2015年も残すところあと一ヶ月になりました。
今年一年を振り返ると真っ先に思い浮かぶのが、ブログのトップ画にも使わせていただいている衝撃的な「珍事件」です。
スポーツ報知の記事から抜粋して事件の概要、初公判、第2回公判を振り返ってみましょう。
<事件の概要>
小番被告と妻は2012年6月に結婚。14年5月、妻は被害者が共同経営する弁護士事務所の職員として採用された。同年末に被害者との不倫関係が深まったという。
約7か月間、何度も食事やカラオケの後にラブホテルに行くなどしていたが、7月中旬頃から関係が冷え込み、妻は夫の小番被告に「セクハラの被害を受けて悩んでいる」と相談した。さらに「(被害者と)肉体関係を持った」と告白すると、被告は「民事訴訟、弁護士懲戒請求をする」などと憤慨。新宿警察署に被害届を提出に行ったが、証拠がなく断念した。
小番被告は、その後、妻に対して被害者との関係を問い詰めるようになる。妻は「拒み続けたが、抵抗できなかった」と話したが、被告は「俺だったら拒絶していたと思う」と残念がっていたという。
犯行前日、小番被告は「台本」というタイトルをつけた文章を作り、「(妻への)強姦行為に対して、どう責任とるのか」、「絶対、許さねぇぞ」などと書いた。
そして、8月13日午前7時すぎ、小番被告と妻は、被害者の弁護士事務所に向かった。被害者はすでに出勤しており、イスに座っていた。被告は「台本」のコピーを手に「謝罪しろ」と詰め寄った。被害者が「無理やりしてない」と応じると、被告は「5、6発殴っていいですか」と怒りを抑えきれない様子で、突然左右のゲンコツで数回殴打。被害者はあおむけになり失神。その間に、被告は被害者のズボンを下ろし、
枝切りハサミで局部を切断し、近くのトイレに投げ捨てた。
捜査官は付近の下水道を懸命に捜索したが、切断された被害者の陰部は発見されなかった。
意識を取り戻した被害者が、真っ赤な股間を見て錯乱状態になり「ここどこ? なんで血出ているの」などと叫ぶと、小番被告は「強姦(ごうかん)したでしょ」と笑みを浮かべ眺めていたという。被害者は病院に搬送され、緊急手術が施されたが、陰茎は1センチほどしか残っていなかった。翌日退院したが、小便用の便器を利用することが出来ず、現在も激痛が走ることがあるとされる。
起訴状によると、8月13日午前7時40分ごろ、東京都港区の法律事務所で男性の顔をゲンコツで数回殴り、持っていたはさみで局部を切断し1年間の加療期間を要する大けがを負わせた。弁護側は、加療期間について争う姿勢を見せている。
<初公判 10月28日>
元慶大法科大学院生・小番一騎被告(25)
今年8月、みなと協和法律事務所所属 和田正(わだ・ただし)弁護士(42)を殴り陰部を切断するなどして、傷害などの罪で起訴された東京都中野区の無職・小番一騎(こつがい・いっき)被告(25)の初公判が28日、東京地裁(安東章裁判長)で行われた。被告の弁護側は起訴事実について、傷害などの事実は認めたが、被害者が負傷した陰部の通院が1年を要するとしたことについて「陰茎の治療期間が争点となる」とした。
検察側は起訴状の中で、罪状を述べた後、被害者の男性が打撲によって全治1か月、陰部切断によって1年間の治療期間が必要とした。これに対し、弁護士側は罪状については認めたが、「陰茎治療に1年間かかることが争点になる」と反論した。
起訴状によると、小番被告は8月13日午前7時40分頃、港区虎ノ門2丁目にある法律事務所内で弁護士を数回げんこつで殴った上、枝切りバサミで陰茎を切断し重傷を負わせた。
<第2回公判 11月26日>
事件までの流れ
初公判で弁護側が「詳細すぎて、不相当だ」と不服を述べ、検察側の冒頭陳述の読み上げが中止となる異例のスタートとなった。ただでさえ残忍な手口の犯行に注目が集まったが、「被告の妻と被害者の男性のメールや手紙のやりとりの内容が詳しすぎる」などとした弁護側の主張が、「2人は不倫関係にあったのか」などという世間の新たな関心を呼ぶ形に。実際、この日の傍聴券21枚に対し、東京地裁前に並んだ人数は初公判より多い250人超だった。
