リチウムバッテリーで二冬目を越えた結論は、
最低気温が氷点下となる日が続く環境で、
毎日早朝にエンジン始動する運用では、
リチウムバッテリーは向いていないということです。
結局、安心のためバッテリーを乗せ替える事にしました。
交換の候補としては、定番ではオプティマとパナソニックCaosですが、
広く高性能バッテリーを探してみることにしました。
結構、候補はいろいろと見つかりましたが、ボッシュのSilverXを選択。
容量・CCA・重量・価格など、ベストバランスと判断しました。
ただし、リチウム比の大幅重量アップだけは目をつぶるしか無かったです。
因みに、ボッシュSilverXをR34に搭載した事例は、ネットで検索しても
見当たらず、取り付けはちょっとリスクがありましたが、人柱根性?で乗り切りました。
Amazonから着荷時の電圧が12.77V、735CCA、内部抵抗4.22mΩでした。
そこからチャージャーで充電し、12.93V、745CCA、4.17mΩに。
仕様が650CCAのところ、745CCAと、かなりの高性能ですね。
(CCA:Cold Cranking Ampare ざっくり言うとセルスタート時に流せる電流の大きさの尺度)
搭載前に、細々と準備を進めました。
トランク内設置用に排気孔が左右にありますので、プラス(右)側は
付属のキャップで閉じます。
排気孔はφ5.5㎜なので、純正のパイプは接続できません。
ホームセンターで散水用ニップル6ミリを調達。上が純正で、下が購入品です。
液式バッテリーなので、念のため下部トレイを用意しました。純正の寒冷地用も考えたのですが、
バッテリー幅が175㎜と寒冷地用の173㎜より微妙に広いので、マリン用品で
サイズの合うものを探しました。底面のリブを避けゴムシートを敷き、固定用のビス穴も準備。
Jフックボルトは取り付けベースの赤丸部を利用しました。
が、全て搭載完了後不具合が発覚。タワーバーがJフックボルトに干渉し取り付け不可!
結局、緑丸部に変更することに。奥側は元々ステーがスポット溶接されていましたが、
ドリルで穴を開けて外したところ。そのドリル穴が活用できました。
バッテリーの固定ステーは、Dサイズ(173㎜)、Bサイズ(129㎜)兼用タイプを
加工して使いました。ボッシュの全幅は175㎜ですが最上部は145㎜のためです。
Bサイズ用をカットし、ゴム板でサイズを合わせました。
バッテリーターミナルは、端子サイズをDINサイズからJISサイズに変換する
ターミナルを使い、リレー等の丸端子をビス固定できるよう、タップを切りました。
これでやっと、バッテリー搭載に着手。
排気孔からニップルでホースに接続しました。これで水素爆発?の危機も回避。
過保護にもカバーを取り付けました。トランク設置ですので温度変化は少ないと
思いますが、冬の朝には多少の効果を期待しての事です。
バッテリーチャージャー用のコネクタも常設しました。
こちらが、ボッシュ純正のチャージャー。
交換後、MFD表示は12.3V。
エンジン始動は、キュルッ、ボンッ て感じで、一瞬で初爆しました。
あとは耐久性がどうか見守りたいと思います。
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Posted at
2016/04/12 23:00:27