今流行りのアゲ系カスタム
M35ステージアの250tやAXISなど、通常車高のグレードよりも40mm上がったグレードがAR-X。
樹脂製プロテクターやオーバーフェンダーのついたAXISよりもクロカン風というかレガシィランカスター風なやつ
前回の250tRSでAR-X超える車高アゲ作戦に成功したマル秘アイテムで、今回はAR-Xをさらにさらにあげてみようと思いましたが、やって断念。
出来なくは無いが面倒なことが判明しました。
そもそも車高40mm上がってる。とは?
タイヤ外径215/55/17→225/55/18
この時点で18mm車高上がります。
あとはサスペンションのみで22mm。
マル秘アイテムは2インチのスペーサーなので50.8mmは車高が上げられるアイテム。
なので前回はAR-Xを超えることが出来ましたが、今回は簡単にはいかず
まずはリア
純正サスはヘタリでダメなのでRSRのTi2000ダウンサスを用意。標準車高から30mm下がるアイテムなので、30+50.8mmの車高調アダプターをかませればおk
ですが、スプリングのIDが車高調アダプターに合わない
ので、上皿を平面に削り、IDとなる内側もわずかに削り対応。チタン加工してあるバネは硬くて全然削れないw
ショックアブソーバー側はマル秘アイテムでおk
で、車体を下ろしてみるとおそろしくネガティブキャンバーw
リアアームがバネの長さに耐えられず下向き過ぎてしまったためです。
ドラシャも長さ足りないし、リアロアアームも長さ足りず。
この辺の部品は標準グレードより延長されてるわけでは無いので、標準より40+50.8の長さには耐えられないようです。
続いてフロント。
うすうす気づいてましたが、こっちも不可。
ドラシャも短い、ロアアームも短い、ナックルも短い。
フロントは別体ではない通常のサスペンションなので余計に無理がかかります。
というかその長さまでロアアームが下がりません。
はめることすら出来ず断念。
AR-Xで更にアゲるにはタイヤ外径最大の745で20.5mm
そこから入れられても15mmほどがナックルの限界です
トータル35mmほど、標準からすれば+75mmアゲなのですが、100mm近いアゲは叶わぬようです
アゲるために必要な処置
フロント
ナックル延長orアッパーアーム延長(ネガティブになるが)
ドラシャマウント下げ
スタビリンク 調整式(伸ばす方向)
テンションロッド、タイロッドエンド延長
リア
アッパーアーム延長
ロアアーム延長
デフ下げ
プロペラシャフト延長
ハイキャスロッド延長
スタビリンク 調整式(伸ばす方向)
もしくはリアメンバー全体を下げれば可能ですが
上記プラスそれぞれマル秘アイテムですので、モノコックボディの限界ですw
やっぱラダーフレームにはかなわない…
ってとこでリアサスをAR-X標準車高に留めて復旧しました。
丸1日かかって行き着いたのはAR-X標準車高をRSRのTi2000ダウンサスで再現する事のみw
どうやら今回の仕様ではAR-X車高は超えられるものの、35mmほど上げられれば限界なようです
Posted at 2019/10/14 19:29:21 | |
トラックバック(0)