冒頭陳述は簡略化されたというが、明かされた小番被告の妻と被害男性のダブル不倫の内容は、想像以上に赤裸々なものだった。
昨年末に始まった肉体関係は、すぐにエスカレート。カラオケでセーラー服に着替えるなどという「コスプレ」に発展したというのだ。あの東日本大震災から4年となった「3・11」も仲良くホテルへ。5月には本妻への名目で購入した4万円のネックレスを不倫相手に贈ったという被害男性。被告の妻に入れあげた様子が淡々と述べられていく。極めつけは、7月の高尾山アベック登山。2人でリフトで山頂へ。ビールを飲んで気分が高揚したのか、被告の妻はカラオケで再び体操服とブルマに着替え、禁断の関係はピークを迎えた。
みなと協和法律事務所所属 和田正(わだ・ただし)弁護士(42)
学生時代は周囲の友人に「俺は弁護士になってフェラーリに乗る」と豪語していた和田弁護士だが、フェラーリに乗る夢と引き換えにフェラーリされる夢を失ってしまった。
この日、女性検察官が口にした「性交」という言葉は6回。小番被告が知らなかったであろう、妻のもう一つの“顔”。検察側をじっと見据えた被告の頬が少し赤らんだようにも見えた。
当然、不倫はあってはならない。しかし、被害男性が負った代償は大きすぎた感もある。「(被害男性に)無理やり性行為を強いられた」などという妻のウソを小番被告が信じ込み逆上し、犯行に及んだ。被害男性は、突然殴られ気を失い、弁解もできないまま局部を切断された。すぐに緊急手術を施し、カテーテルという管を使い排尿したが、最初はどす黒い尿が出た。男性の陰茎は1センチとなり、大便器でしか用を足せず、生殖機能は失われたという。
被告の妻 小番希実さん
一方で、小番被告もある意味で被害者と言える。妻にウソをつかれることなく順調であれば、来年、司法試験を受けていた可能性が高い。公判を傍聴した慶大法科大学院の元クラスメートは、「(小番被告は)とても静かな人で、何かに対し怒ったところなど見たことはない。『弁護士になるのが夢』と話していた。勉強熱心で、来年試験を受けていれば、合格していたと思う」と残念がっていた。前途ある若者の夢は、一瞬で砕け散った。
しかし、最大の被害者は他ならぬ、被害男性の妻子ではないか。結果的に被害者は弁護士としての地位や名誉、家族(4人の息子)、自分の大事な息子を失ったと思うとあまりに不憫(ふびん)でならない。自業自得ではあるが。
さて・・・
話は変わりますがW221のステアリングを交換してみました。
こちら、元のステアリングです。
S600やAMGモデルはエアバッグ部分がエクスクルージブレザーになっておりウッドコンビの高級なステアリングが元々付いています。
AMGパドルも装着し交換する予定はなかったのですが、スイッチの押しにくさと下部スポークの変な形状が気になり後期221のステアリングに交換してみました。
W221後期ブラックウッドのコンビとエアバッグです。
ステアリングヒーターも付いてます。
エアバッグは絶対に外せないエクスクルーシブレザーです。
ステッチが最高です♪
AMGパドルと比べますとやや小さめですがパドルシフトも付いてます。
ストロークが非常に短く軽いためこちらのほうが使いやすいです。
外したステアリング。
これも新品のように綺麗なので勿体無いですが売却時に戻しますので大切に保管しておきます。
上:後期
下:前期
形状が違います。
残念なことにエアバッグ本体の形状も異なりますので流用は不可です。
前期はステアリングを握りたい位置にスポークがありますので後期のほうが断然使いやすいです。
装着。
ブラックウッドはやはり最高です♪
ポン付けで作動するかと思ってましたがそんなに簡単ではありません。
色々と試行錯誤し、完全に作動させることができました。
イルミネーションもしっかり点灯します。
では本題です。
11月中旬頃だったかと思いますが、某整備工場・中古車販売店にJavodという人物から「私が作ったツールを買わないか?」というオファーが入りました。
ジャボッドのツール情報はその日のうちにプライベーターチームに拡散。
