5月21日
スパ西の軽耐久に参加してきました。
これまでは、耐久がある月に必ず#149耐久アルトでスパ西にフリー走行行って練習してたのですが、
今回は初めて練習なしです。
勝って兜の緒を締めよ
あまあまです。
今回はタイヤも新品は購入せずに、すでに3時間×2+αの耐久をこなした、これまでの使い回し。
あまあまです。
ボクの個人的な遊びなら、フロントタイヤ交換検討するレベルですが、耐久アルトはみんなでお金出しているクルマなので、贅沢は言えません。
今後の戦略もあるし、速いドライバーが乗れば、それでもタイムはちゃんと出るので、言い訳でしかありません。
前回クラス優勝したので、ウエイト20kgつむけど、
その分、バッテリーやホイール軽量化する手も打てますが、アライアントのバッテリーもリヤにTE37も使わない。
あまあまです。
なめてるの?
これも戦略のひとつです。
さて、事前の配布資料見てた段階で、今回のピット割りから、NNBにエントリーしそうなのは、
#149
#45
#150
この3台のみ。
#150についても、おふるのタイヤに、快適車高調という、初戦と同じスペック…
ここには負けないとして、#45との一騎討ち!
ただし、ちょっと分が悪いかな?
と思ってました。
フェイスブックチェックを怠ったのがいけませんでしたね。
天気は晴れの予報だったので、クルマの仕様も変更せず。
ドライバーのオーダーは、
予選:はらしゅん
1:けんかみ
2:carisma-GT
3:Nisshiy
4:てぃー.
ボクが決めました。
みんな今までやってこなかった順番ってことで。
前日整備で、20kgのウエイトを検討。
これまでと消火器の位置を変更して、消火器をつけたまま、助手席がつけられるようになりました。
レカロのセミバケとシートレールで約18kg
かなりの重量ですね。(-_-;)
ぬまじゅんさんから、今ついてるものを重りにする作戦をアドバイスもらっていたので、ボクはその方向で考えていましたが…。
はらしゅんくんには彼なりの考えがあるはずなので。ま、ボクが容認したのにも、今後の展望を考えてのものですがね。
前日整備で、今回は洗車を念入りにやってもらいました。
さて当日。やはりよい天気♪
7時発で、準備は余裕もって出来て、ウエイト測定も狙い通り助手席とリヤのシートベルト、ボルト類でクリア出来ました。
今回は
ノーウエイト654kg
ウエイト21.5kg追加で675.5kg
でした。ガソリンは3/4程度
噴霧器がないこと以外はパーフェクトですかね。
エアゲージ、はらしゅんありがとう☆
準備完了して、GT耐久はアライメント浜松のチームを応援してましたが、SCのタイミングとピットインのタイミングで総合2位とのことでした。
アライメント浜松は凄いチームですが、開幕戦から2戦とも優勝を逃しているので、次は勝っていただけると、ボクも嬉しいです。
ボクも生半可なことはできませんね。
と言いつつ、今回アルトのタイヤについては、直前まで悩みました。
軽いけど目が2分山のTE37か
重いけどまだ6分山のA-TECか
もともとは、TE37で走るつもりでしたが、
今回、受付してエントリーリストを見てみると、NNBクラス5台
去年も今年の第1戦にも出ていなかった、#7と#138が増えていました。
フェイスブックは事前にチェック!
どのくらいレベルの高いチームなのかわからないことに加えて、
#7はZ3新品
#138や#45は71Rの新品を履いているようでした。
我々#149と#150が使い古したZ2☆
これで、オレら勝てるのか??
主催にタイヤホイール交換は、車検や重量測定したあとにしてもOKか確認。
チームで話し合い
結局、目のないTE37のまま走りました。
なかなか決断できないでいたので、ボクからはTE37でタイヤ使いきりを推しました。
これも今後の展望を考えた上での話です。
長いようで短かった昼休みも終わり、15分間の練習と予選です。
練習はけんかみ、予選ははらしゅん
5分経過でピットイン指示出しましたが、ピット入れるタイミングがベストより1周遅く、はらしゅんは練習なしでアタックとなりました。
それでもしっかりとNNBクラストップをいただいてくるはらしゅん。
予選は今のとこ、はらしゅん出しとけば無敵です。
それでいて、ギヤの選択もここはシフトアップしないとレブるとか、ここのコーナーはシフトダウンしたほうが速いとか、ちゃーんと見てるのが、凄いトコ。
予選はたったの3lapしか走れてないのにね!
