電気自動車、水素自動車、そして自動運転・・・、
もう、昔描いた夢は全て叶えられたような気がする・・・、
さすがに空は飛べないが、
(’59年型キャディラック)
でも、飛びたいと人は思うのだろうか、
羽根を付けたデザインのクルマが一世を風靡した時代があった、
コレは「人々の夢」なのだろう、
残念ながらコノ時代に私は生まれていないのでコレは想像するしかないのだが、
第二次世界大戦で使われた戦闘機に何かの想いを馳せてこういうデザインになるのだろうか、
(マツダRX500)
(トヨタEX-7)
(カウンタックプロトタイプ)
上の3台は’70年代のモデル達である、
いずれも私が好きなデザインであり、
(特にカウンタックの中ではプロトタイプがイチバン美しいと思う)
コノ時代は「羽根」は消えるが、
天高く跳ね上がるドアを採用したクルマがデザインされた・・・、
コレも「夢」なのだろう、
(小田急初代箱根ロマンスカー)
(クハ181系)
(はとバス・・・車種は三菱ふそう?)
(クハネ583系)
イチバン下のクハネ583型は幼い頃Nゲージを所有していたコトから
想い入れのある車両、
昭和40~50年代、新幹線0系を始め、個性的かつ豊かさをカンジさせるデザインの
電車やバスが生まれたくさん走っていた、
こんな車両に乗って、行楽地などに旅行に出かける「夢」を見たりもした、
(トヨタFXV)
(ニッサンMID4)
(ホンダHP-X)
(トヨタ4500GT)
(ニッサンCUE-X)
後ろ姿を載せているのは、私が「後ろ姿」が大好きだからである、
「後ろ姿」がステキな、キレイなクルマは美しいとカンジるからである、
(マツダMX-03)
上に挙げたクルマは昭和60年、第26回のモーターショウに展示された車種である、
(トヨタ4500GTは第28回展示のモノ・・・ホンダHP-Xは展示されていた記憶が無いが年式的に
置いてあった可能性はある)
人生初のモーターショウ見学とあって、今でも忘れられない想い出である、
特に画像のクルマ達は非常に忘れられない展示車達だ、
晴海の会場へ、父に連れられて母と共に船で向かった、
トヨタ4500GTとホンダHP-Xの実車は見た記憶が無いのだが、
上の2台は雑誌で見た印象がとても強く印象に残っている、
コノ時代のコンセプトカーと言えば「もしや市販されるのでは?」とか、
「技術だけでも搭載されるのでは無いか?」など想いを馳せたモノだ、
しかし、今、コノ時代はどうであろう?
ブログ冒頭に書いたような技術はソノ昔から上の画像の車種で挙げた1990年代くらいまでは、
「夢」とされてきたようなモノである、
でも、実現してしまった今、コノ先何を夢見ようか?
コンセプトカーや試作車と呼ばれる類には、
「ハリボテ」「モックアップ」とされ実際には走るコトができないモデルもあるが、
それでも、会場の雰囲気や、メーカーのショウに賭ける意気込みや思い入れが強く出て、
そういうモノが「夢」を見させてくれていたのだと思う、
今、そういう夢があるだろうか?
私事であるが、最近どうもクルマに思いを馳せるコトが出来ず、
そしてツマラナくカンジているのであるが、
ソレは「夢を見るコト」を忘れてしまった、できなくなってしまったからでは無いかと考えてみた、
画像に挙げたクルマ達は私が小学生の頃に見たクルマばかりで、
今よりも当然知識も何も無く、見たモノを「スゲー」と思いながら見ていた、
300馬力や最高速300キロと言うような数字に「夢」を見て、
ソノ先の「何か」に思いをめぐらせていたのだろう、
いつか大人になった時にこんなクルマが走っていて運転できるのだろうと・・・。
現代、とても便利になった、ソイツは間違い無い、
携帯電話とパソコンが生活を変えたのも間違い無い、
でも、「夢見る」コトはどうだろう?
「憧れ」なんて気持ちはドコへ行ったのだろう?
そんな「豊かな気持ち」あるだろうか?
昭和40~50年代の電車やバスを見ると、なんだかとてもワクワクしてきて、
ドコかへ旅したくなるのだが、
最新の新幹線やこれから開業するリニアモーターカーでは、行きたくなるだろうか?
歳を取ってしまったから夢を見なくなってしまったのだろうか?
現実的な夢は見ているが、、
(例えば家を買うとか新しいクルマを買う、仕事や家族はこうして・・・定年になったら・・・とか)
昔カンジた、コドモの頃に想ったのとは明らかに違うのである、
先に挙げたクルマは決して買えるモノでないから「夢」と思えるのだろうか?
買えないモノならば夢が見られるとすれば、
(’57年 フェラーリ410 スーパーアメリカ)
私が好きなヴィンテージフェラーリも同じだと思うが、
どうも違うような気がするのである、
(買えないが)「運転できるクルマ」と「ゼッタイに運転できないクルマ」の違いだろうか?
コレも一理あるだろうが、どうも違う、
ヤッパリ、コドモの時に見た「夢」だから、だろうか?
できれば、また、そんな夢をひとつでも見たいモノである。
でも、ゼッタイに手に入れるコトができないクルマを妄想するのは、
(ニッサンプリンスロイヤル・・・昭和天皇がやはり似合うと思う)
今はイチバン楽しいとカンジてはいるが・・・、
(アストンマーティンDB5・・・「007」ジェームズ・ボンドの愛車と言えばやはりDB5だろう)
(ブガッティアトランティック・・・昔ダイドー缶コーヒーのCMで見て以来憧れである)
(メルセデスベンツ600プルマン・・・タテ目のメルセデスなら悪い人には見えないだろう?)
(タッカートーピードゥ・・・映画「タッカー」で見て以来スゴいとカンジているクルマだ)
しかし最後に出るのは溜め息か、
でも、つかの間の夢だが楽しいコトではある。