考察中

フロンテクーペ・・・2ｓｔ360ｃｃ3気筒から最大37ｐｓを叩き出した

セルボ（E-SS20)・・・2ｓｔ550ｃｃ3気筒から最大28psをやっとの思いで出した・・・orz

フロンテクーペと何が違うのか？
ボア×ストロークが若干ロングストロークだけどほぼスクエアなのは同じ。
いや、むしろセルボの方が若干ながらショートストロークかな？
ベースになったエンジンがＧＴ380（スズキ空冷3気筒バイク）で、それをベースにＧＴ550があったので
エンジンの基本的な構成は変わっていないと思われる。

しかし・・・

フロンテクーペの公式をセルボに当てはめると56ｐｓは出ないといけない。
（そう思いつつも低速トルクが太くてセカンド発進も楽々できるという点は普段使いする車としては大変ありがたい特性です♪）

商業ベースに乗せる事を前提に考えると基のエンジンは同じでしょう。
クランクケースが同じでクランクピンの位置を少し動かしてストロークアップ。
ボアは9ｍｍくらい広がっているのもののご先祖様と大きさにはさほど違いが感じられなかった。
つまりＲＺ250/350系列で見られる【同じシリンダーピッチで10ｍｍボアアップ】って事か。

そうなるとコストの関係でボアアップしたからと言ってポートタイミングを適正な位置にしないだろうと推測される。
スリーブを加工して排気量を確保できるなら金型起こさなくていいですからね。


その関係でスリーブに刻まれたポートタイミングがボアアップしたことで低速よりになったのではないかと考えられ
さらに偶々得られた低速特性が新排ガス規制に適合するエンジンになっていたのではないかと思ったりもするわけで。


このエンジンの素性を解き放つにはどうすればいいかと考えていまして（^^;

現在はワンオフチャンバーで焼付を無視すれば8000rpmあたりまで回る様になってますが
いかんせんレスポンスが悪くてイラッとします（爆

『駆け上がれ！・・・ええ～い！それでも地上最強と言われた2ｓｔエンジンの末裔か！』（爆