予選タイムは1'10''662で総合で17番手。
同じマシンレギュレーションのKNN(NNEを含める)だと、4番手。
#55ビートと1.6秒差。
KNNの新規格NAのなかでは3番手。#10のアルトと0.9秒差。
この差、どう見ます?
第2戦としては、文句なし‼
いよいよ決勝のスタート!
ロッシもどき先輩、Moguri先輩、あらぶるKY先輩が観戦に来てくれていました。写真ありがとうございます☆
ローリングスタート、けんかみは初めてだと思いますが、ちゃんと後続に抜かれずに走っていきました。
やるねぇ~
序盤で開幕戦と同様に#6と#45を前にだし、#138にも抜かれ、クラス5台中3番手へ。
予選では初出場の#138と#7の本当の実力がはかれなかったので、警戒していましたが、やはりでした。
はらしゅんと相談して、プッシュ出しとこうか、辞めとこうかの判断をして、
#150との車間はつまらず、#45や#138との差が広がらないように、けんかみに頑張ってもらってレース30分が経過。
ここで黄旗そしてSC。
はらしゅんから、準備OKか確認され、急遽予定より早めにピットイン。
けんかみからボクへ。
義務ピットでボクにドライバーチェンジしてからコースインし、そのラップでSCがいなくなり、最初の義務ピットを効率よく稼げました。
はらしゅんくんのよい采配。
ボクにドライバーチェンジしてからは、
はらしゅんには11秒で!と言われてましたが、全然タイムが出ずに、自分の実力のなさをまた思い知らされました。
出走前に、すぐ後ろに、ほぼ1周差の#45アルトが2台後ろにいるから、SCが解除されたら、絶対に抜かされずに振りちぎれ!とチームオーダーが飛んでいたので、指示タイムよりもかなり遅く、昨年の最終戦の思い出が甦ってきました。
今回のクルマの仕様は重量変化とフロントタイヤがグリップしないことが変化点で、あとは気温が高い。
挙動としては、まったりしていて、S15シルビアがS14シルビアになったようなイメージです。(運転したことないですが。)
アンダーも出るし、アンダー消そうと思うと、オーバーも出る。出るけど唐突に出ない。
なかなかコントロールの懐が深く、FFを練習するには面白い仕様でした。
タイヤの角が丸いとか、空気圧が低いってのは、限界のその先にとっていいフィーリングになるので、練習するには悪くないですね。
とはいえレースなので、そんなに悠長なことも言ってられません。
はらしゅんの求める11秒には遠く及ばず、PUSHの指令が飛んできます。
マシンの声はよく聞き取れはするものの、こんなにドライバーの意思を受け付けないクルマを速く走らせるには、どうしたらいいのか…
ボクにはまだピースが足りません。
FFのアルトの限界を超えた挙動をコントロールできる自信が必要ですね。
ボクが走っている間はほぼクリアラップで走れる時間もあって、比較的走りやすかったです。
そうこうしているうちに、黄旗が出現!2ヘアで23番のアルトがコースアウトしてました。
もう十分に走ったので、ホームストレートで帰りたいの合図をはらしゅんに向けて発します。
ボクの気持ちを察してくれて、次のラップでピットインOKの指示を出すはらしゅん。ピットがOPEN表示になるとすかさずピットインして、ボクの走行は終了。
3番ドライバーのNisshiyへ委ねます。
ボクの走行中、同じNNBクラスのクルマに抜かれることはなかったものの、抜いたのは#7と#150のみで、#45や#138とは差がついてしまっているかもしれないと思っていましたが、どうやらほぼ1周差だったのが、半周差程度まで縮まっていたようでした。
とはいえ、ボクもSCのタイミングでピットインしたので、その半周縮まった分はまた1周差になったとのことでした。
(情報元:はらしゅん)
リアルタイムインフォメーションボードでは、我々#149がトップではあるものの、義務ピットの回数はわからないため、敵チームのほうが義務ピットをすでに終えている可能性もあり、油断できません。
Nisshiyは終始安定した走りで、コンスタントにタイムを稼ぎ、そつなく仕事をこなします。
そして、最終ドライバーのてぃー.ちゃんへ。
自らスロースターターと言うので、出てすぐに、他のKNNチームと競っていたので、PUSHサイン出しました。
てぃー.ちゃんが走り出してしまえば、うちのチームはすべての義務ピットが終わるので、
このタイミングでリアルタイムインフォメーションボードをチェック!
