ココ数日「私と・・・」なんて
タイトルのブログ書いてますが、
今回が一応?
最終回、
本日は「私と2サイクルエンジン」。
クルマでは25年くらい前が最後、
(ジムニーとキャリィ・・・トラバントも?)
バイクでは10年くらい前に新車が無くなった、
2サイクルエンジン、
今から乗りたいのであれば中古車を買うしかありませんね、
バイクならお店の片隅に売れ残ったりしているのもあるようですが・・・、
(笑)
スクーターでさえも今は4ストローク、
白煙吐きながら走る原チャリもあまり見かけなくなりました、
少し前までは「びぃぃぃ~ん」なんてカン高い音を響かせながら走る
チャンバー交換したスクーターに乗る高校生もいましたが、
今時代はスマホ・・・、
バイク乗る若者も減りましたね・・・。
さて前置きはコノくらいにして、
私的な2サイクルなハナシを少し、
先日のブログで書きましたが
中学時代に「マッハ」に刺激を受けて以来、
2ストロークエンジンは大好きなんです、
初めて買ったバイクは4サイクル(スズキグース350)でしたが、
2台めのバイクは・・・、
専門学校時代の同期の友人K君から譲ってもらった、
ヤマハDT125R、
’91年(平成3年)モデルでした、
DTはヤマハを代表するオフロードモデルで
モトクロッサー「YZ」の公道仕様とも言うべきモデルですが、
私の乗ったコレはなぜか「ツーリング仕様」とも言えるモデル、
初期型はまんま「YZ」ルックでしたがマイナーチェンジで画像のようになりました、
キャリアも付いているしタコメーターもある、
(オフ車は基本的に軽量化の為タコメーターは無いのが普通)
ヘッドライトも大型化されライバル車に比べて明るいんです、
オマケに珍しいのが2サイクルエンジンなのに「セル」が付いていたコト、
軽量化必須のオフ車なのに(ましてやソノ為の軽量2サイクルエンジン)、
セルもキックも付いていたのです、
コノ時代では両方付いてるのはスクーターくらいでしたから
非常に珍しいマシンでした、
オフロードなどで足場悪いトコロでエンストした際にはキック始動がムズカシイので
そんな場面でセル始動できるのは重宝しましたね、
実にセル・キック始動できるのはそんな狙いがあったかと思います、
肝心のエンジンはモチロン2サイクルエンジン、
今ではお目にかかれない?125ccフルパワーの22馬力でした、
同じ排気量のPCXとは比べられないくらい速かったですね、
2サイクルエンジンと聞くと「低速スカスカなんじゃない?」と思う方多いでしょうが、
コイツはアイドリングからでももトコトコ走ってしまうくらいのトルクあって
オフ路面なんかでは乗りやすかったですね、
でもあんまりやってると2サイクルなのでプラグ被って「もーもー」言って
走れなくなりますが。
(笑)
そして私にとっての2台めの2サイクルエンジンは・・・、
名車(だと思う・笑)ジムニーSJ30型、
今でもファンの多い型式ですね、
駆動系はほぼ1000と共通なので何やっても壊れない?と言う
タフネスさが売りです、
(ホントかいな?笑)
実はコノ車輌エンジンは前モデル「SJ10型」から拝借したモノ、
載せ換えを手伝ってくれたのは、
そうです私の主治医のくるまひさんですね、
コノ辺のハナシはまたいずれ機会あった時にでもしたいと思います、
(苦笑)
ジムニーはコチラの型までが2サイクルエンジン、
ジムニーの中では名機と言われる「LJ50型・水冷3気筒2サイクル550cc」エンジン載せてます、
コイツは2サイクルなのに超低速型とも言え、
のんびり走るのにもってこいのエンジン、
当然オフでの走りもピカイチです、
いざとなったらアクセル全開!で前方の障害を乗り越えられるチカラもあります、
・・・と言ってもたったの28馬力なんですがね、
(でも私のはSJ10のエンジンなんで26馬力・笑)
今の軽の半分程度のパワーしかありませんが、
オフでは走りまくりました、
エンジンも軽く車体重量も今のジムニーより200キロくらい軽いのです、
公道ではとっても遅いですケドね。
(苦笑)
さて3台めは・・・、
またしてもヤマハのバイク、
コチラも2サイクルでは名機?と言われる「1KT・水冷2気筒250cc」エンジンの
「R1-Z」、
Zは「ゼット」読みでは無く「ズィー」と読みます、
(元オーナーのこだわり・笑)
エンジンはレーサーレプリカの「TZR」からの流用、
なので遅い訳ありません、
パワーバンド突入したらアッと言う間にレッドゾーンに到達します、
オマケにアップハンドルに交換したせいでやや後方荷重だったので
自然にウィリー状態・・・、
(苦笑)
分かっているので気を付けてましたがエンジンの元気の良さについつい・・・でした、
(笑)
今思えば若気の至りでしたね。
(今から15年くらい前です)
ヤマハの両エンジンには「YPVS」と言うヒミツ兵器がありました、
(笑)
排気可変バルブ(バルブと言っても板みたいのが通路を狭くしたりするだけのモノ)なのですが、
コイツのおかげで低速から高速までシッカリしたトルク・パワー感を出すようになっています、
ジムニーのエンジンにはそんなのモチロンありません、
普通に排気管あるだけです、
でもジムニーのエンジンにチャンバー付けたり、
マフラーが抜けるだけでもかなりのパワー出ます、
(実際抜けて爆音状態になりました・笑)
抜けた時のアノ加速のジムニーは・・・忘れられない想い出です。
(音は500GPマシン並み・爆)
さて最後・・・、
私にとって4台めとなる2サイクルエンジンは、
ケッチです、
コレは2サイクルのお手本とも言うべき非常に簡単な構造の2サイクルエンジン、
排気可変バルブもリードバルブも無い
とってもシンプルなエンジンですね、
2サイクルのパワーの源となる?
チャンバーだってありません、
マフラーですから、
(笑)
コイツのフィーリングがどんなモノだか今からとても楽しみです・・・。
2ストロークエンジンは、
オイル注ぎ足さないと焼き付いてしまったり、
白煙は出るわ、
パワーバンドに入ったらオイルの飛沫がジャケットなんかに付着するわ、
(コレ洗濯しても落ちないですよね・苦笑)
ツーリングで後ろ走っている人からは「シールドにオイルが付いた」とか、
「オイル臭い」とかイロイロ言われ、
(苦笑)
公害だの排気ガス規制に向かない(当たり前?)とかで
過去のエンジンになってしまいましたが、
私は2サイクルエンジン好きです、
2サイクルは乗った人にしか分からない魅力・・・と言うか魔物が潜んでいます。
(コワイですね・笑)
昨夜お店の営業のIさんから電話があり、
「canonさんのケッチのエンジンOH始めました」と連絡がありました、
ヒマあったら見に行きたいなぁ~と思う私です。