バルブ

久しぶりの投稿です。

ブログを書くというのは中々大変な作業ですね。

現在進めている新しいエンジンの製作に必要な部品が先日、届きました。

タイトル画像です。

１２５Ｅ用の物を新たに製作していただきました。

今のエンジンは最初に組み立てたものから３機目のエンジンですが２機目のエンジンで峠を流している時に８０００回転ぐらいでＥＸバルブの傘部がシリンダー内に落ちてエンジンが大破し再度組み直したものです。

これが落ちたピストンの上部です。
因みにＩＮバルブはこの通り曲がってしまいました。

ＥＸバルブはバラバラになっていました。
ピストンは２機目を製作する時に岡山にあるＯ○技研にお世話になっているショップの社長から依頼し作っていただいたものです。
１２５Ｅのオリジナルはこのようにトップが最後まで盛り上がっています。

当時製作していただいたものはそこまでは再現できませんでしたので

こんな感じの盛り上りです。
それでも○ＫＳの

○モエの

よりは高圧縮を期待出来るものです。
大破したエンジンをバラシ各部を洗浄、チェックした所シリンダーも傷が深く使えない状況だったのでまたノーマルエンジンを購入し、ピストンは再度製作を依頼する事となりました。
１２５Ｅと１８ＲＧのピストンで違いはピン径とリングの厚みです。

当時、３機目を組み立てるのに困ったのがバルブが無いことです。
色々と探しまわってＩＮバルブのみ５本手に入れました。ＥＸバルブについては私の当時のネットワークでは入手することは叶わなかったので予備のヘッドから１本外し使用しています。
とはいえ今回の件で当時物のバルブを使いエンジンを思い切り回す事は出来ないと判断しました。
そこで１０数年前にバルブの製作をお願いできる所をさがしましたが今のようにインターネットが普及しているわけではなく挫折しておりました。

この度再度バルブの製作を依頼できるところを探してネット検索しとある企業様へ問い合わせをすることが出来、個人からの依頼も受けてくれるという回答を貰いトップ画像の物が届くことが出来ました。
このバルブ製作に当たってはみん友のワークスセリカさんに多大なご尽力をいただいた事に此処でお礼を申し上げておきます。ありがとうございました。

バルブの違いをアップしておきます。
ＩＮバルブ


ＥＸバルブ


どちらも左がＴＲＤのビッグバルブです。

これでバルブに心配が無くなったので組み上がった際は思いっきりエンジンを回すことが出来そうです。