七日(日)は、暖かくなってから修理作業を再開しました。
オイル量の確認(エンジン内部にガソリンがなだれ込んで無いか)を行った後、仮置きしてあるデスビの角度がズレて無い事を確認しました。
SOLEX 32 PBIC キャブレターの組図を見て、前夜に学習をしておきました。
吹き返しのある左バンクのキャブの配管部を、ドライバーの柄で叩いてから、エンジンを始動するが症状は変わらず。汗) ・・・ 吹き返し有り。
キャブレターを取り外して、吹き返しを直す事としました。
キャブレターのオーバーホールは、ガレージ内は寒いので、日向の暖かい所で、青空作業しました。 ^_^
キャブレターの摘出手術成功!
右側は、OHキット ・・・ 綺麗に分解できたので使用しませんでした。
ニードルバルブを外してチェック! 動作OK!リーク無し
フロートのピンに汚れが付着して、少し引っかかりがありました。
ピンを磨きました。
キャブレターを組み立てて、戻しました。
左バンクからの吹き返しは改善したが、エンジン音の異常、アイドリングしないは、直らず!
※以前よりは改善しているが、本調子ではありません。 上手く表現できませんが。 汗)
※ハンドスロットルを引くと、エンジンが止まらなくなり、ここでやっと車外に出て、デスビの点火時期(高回転時に35度)の確認(調整)が出来ました。・・・・
ここで、デスビが原因で無い事がハッキリしました。
また、エンジン始動状態で、異常音を聴く事もできました。 ^_^
「師匠から指示のあった、キャブレター・マニホールドの連結パイプを確認する事としました。」
右バンク側の連結パイプが外れていました。
「エンジン不調の根本原因は、「右側の連結パイプが外れた為」で、そこから大量の空気を吸い込んでいた為でした。」
・左バンクのキャブからの吹き出しは、上記の原因で、油面が暴れて発生したかもしれません。
・右バンク側のガス欠症状?は、上記2症状とポンプの性能低下も考えられます。
・・素人の推測
このトラブルは、356プリA、356A(T1)特有のトラブルです。
※SOLEXのシングルバレルキャブレターを装備車のみで、発生します。
シングルバレル・キャブレターは、左右のキャブレターを連結しています。
※Zenith 32 NDIX 、 SOLEX 40 PII は、連結パイプがありません。
流石は師匠です。 電話で症状を話しただけで、原因を当てていました。 ^_^
トラブルの発端(原因)は、デスビの交換作業では無く、別原因が思い当たります。
後日、報告します。
無事にエンジンカバーやキャブレターヒーターを組み付けて、作業完了です!
心地良い、空冷 FLAT4 のサウンドが戻りました。 ^_^
これで、熟睡出来ます。 ^_^
追伸
来月から2ヶ月かけて、10年先を見すえた重整備(車検整備も兼ねた)を行うので、先倒ししたと思えば、今回の作業は良しとしました。 ^_^
試運転は行っていないが、乗った気分になって!
Posted at 2018/01/09 06:33:41 | |
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