今までありがとう。(長文)

こんばんは、
皆さんご無沙汰しております。

とみぱんです( ´ ▽ ` )ﾉ


昨年末から色々あり、
暗い日々を送っておりましたが
そろそろ浮上せねばいかんと思い、
ブログ更新しました。



暗い話なのでスルー可ですw




昨年11月始めに
父が脳梗塞と脳出血で倒れ入院。
11月末には
なんとか退院することが出来ました。

左半身の麻痺は後遺症で残ってしまい、
少し不自由な体ではありますが
リハビリしつつ
生活には支障ない程度に回復し、
頑張っております。



11月始め。。。


父が入院してすぐのこと。
5日後くらいですかね。




祖父が救急車で運ばれました。

あたしは仕事中で
仕事終わりに母からのメールで知りました。


急性心不全。

次の日病院に行くと
祖父は朝ごはんが出ないと
悪態をついておりました。

いつものじぃちゃんだw
と、安心してしまったwww


父が入院していた病院の
約300ｍ先にある総合病院に
祖父は入院したんですが、
入院していた父も心配だったのでしょう。

どうしても！！と
担当医に許可をもらい、
祖父の入院先へお見舞いに。


入院患者が
入院の見舞い。。。


どっちも早く良くなって欲しいと
心から思いました。


じぃちゃんも
ひょうひょうとしていて
入院1ヶ月経つ頃には
早くうちに帰りたいと
退院を急かしていました。


その頃父は退院し
祖父を自宅療養させるべく
介護するにあたって、
家をリフォームするとか
介護用ベッド借りるとか
介護士の方と相談して
来週退院というところまできたのですが、
急に祖父の容態が悪化し
ご飯も食べなくなり(薬の副作用も有り)
めまいが重症化し、
どこでぶつけたのかわからない
青あざを目の周りに作ったり
話しかけてもしんどいのか、
ほとんど喋らなくなりました。


大晦日。
病院の夕飯は鴨うどんでした。

祖父は麺類が好きなので
｢年越しだけど蕎麦じゃなくてうどんだね！｣

その時はもう何も口に入れず
点滴のみの生活でしたから
｢うどんだよ！うどん！｣
｢ちょっと食べてみようよ！！｣
そう言うと祖父は
無言で頷き、あたしが差し出した箸から
うどんを食べてくれました。


でも、食べると気持ちが悪くなるらしく
吐いてしまって。。。



結局、じぃちゃんに苦しい思いさせてしまった。
ごめんね。じぃちゃん。


年が明けて元日。


祖父のところに行って
｢あけましておめでとう｣
｢じぃちゃん新年だよ！｣
｢良くなって一緒に帰ろうね！｣


小さく頷いたじぃちゃん。

帰りたいよね。


入院する前は心臓の病気からくるむくみで
パチパチして丸々してて
健康そうに見えた祖父は
食事せず点滴ばかりで
細く小さくなって。

自分の体も支えられず、
寝たきりで。


それでもまだまだ、
まだまだ頑張ってくれるって思ってた。



1月10日。


夜勤明けの土曜日。
小雪がちらついてた。

電話が鳴って
病院から連絡が来た。

｢容態が良くないので
付き添いをお願いします｣


父と母と私。
病院に急いで駆けつけると
酸素マスクをしているのに
呼吸が苦しそうな祖父。
生きよう！
と全身で大きく呼吸してる。


血圧は上が50を切ってる状態。


担当医に
長くはもたないとか色々説明された後
｢延命治療どうしますか？｣


家族、父の兄弟も来ていたので
話し合って
｢延命治療はしなくていい｣
という結果になった。


今までさんざん苦しんだのに
延命治療してもっと苦しめるのは
かわいそうだった。


もちろんもっと生きてて欲しい。

担当医が言った一言。
｢○○さんは今夢を見てる状態です｣
｢痛みも苦しみも感じなくて最高の状態なんですよ｣
本当かどうかはわからない。

でもそれが本当なら
安らかに苦しまず逝って欲しい。


家族の願いはそれだけだった。


その後１度家に戻り
父と母は先に再度病院に向かい、
あたしは用事を済ませてから
病院へ。


病室から
祖父を呼ぶ声。

全身が固まった。


病室に入ると
声掛けてあげてよ！
と、母に言われ
すでに呼吸も脈拍も止まっている祖父に
｢じぃちゃん！じぃちゃん！！｣
と声を掛けた。


一瞬心臓のバイタルが振れて
その後沈黙した。



あたしは間に合わなかったのだろうか。



でも父も母も
あたしの呼びかけで
一瞬心臓が動いたと言う。



担当医が朝
｢寝ている状態だけと耳は聴こえてる｣
って言ってた。



じぃちゃんが
あたしが呼んだ声に気付いてくれたと思いたい。



49日の法要も過ぎた。


なのに、
まだじぃちゃんがまだ生きているような
気がしてならない。

勿論亡くなったのはわかってるし
骨も拾った。


現実を受け止めてないわけじゃない。


父も母も同じ気持ちらしい。



あたしは身内が亡くなったのは
物心ついてから初めてで、
しかも良くなると思ってたのに
入院していきなり悪くなったから
早過ぎるなぁって。
何もしてあげられなかった。



85歳。長生きしたけど、
急過ぎてまだ信じられない。


頭ではわかってるんだけど、
気持ちがついていかない。



でもきっと時間が解決してくれると思う。


じぃちゃん
ありがとう。お疲れ様。



悲しい時、寂しい時は泣いて
嬉しい時、楽しい時は笑って


これから前に進んで行こうと思います。


他人にも自分にも嘘をつかない。
そんな人間になりたい。


長々と個人的な話を読んでくれた皆様、
どうもありがとうございました。