是か否か…ビミョー

FCRのﾄｯﾌﾟｶﾊﾞｰがやや汚れていたので、外して清掃。ついでに、磨きあげることにしました。

ｶﾞｽｹｯﾄは再利用するため、切れないように慎重に剥がしました。
端面(横側)に鋳造時のバリが出ているので、ベルトサンダーで削ります。
今まで、まじまじと見ることは無かったのですが、高いキャブなんだからこういうバリは切削して出荷してほしいなぁ。
まあ、ﾄｯﾌﾟｶﾊﾞｰなんですから単なるフタと言えばフタなんで、機能すりゃええんでしょうが…。

ザックリ削ると、フタが合わなくなっちゃいますから、段差が消える最小限で切削します。

全体をウレタンスポンジ→オフセットサイザル→ネルバフで磨きました。
文字が少し削れちゃいました。

磨きは成功したんですが…トップカバーがピカピカっつーのは、ビミョーであります。なんかオモチャっぽくなってしまったという気がしなくもない。
まあいっか。
文字のＲの中にある、サイコロの四のようなポンチマーク…ボクが打った合わせマークであります。カバーの内側に打つべき？
いや、外から見て『うん合ってる♪』って確認できるよーにしときたかったんです。

スプロケカバーのクラッチアジャストカバーのみ、鏡面にしてみました。
うーん…この見た目もビミョーやなぁ。なんだかコアラの鼻みたいやなぁ。
スプロケカバー本体は磨くか？？
うーん…サンドブラストのくすんだ感が渋くて好きなんで、コアラの鼻のままで行くか～？

せっかく燃料タンクを外してんだから、ついでにステアリングダンパーのステーも鏡面仕上げしました。

ヘッドカバー…以前２液のウレタン缶スプレーで自家塗装したものです。
これ、耐熱スプレーではありませんが、ヘッドカバー程度の温度なら、普通のウレタンでも大丈夫です。塗装からけっこう経ちますが、しっかりツヤを保持しています。
カバーボルトをトルクレンチで締めてみると、全体的に緩んでいたので増し締めしました。ガスケットが沈んだからトルクが落ちたのかな？
締め付け後、ボルトにはデイトナの防錆油を塗っときました。