その後、みんカラを通じて私のところにも直接オファーが入りました。
ジャボッドの熱烈営業はすざまじく同時期に様々なところへ売り込みをしていたようで、ジャボッド祭り状態になってました(爆
どうやら私を整備工場の人間だと思っていたらしく、少し安くするからこのツールを導入して欲しいとのことでした。
ジャボから掲載許可を貰ってますのでどういったツールか紹介します。
簡単に言いますと、前回の私の記事のようにノーマルメーターをAMGメーターに変更する「AMGスプラッシュ」を行うツールだそうです。
「AMG PLUS CLUSTER CORRECTION」というソフトで、
ABRITES automotive solutions社の"
AVDI"を使いOBDⅡ経由でメーター内EEPROMのバイナリデータを書き換えるという仕組みです。
対応車種は117 176 166 212 218 204 207 221 216 156です。
現物は持ってませんので詳しいことは知りませんが、操作中のデモ動画が送られてきましたので見てみましょう。
TYPE ⅠのタブをクリックするとW204、W212、W218をスプラッシュするウィンドウが出てきます。
OPENをクリックすると・・・
ん?? 他車から拝借したと思われるメーターのバイナリがずらり(核爆
現物を持ってませんので分かりませんが、AMGボタンをクリックするとスプラッシュデータが書き込まれて新しいバイナリを保存するようです。
それをSpecial functionで車両に転送するのでしょうか?!
どなたか購入された方、教えてください^^
TYPE Ⅱのタブをクリックすると上記の車種がスプラッシュできるようです。
新型SL以外は何の車種か知りません^^;
こちらも同様に入庫車から拝借したと思われるバイナリが登場。
走行距離が書いてないファイルは新品メーターのバイナリでしょうか。
TYPE Ⅲのタブをクリックすると・・・
なにやら見慣れた画像が出てきました(笑
320KM/360KM + AMG LOGO + AMG MENU 以外の項目は必要ない気がしますが、これは凄いソフトです!
何が凄いって、メーターのバイナリの知識が全くなくてもスプラッシュできるんですよ(驚
プロならバイナリを弄ってスプラッシュするはずですから、これはどんな○○でもどれだけ知識がなくても誰にでも出来てしまう訳ですね!
格納されているファイルを見ると・・・
AMG63 BITURBOがあるじゃないですか^^/
これを突っ込んでスプラッシュしたときの反応が手に取るように分かります。
では、一番重要なところですね
このツールのお値段を聞いてみました。
$4800 日本円で590400円也。
マジか・・・。
ディスカウントプリーズ!と懇願すると$4500だそうです。
だから買ってくれと。
ジャボに言いました。
光市母子殺害事件の福田孝行死刑囚の言葉を借りて・・・
舐めないでいただきたい!
日本のプロショップの技術は凄いんだ。
これは素人向けのツールであってプライドの高いショップが買うわけないだろう。
メーターを弄れるショップは壊れたメーターのリビルトも当たり前のようにやっている。
スプラッシュも当たり前のようにやっている。
ましてや素人が59万も払ってスプラッシュするはずがないだろう。
するとジャボから返信あり、
ハロー、フレンド
わっはっはっは~!
すでに日本人で買った奴がいるよ^^
プロショップだ。
お前もどうだ、もう少し安くするから買わないか。でもそのショップより安くはできないぞ。
マジか・・・。
すでに売れていたことに驚くと同時に、ジャボの義理人情の深さに感激。
ということで、欲しい方は
ジャボッドに連絡してみてください。
あくまでも自己責任にてお願い致します。
私は購入すらしてませんので上記の情報以外は何も知りません。
さてさて、
このような経緯があったわけですが、私はメーターのことに関してだけ頭の回転が微妙に良くなります(嘘爆
これってタダで出来るんじゃないか?!
