毎回の沖縄帰省ではレンタカーを借りています。
大概はレンタカー付きのツアーなので、いわゆるSクラスのマーチ、フィット、デミオ等に乗ることになります。
以前の帰省の際にレンタカーのみ別手配としてBLアクセラセダンに乗りましたが、やはり希望の車種だと運転も楽しく感じました。
今回の帰省では娘と二人ということもあり、レンタカーくらいは好きな車種にしたいと思い、前回利用した格安ツアーのレンタカープランを利用することにしました。
マツダ車のレンタカーだとタイムズレンタカー(旧マツダレンタカー)が充実していて、新型アクセラセダン限定、新型デミオ限定、CX-3限定と各種プランがあり、前回のBLアクセラセダンとの比較もしたかったので今回はBMアクセラセダンにすることにしました。
帰省初日、娘は義父母と一足先に実家に向かい、自分だけレンタカー受取のため営業所へ。
タイムズレンタカーの空港最寄りの営業所は、以前は義父母の実家から歩いて5分ほどの場所にあり便利でしたが、今は空港の近くの新営業所へ移転しています。
以前とは比べ物にならないくらい立派な営業所です(笑)
受付での手続き中に担当者から、配車予定の新型アクセラセダンが帰着待ちのためCX-3に変更となったと説明がありました。
配車されたのは平成27年6月登録で走行距離9,163km、ジェットブラックマイカのXDでした。
ということで、4日間乗ってみて感じたことを。
ほとんど個人の感想なので、それは違う!というツッコミはご容赦下さい。
まずはエンジンから。
CX-3はSKYACTIVE-D 1.5のディーゼル。
BLの20Sと比較してカタログ上で最高出力は-45PS、最大トルクは+8.5kgf・mとなっています。
最初、我が家の20Sと同じ感じでアクセルを踏んでみたらちょっともっさりした感じでしたが、アクセルを踏み足すとさすが27.5kgf・mのトルクで素晴らしい加速。
トラック以外では初めてのディーゼルエンジン搭載車でしたが、想像していたよりもディーゼルのエンジン音は車内でも聞こえました。
これがXD Touring以上のグレードで設定されているナチュラル・サウンド・スムーザーでどのくらい低減されるのか興味が湧きました。
あと、エンジンがコンパクトなのかエンジンルームにスペースがあり、ライトのバルブ類交換作業も簡単そうで羨ましいです(笑)
次に内装関係。
最初に感じたのは収納スペースというか物を置くスペースがないこと。
BLアクセラではドリンクホルダーの位置にマツコネのコマンダーコントロールがあるため、CX-3のドリンクホルダーはBLアクセラのセンターコンソール位置となりちょっと使いにくく感じました。
アームレストも無かったです。
あと困ったのがスマホを置く場所。
シフト前のスペースに置こうとしても、自分が使用しているSHL22には内法寸法が若干足らず、ちょっと斜めにして何とか置ける感じでした。
内装の質感はBLアクセラとは比較にならないくらい良く感じました。
苦労して加工した吹き出し口のシャッター機能も標準装備だし(笑)
ただ、センター助手席側の吹き出し口も他と同様の丸形状にしてもよいのでは?と思いました。
機能面。
XDのメーターはタコメーターがデジタル表示。でもTouringのメータだとタコメーターがアナログになって速度はデジタル表示のみ。
昭和な自分はBLアクセラのようなどちらもアナログ表示が好みです。
ウィンカーには便利なスリーフラッシュターンシグナル機能があり、マツコネで作動の有無を変更出来るのはいいですね。
オートライトは付いていませんでしたが、キーオフでライト消灯は便利でした。
噂?のマツコネのバージョンは51.00.501でした。
みんカラ上でナビ性能についていろいろと書かれていたのでちゃんと案内してくれるのか不安でしたが、思っていた以上に普通のナビでした。
施設表示の設定も出来たし、地図画面も気になることはありませんでした。
ただ、時々自車位置がずれることがありました。
コマンダーによる操作は慣れれば便利かと思いますが、自分はボタンの場所を確認してました(笑)
利便性。
よく言われているラゲッジ容量。
レンタカーなのでラゲッジボードが無いため、パッと見では深さがあってそれなりの容量に思えます。
今回の旅行では娘と二人ということで中型のスーツケース1つの荷物でしたので容量的には全く問題ありませんでした。
普段使いでもラゲッジボードを下げた状態なら容量で困ることはなさそうです。
ただ、SUVという性格上開口位置が高いので重量物を収納する時は少し大変。実際、お土産を詰め込んだスーツケースを入れるのは辛かったです。
あとラゲッジルームランプは両側に欲しい(笑)
デミオベースということで後席の居住性。
特に子供が小さい間はチャイルドシートが必要となります。
今回のレンタカー会社のチャイルドシートはベースがあるタイプで少し大きめ。
設置場所は運転席の後ろ側。
運転席の位置は少し前目ですが、CX-3のシートは高いので前目にしてもBLアクセラほど窮屈な感じはしません。
この状態でも娘(身長85cm)の足が運転席に届きますが、
我が家で使用しているベースのないタイプのシートならもう少し余裕があると思います。
新生児用の後ろ向きに設置するタイプだともっと窮屈になると思います。
でも、BLアクセラでも同じでしたので、首が座るまでお父さんが我慢すれば大丈夫だと思います(笑)
その他。
1.5でもツインテール!
テールゲートの開閉ボタン、リクエストスイッチが上手く隠蔽されていて、
BLアクセラの様なホクロがない。
リアのルームランプにスイッチがなく、フロントのランプスイッチで連動しているためリアのみ点灯できない。
オルガンタイプのペダルは楽。
相変わらずフットレストがない。
リアウィンドウが全開にならない(小さいお子さんには良い)。
リアシートのセンターアームレストがない(カップホルダーが使えない)。
USB端子は便利。
マニュアルモードでもiーstopする。
などなど。
給油時のフューエルキャップ、BLアクセラのフューエルリッドに付いているキャップを引掛ける突起がCX-3にはなく、キャップを直接リッドに掛けられるようになっていますが、給油の時は知らなくてこんな風にしてました(>_<)
あと、走行中に突然点灯したスパナマーク!
本当にビックリしました(^_^;)
どこか壊れた!?と思いつつ、スパナだからメンテナンスか?と思って取説で確認したところ、思った通り定期メンテナンス時期になると点灯/点滅するとのこと。
ちなみにスパナではなくレンチでした(笑)
ということで4日間で約205km走行し、給油は14リットル。
前回の給油も継ぎ足し無しの条件であれば燃費は14.6km/L。
今回は高速走行なしのオール下道で燃費なんて考えずに踏んでいたのでこれくらいでしょうか。
アクセラ20Sであれば高速メインでやっと出る数値なので、やっぱり燃費はいいんですね。
今の我が家の生活スタイル(週末のみ運転、娘2歳)であればCX-3でも全然OKで、トルクフルな走りに低燃費は魅力的。
でも、今の年間走行距離1万2千キロちょい、平均燃費10km/Lとして年間給油量が1,200リットル、レギュラーガソリンと軽油の価格差を40円としても、燃料代差額は48,000円。
魂動デザインはカッコいいと思うのですが、BLアクセラを初めて見たときに感じた欲しいと思わせるモノが無いんですよねぇ・・・。
当分はBLアクセラだなぁ(笑)
以上、長文失礼しました<m(__)m>