この時点でNNBクラストップなのを確認!
それでもPUSH出してました。てぃー.ちゃんの実力が高いのは、わかってるのでね。
そろそろ優勝者コメント考えとこうか、って言ってたけど、レース中に勝ちを確信しちゃダメだよって言われて、てぃー.ちゃんを信じつつ待ってました。
快調に走りきり、チェッカー!
決勝後重量測定も679.5kgと問題なくクリア!
(HA23Vカタログ車重630kg+ガソリン分20kg+ウエイト20kgで670kgが#149の最低重量)
第2戦ベスト
はらしゅん1'10''662(予選)
けんかみ1'14''161(lap13)
carisma-GT1'12''029(lap52)
Nisshiy1'11''921(lap84)
てぃー.1'11''834(lap131)
↓carisma-GTベスト(はらしゅん編集ありがとう☆)
ベストタイムだけ見ると、
3月の練習や開幕戦では、0.5秒程度離されていたNisshiyやてぃー.ちゃんに追いつくように、#74で練習してきてる効果が出て来て、今回0.3秒まで半減出来てるのかなぁ?
と期待しちゃう部分もありますが、
走ってる最中と直後は自分のふがいなさを感じてました。
ということで、大先輩のパクりでタイム表
見ればわかると思いますが、平均ラップは、
てぃー.ちゃんよりNisshiyのほうが良く、ボクの平均ラップはチームの平均ラップよりも遅い。
これまではベストタイム出す練習に集中して、グリップしないタイヤで走ったり、ウエイトつんでコントロールしにくくすることなんて考えてませんでした。
雨で、アルトとカプチーノで作手も走りましたが、雨は唐突なオーバーが出てコントロールが難しいですが、タレたタイヤは狙ったラインとずれるけど、コントロールの領域がある。
そんなタイヤの条件でも練習したいなぁ。
まだまだ成長しなきゃですね。
走行後のフロントタイヤはトレッド面の外よりは剥離してる部分もあり、戦いの激しさを物語っていました。(写真撮っとけば良かった)
これで狙い通り、次は新品タイヤですね。タイヤで何を買うべきか、悩むところもありますが、他のチームやはらしゅんくんの意見聞いて、銘柄は絞れてきました。
第3戦は#149に戦闘力持たすために、ウエイト降ろしたいので、今回2位でもいいなぁ~と実は思ってましたが、
2連勝できたので、次は40kgのウエイトです。
戦闘力アップのために、練習しますかね。
晩御飯はみんなで一番カルビに行って焼き肉~☆
今回の勝因は、前日にてぃー.ちゃんとかつやに行ったことかな?
いや、SCのタイミングと義務ピットのタイミングをうまく合わせられたのが、今回の勝因でしょう。
SCのタイミングと義務ピットのタイミングが重要だと直前に教えてくれた先輩に感謝です。
今回のNNBクラス優勝は、第3戦目に向けての序章にすぎない…
次回に向けての話は、限定公開のブログで書こうと思います。
頭文字Dの埼玉連合のカプチーノのときの話で、秋山渉(86レビン)の台詞にこんなものがあります…
『こわいよなーつくづく…
頭のいい奴が本気になると…』
勝って兜の緒を締めよ
ですね。
最高のチームで、最高な夢を見たいと思います。