キャリパーオーバーホール

以前にも一度キャリパーのオーバーホールはしたのですがまたダストブーツが切れて酷いことになっていたので初めて自分でやることにしました。

あらかじめ他の人のHPや動画を見てだいたいのやり方を覚えました。

CR-Zの純正のダストブーツは熱に弱いのかサーキットを走る仲間の間では溶けるだの弱いだの噂になっていました。
今回はEG６だかEK９用のやつの方が良いとの情報を聞き、そちらにしました。

問題なく交換できました。

左の画像のようにぼろ布をおいて置き、写ってませんが左手で飛び出してくるピストンに指を挟まれ無いように押さえながらエアーで慎重に噴出してやると、ポッン！とピストンが出てきます。
この時エアブリーダーボルトは締めこんだままです。

ピストンにへばり付いてるダストブーツを取り去り、洗浄液に一晩漬け置きしておきました。

その後に真鍮ブラシで擦ると錆は取れないですが、だいたいこんな感じになりました。

乾燥した後に付属のグリスをそれぞれ塗りつけます。

ピストンシールは割りと簡単にはめ直し出来ましたが、ブーツの方は少しコツを掴むまで苦戦しました。

適当に一気にはめようとせず、端からきっちり溝にはめて行く様にしたら最後のブーツのたわみも少なく綺麗にはめ込みできました。

ピストンを戻す時にはエアーでブーツをブオォーと膨らましながら押し込んで行き、良い感じにはまる様にしますｗ

一度きっちり戻してからもう一度エアーを噴いて綺麗にブーツがはまっているのを確認して終了です。
　
一個目は苦戦しましたが、二個目はコツを掴んでわりとすんなり出来ました。

スライドピンにもグリスを塗り指で慣らしてから戻し、キャリパーも装着して、ブレーキフルードのエアー抜きをして終了です。

あらかじめもう一セット用意しておくとブレーキラインを外してる時間が短く出来てフルードの漏れも少なく、キャリパー交換自体は２時間もかからず終われていいと思います。

今回はターさんからキャリパーは事前にお借りしました。