ムービングコントロールロッド交換

先日‘野生のカン’で発見した、まさかこんなに早く逝くとは思ってもみなかったエンジンムービングコントロールロッド・・・読んで字の如く、エンジンの揺れを抑えるエンジンマウントの一種みたいですが、なぜかボロボロと皆さんのモノが崩壊するみたいで、ご他聞にもれずうちのエスティマ君のも、すでにご臨終でした。

で、こんなのボルト緩めて簡単に交換できる、と余裕ぶっこいていました・・・この後、悲劇が待ち構えているとも知らず・・・

みんカラの皆さんのページを参考に、エンジン側はパワステタンクをずらさないと、ボルトが抜けないということで、タンクをフリーにする。

この１０分後泣くことになる・・・

で、エンジン側マウント部分のボルトを外す。

もう片方のストラットボディ側のボルトを緩めようとするが、かなりきつくしまっていて全然緩まない。

この５分後泣くことになる・・・

作業スペースもあまり無いので、しょうがなくブレーキフルードリザーバタンクもフリーにしてスペースを確保。

再びトライするがピクリとも言わない・・・４分前

全然シャレにならないくらいギチギチに締まっている・・・３分前

あっ、これたぶん無理だわ？・・・２分前

これ以上、力いれたら、工具のほうが壊れるな・・・1分前

全然無理だわ・・・　(TωT)　←泣いた！

ここから40分以上にも渡り、メガネレンチからソケットレンチに工具を持ち替えてみたり、CRCを吹き付けてみるも焼け石に水・・・

ディーラーに持ち込んで交換してもらうしかないかと何度も頭をよぎるも、もう1度CRCを大量に吹き付けてトライすると、ようやく・・・
ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!

‘ミリッ’と緩みました・・・

ありえん、間違いなくオーバートルクで締まってんだろ、コレッ！

外してしまえば、後は新品を取り付けて終了。

たかだか1本のボルトのおかげで、ありえない労力と時間を無駄に費やしました・・・

今回ほどスピンナハンドルが欲しくなったときはありませんでした・・・

外したムービング～の損壊部分を見ると、想像以上に亀裂が・・・

どうも5万キロが限界？

タダでさえ狭いエンジンルームに、熱的に苦しい3リッターエンジンを押しこんでいるため、熱が伝わるエンジン側のゴムが簡単に割れるみたいです。