ジャボ祭りで盛り上がっていたプライベーター仲間の一人から指令が来ました。
「○○君、これできるやろ」
はい、やります♪
1日だけください。
嫁の204です。久々の登場です。
完全ノーマル状態。オープニング画面はこの表示です。
数秒でトリップ表示に切り替わります。
1年ほど前に茨城のK様と「面白そうなツールですね」と話していて勢いで買ってしまった中華ツール。
全く使っておらず押入れで眠ってましたが久しぶりに取り出してみました。
価格もジャボツールの1/10以下というオモチャです。
某フォーラムでは「使えねえ~」という高評価で有名です(自爆
これを使ってメーターのバイナリを吸出し・・・
編集します。
話はそれますが、私がメーターを弄り始めたのが約1年半前。
当時中古メーターを大量に仕入れてニードルアクションの実験をしてました。
車両装着した際、そのままではODOが表示されませんのでバイナリデータを新品状態にしてました。
ODOのゼロリセットとコーディングのリセット、アシストデータの消去です。これでディーラー等でメーター交換する際と同じ状態になりますので、あとはDAS/Xentryを使って学習させます。
これでドライブオーソリゼーションシステムの適合ステータスが認識済みになりますのでEZSに記録されているODOが表示されます。
認識されていればメーターを外して走行してもコネクターを挿した瞬間にEZSに記録されているデータが自動コピーされます。
今考えればよくこんな面倒な作業をしていたなと思います^^;
素人ならではですね^^;
車両の認識情報(暗号化されてます)はバイナリに記録されてますので、その部分を書き換えるだけでDAS/Xentryを一切使うことなくオーソリゼーションの認識ができます。
作業時間は3秒です。
スプラッシュだけならスプラッシュデータの書き換えと認識情報の書き換えだけでOKですが、今回は真面目にアシストデータとコーディングデータもバイナリ上で書き換えてみました。
データ編集さえ終わっていればあとはOBDⅡ経由で車両に書き込むだけです。
1~2分程度で転送されます。
起動ロゴはAMGに変わり、ODOも瞬時に表示されます。
数秒でトリップ表示になります。
この辺りはスプラッシュ前と同じですね。
スプラッシュが成功すると今までになかったAMGモードが出てきます。
ラップライム表示や、
ギアオイルの温度表示など・・・
アシストデータもバイナリ上で移しましたのでメンテナンス表示もスプラッシュ前と同じく表示されます。
ではXentryで見てみましょう。
204をXentryに繋いだのは何年ぶりでしょうか(爆
まずスプラッシュ前の状態から見ていきます。
KIのバージョン情報です。
こちらの「ハードウェア用MB部品番号」と、
「メーカ別のシリアル・ナンバ」
「ハードウェアおよびハードウェア用MB部品番号」
この3点が非常に重要です。
車両ごとにダイムラー、MBJに登録されている情報です。
これらに関しましては後述します。
スプラッシュ前ですのでドライブオーソリゼーションはもちろん認識済みです。
これらはKIに記録されているアシスト情報です。
ではスプラッシュ後にもう一度Xentryに繋いで見てみましょう。
スプラッシュすると初回のショートテストではイベントメモリが入ります。
故障メモリを消去してもう一度ショートテストをかけると・・・
バイナリ編集がきっちり行われていればイベントメモリが消えます。
ここで故障記録が入るようでは話になりません。
先ほどの3点、
「ハードウェア用MB部品番号」
「メーカ別のシリアル・ナンバ」
「ハードウェアおよびハードウェア用MB部品番号」
が変わっているのが分かりますでしょうか。
これで試しにDへ入庫し、オンラインでSCNを入れると面白いエラーが出ます。
そこで・・・
「ハードウェア用MB部品番号」
「メーカ別のシリアル・ナンバ」
「ハードウェアおよびハードウェア用MB部品番号」
をバイナリ編集して書き換えました。
診断機上でもONLINEでも元のメーターと認識します。
これくらいは最低限やっておかなければいけません。
認識情報もバイナリ編集で入力済みですので、何もすることなくドライブオーソリゼーションのステータスは車両と一致されています。
アシスト情報も移植済みですのでスプラッシュ前と一致します。
手も汚すことなくパソコンをカタカタ弄るだけ、面倒な作業はOBDカプラーを車両に挿すくらいです。
ただ、バイナリを読む「想像力」だけは必要です。
最後にスプラッシュ前からスプラッシュ後までの一部始終の動画です。
データ転送に多少時間がかかりますので退屈しないように必死で選曲を考えました。
作業内容的にはショートテストレベルですので、1台1万円くらいしかいただけないでしょう。
私はタダ同然でしたが仮に59万で買ったとしますと・・・
59台施工しないとペイ出来ないTT
技術を金で買う or
考える
あなたならどちらを選びますか?