プーリー加工

ベルトが全然落としこめていなかったのでプーリー加工。

低速側はローラー同士がぶつからない程度に掘って、ボスワッシャ1.5mm併用。
ボスワッシャで落ちた分の最高速を、高速側加工で補います。

低速側はローラーの移動量を揃えれば大丈夫です。
高速側はそれに加え、ローラーが最後に壁に当たってしっかり止まるようにします。
またその状態で、ローラーが元々のガイドを超えて滑ることのないよう掘りすぎに注意。
加工面を滑らせるとWRの寿命がえらいことになります…当たり前ですけど。
滑らかに仕上げる機材があれば別なんでしょうけど、
ガイド延長ならともかく形状変更は、手削りでは非現実的かと。

高速回転するプーリーを手削りするのは、毎度バランスが心配で罪悪感があるのですが、
シグナスのプーリーは元々ローラーのアタリがバラッバラで比較的気楽でいいですｗ

手間と時間を考えると、社外プーリーのほうがコスパがいい気もします。
が、ヘンに特性変わってトルクカム加工とかになった方が面倒。
カムも社外買えばいいんですが、プーリーとカムのマッチングとか考えるのもまた面倒で。

リコール未実施車両なのでドリブン側はイジりたくないというのもあり、今回はプーリー加工で。
カムに手を出すのは、タイヤ交換のタイミングでリコール修理に出してからということで。