奪われ、デイジーは殺されてしまう。
ジョンを襲った男は街を牛耳るマフィアのボスの息子だが、その事実を知ったボスは息子を激しく叱責する。
ジョンは裏社会から最も恐れられていた最強の殺し屋だったのだ
出演/キアヌ・リーブス、ミカエル・ニクヴィスト、ウィレム・デフォー
監督/チャド・スタエルスキー

キアヌ久々のアクションは壮絶な復讐劇

こういう復讐劇はあまり好きじゃないんですが

いや～アクション凄いっ！！超絶カッコイイ！！！

ストーリー的には変にぶれず復讐あるのみ。見ているこちらも夢中になれる。

でも、裏社会の仁義？暗黙の了解みたいなところもあってそちらも面白い（電話一本で駆け付ける”掃除屋”とか中立のホテルとか）

アクションはワイヤーやCGを極力排除し、映画ならではのフェイクも少なめ。リアルな実戦主義がかえって目新しい

そして目まぐるしいカット割りで誤魔化すことも無くワンカットがかなり長め。ワンカットで3人ぐらい殺してるしｗ
柔術やカンフーなども取り入れた”ガン・フー”は面白い！



R-15指定なのでバイオレンス描写はかなりきついけど（一体何人殺したの？ってくらい殺しに殺しまくりです）
しかも相手には必ずヘッドショット含めて複数弾撃ち込んでるし、クルマはねた後にトドメで2発とか・・
でも割とドライな感じなので神経にさわることも無く爽快ですらありますけど苦手な方はﾁｮｯﾄ覚悟してください



車好きでも知られるキアヌだけど、今回のキーアイテムとなるのは

69年式フォード・マスタング

彼が空港で思いっきり走らせるシーンは序盤の見どころ


この愛車を奪われ、子犬を殺されたのがこの復讐劇のポイントなのだが

何もこれごときで・・・殺しまくることもないんじゃない？と思ってました
現に劇中でも「たかが犬で・・」というセリフも

他人とってはたかが犬、たかが車
しかし、ジョンにとってはかけがいの無いもの。現在の彼のすべてだったんでしょうね。
”モノ”にこだわりのない人にはわかってもらえないでしょう（みんカラにいる方々ならきっと共感してもらえるはず・・・）

9点/10点満点

既に続編の製作も決定してますので楽しみです

"Yeah,I'm thinking,I'm back"