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皆さんが、今のカーライフを始める原点になったコトって何だろう？

事だけじゃなくて、人だったり、場所だったり…いろいろ有るんだろうな。


"タケヤリ山路"こと、レーシングドライバー山路慎一選手、50歳の若さでこの世を去られた。

愛称の由来は、元暴走族だからとのことだが、仕事を掛け持ちしてレースやって、富士フレッシュマンでチャンピオンを獲る。

ご本人曰く、そのことがターニングポイントになったそうだが、そこがレーシングドライバーとしての原点なのかもしれない。

その後は、GT選手権などで長きに渡り、活躍された。

1998年の富士のGT炎上事故の際、自らの命を顧みず、太田選手を助け出したことでも有名だ。

D1やFSWの競技長になるも、闘病中だったようで、3度目の現役復帰を目指して頑張っていた最中の事。

ご冥福をお祈りします。


僕にとっての原点って何かなぁ…

そもそも、なんでこの業界に来ちゃったんだろ？

まあ、遡っていくと、昨日発掘した資料の中に、ヒントがあった。

きっと、これに出会わなければ、確実にここに居なかったというか、同級生たちと同じで、家庭を持って、車はふつーに乗っていたろうと思う…



1991年だから、すでに新車で買ったシビックを潰して、ボロの310サニー4drでちょぼちょぼやっていた。

毎月この雑誌を買って、プライベーターというちょっとイカした肩書の元、廃品利用のカーライフだった。

もともと、峠は走っても、レースにはあまり興味がなかったし、周りにレースやってる人もいなかったから、TSサニーの実物なんて見る機会もなかった。

それで、この写真見て、"ビビッ"と来ちゃったんだよな…

そのまま、現在まで、サニー歴26年(6.5台)、真面目にレースやって11年目。


これ以外にもさ、たくさん切り抜きが残っていたよ。

引っ越しの時、押し入れを占領していた雑誌を、一週間くらいかけて選別し、切り抜き作業をしてファイル…

衣類をまとめる作業の何倍もかかった。


原点はドコでも、一生懸命やれば、誰でもきっと楽しいよね。

よし、いい話で終わろう！