久しぶりの音楽ネタですが、
「EXTREME」ってご存知でしょうか。
確か1989年位のヤングギター誌だったかと思いますが、高崎晃氏のインタビュー記事で「最近注目しているギタリストは?」との問いに、氏は
「EXTREMEのギターのやつは凄いね。あいつは上手いと思うよ。」
という記事が載ってました。
当時中学生だった私は早速レンタル屋に行きEXTREMEの1stアルバム「EXTREME」を借りてきました。
ちょうどメジャーデビューしたばかりの出来立てホヤホヤの1stアルバムです。
聴いてみますと、デビューアルバムとは思えない程の完成度の高さに驚いたのと、今までに聞いたことのないジャンル?ヘビーメタルほどヘビーではなくハードロックというほどアグレッシブでもなく・・・
後から付いたジャンルが「ファンクメタル」だそうです。
確かにファンクメタルそのままですね^^
私が聞いていたシュラプネル系は、ギターありき! テクニカルギターにボーカルがオマケ的に付いているものばかりでしたので、EXTREMEを聞いたときは別の意味で驚きました。
楽曲が素晴らしい! 歌がいい!
そう思わせておきながら、何気に弾いているヌーノ・ベッテンコートのギターを聞いていると実はとんでもないことをやってます。
日本で一番売れたのは2ndアルバムの「ポルノグラフティ」だと思いますが、これ高校の時誰もが持ってました。
この人たちは売れる!と、直感的に思いましたが、やはり爆発しましたね。
当時はRACER-Xばかり聞いてましたのであまり深追いはしませんでしたが、2年くらい前から1stアルバム「EXTREME」を久々に聴き直してみて、ヌーノの凄さというものをあらためて実感しました。
そして2年前の想い出の曲となったわけです。
何気に凄いことをやっているアルバム「EXTREME」の最後の曲、Play with meです。
この曲のギターsolo(2:05~)が凄いんですよ!
かなり下手くそですが、耳コピしてみました。タッピングはメジャー過ぎるとして、弦飛び・ストレッチ・スウィープピッキングなどをサラっとやっているあたりがたまらなく渋いです。
ヌーノ・ベッテンコート。恐ろしいギタリストです。
では本題ですが、
先日夜間走行中に230の運転席側パワーウィンドウスイッチの光が消えていることに気付きました。
消えているのはこの2つだけであとは通常に点灯しています。
しかも、パワーウィンドウのスイッチ自体は普通に使えます。
LEDの球切れ?? にしてはいっぺんに2つとも切れるのは変です。
しかしこのスイッチ、外すのが非常に面倒なんですよ・・・
まず運転席側の内張りを外します。
トリムを裏向けて・・・
まず矢印のパーツを外します。
このパーツはトルクスネジ2つで固定されてますが、一番上のネジがドアハンドル裏側に固定されてますので、写真の計3つのネジを外します。
外れました。
次にこちらの3つのトルクスネジを外します。
で、これはパワーウィンドウスイッチからのハーネスですが、タイラップで2箇所固定されてますのでタイラップをニッパーで切断し、フリーの状態にしておきます。
ドアハンドルは①を引っ張り出して、ほぼ出てきたところで②を上部に引き上げて外します。
摘出完了です。
横から。
裏から。
ドアハンドルの内部にパワーウィンドウのスイッチAsseyが隠れています。
スイッチはこちらのプラ製の物体で爪が固定されてます。
引っ張れば出てきます。
反対側にも同じものがありますので引っ張り出します。
これでスイッチが単体で取り外せます。
爪はこんな感じです。
ではどこが壊れてLEDが着かなくなったのか解明していきます。
分解します。
トルクスの極細ドライバーを使用して矢印のネジを3箇所外します。
裏蓋が外れました。
基板を取り外します。
LEDはこんな感じです。
LED打ち換えで色を変更したい場合はこれを交換してあげればOKです。
私は純正アンバー色が大好きです。
基板裏側。
基板のパターンを読めばわかりますが、LEDへの電源供給は
赤線:+
茶線:-
です。
あらま。
普通に点灯しました^^;
ある意味予想通りといいますか・・・ LEDが玉切れすることなんて滅多にないですから。
ハーネスの断線をテスターにてチェックします。
結果、異常なし。
ということは、もしかして・・・
車両側のコネクターピンが怪しそうですね^^;
こちらがパワーウィンドウのコネクター(オス側)なんですが、
左下のピンが微妙に曲がっているではありませんか(汗
ピンセットで真っ直ぐに戻します。
そして、スイッチAsseyのカプラーを挿してスモールライトONの状態にすると・・・
何事もなかったかのように点灯しました(撃沈
スイッチを組み立てて元に戻し、ハーネスも元通りに取り回し同じようにタイラップで固定します。
組立て完了です。
内張りを戻してスモールライトをONにすると、ちゃんと点灯しました^^;
原因=自分 でした(汗
スピーカーを弄っているときに何度も内張りを外し、コネクターの抜き差しをしてましたので、その時にピンがずれた状態で差し込まれていたようです。
DIYの盲点、ですね。
何か調子が悪いときはまずコネクターのチェック!
肝に銘じておかなければいけません^^;
無駄な作業をして1日無駄にしてしまいましたが、ドアスイッチの取り外し方が分かったということで・・・ 引き出しがほんの少し増えました^^
Posted at 2013/03/28 15:53:43 | |
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