デフオイル交換

本日はデフオイルの交換を実施しました。

デフオイルは このソアラを購入してから ずっと行いたかった作業で 車検を取る前から交換しようと計画していたのですが 早いもので2年半の月日が経過しました。

まずはジャッキアップ、馬噛まし。
車体下に潜り込みます。
早速 側面の24mmボルトを緩めたいところですが デフには圧抜きのブリーダー？ボルトが最上面にあり そこから外します。

写真は上手く撮れなかった為 省略させて頂きます。
まぁ 覗けば 分かります。

こいつがブリーダーボルトです。
単なる貫通ボルトに上からキャップを取り付け、抜けない様にカシメてあります。

キャップ内にスプリングが入っており デフ内が密閉されない様になっております。

デフは発熱量が大きいらしく 密閉されていると デフオイルが熱により ガスが発生し 行き場のなくなったガス(圧力)がシールから抜け そこからオイル漏れにも繋がる様です。

なので このブリーダーがキチンと動作するかは かなり重要みたいです。

灯油とワイヤーブラシで清掃し パーツクリーナーを吹き付け、穴が貫通しているか確認し 問題ない事を確認しました。

写真が見切れてしまっていますが 次に側面のドレン？ボルトをスピンナーと24mmソケットで取り外します。

この時 必ず側面(上側)から外して下さい。
先に下側のドレンを取り外し オイルを抜いてしまい その後 側面が外れなかったら 超大惨事です。

デフをごっそり外すか 車をひっくり返して オイルを入れるしかありません。

オイルを抜いている最中の写真を撮り忘れてしまいました。

オイルは粘度もあり 色もそれ程 汚くもなく あまり悪い印象はありませんでした。
ただ 結構 臭かったので 多少は劣化していると思われます。

側面のドレンボルトを外した際 ガスケットが入っていなかったので もしかしたら 過去に交換されていたのかも知れません。

パーツカタログでは側面側にもガスケットが着いていますし 数量も『2』と記載されていた為 製造ラインから出てきた時にはガスケットは組んであると思います。

過剰保全好きの拓ボンとしましては 外したボルトは必ず洗います。

ウエスでネジ部を軽く拭き取る程度でも問題はないのでしょうが プライベーター、工数度外視ですので 念入りに清掃。

自分で触った所が 一つずつ綺麗になっていくのが好きなんです。

先述でも少し出てきたガスケットを新品に交換。

外したガスケットは ぺったんこにつぶれていました。
まぁ 潰れる様に設計させているので 当たり前ですが 安い物ですし 不安要素は 極力 減らしたいので ケチらず、面倒臭がらず 替えましょう。

ちなみに僕の持っている1988年のパーツカタログでは前期版が60円
後期版が80円

2017年9月現在が 108円でした。

品番は12157-10010です。
参考までに･･･

デフオイルはディーラーで2Ｌ譲ってもらい 醤油ちゅるちゅるを適当な長さで切って 圧送・注入しました。

あっ そう･･･

オイルを入れてる時の写真を撮り忘れてしまい すみません。(-_-;)

その後 ブリーダー、ドレンボルト2個を組付け、完了。

エンジンオイルの交換でも そうですが 僕はオイル類の交換は お風呂の湯を抜くくらいの作業だと思っています。
風呂のお湯を替える事の出来る方なら オイル交換も出来ます。

自分で実施すれば とても安価で済みますので 宜しければ実践してみて下さい。

おしまい。