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工場の昇降リフターの下にお客様…

しかも、隅のガッセット部分に、仲良く要塞を建築中。

ボスに内緒で逢引されても困るんだよなあ～

でもね、夜中は寒さ対策で羽毛を立てて、デブで可愛いんです。

いや、心を鬼にして、立ち退き願うしかないのだ…

久しぶりに、４４号車もアップグレードの予定です。
現在より6ミリ大きなピストンになりますから、イイ感じにマイルドな感触になる予定。
私は、接地感がしっかりしている方が好きなので、どうなるか楽しみ♪



ちなみに、ガス室にはゼッケン"44"を示す打刻が…
つまり、SPL設定してもらいました。

問題は、このガス室とタイヤが当らないようにどうやってストラットを設計するかですな…

「車の心臓部」って言われると、おそらく９割以上の人が、『エンジン』と思い浮かべると思いますが、“性格”を決めるものってなんでしょうね？

走ることが好きな方の多くは、足回りだと感じているのではないでしょうか？
私もそう思っていますが、特に“ダンパー（ショックアブソーバ）”が、“性格”に深く関係しているのではないかと…

機能部品ですから、単に　性能　として良し悪しを判断しがちですが、実は他の構成要素とのマッチングが重要で、単に減衰力という数値だけでは優劣をつけられない、とてもデリケートな部分だと思っています。

誤解を恐れず、とってもザックリ言うと…
レースとかタイムアタックみたいな、はっきりとした結果が伴う走行の場合は、やはり性能として優劣を判断せざるを得ませんが、ストリートやサーキット走行会のようなドライビングの場合は、その人のドライビングスタイルに合ったモノ≒簡単に言って、存在を感じさせない空気の様な感じがベストなのかもしれません。

いずれの場合も、ドライバーが不安を感じずに気持良く走れるかどうかが重要だと思うのですが、ニッポンのカーライフ事情は少しズレてたりします。

近年は、レースのレギュレーションや一般公道の法律も緩くなって、スプリングの交換が割と簡単に出来るようになりましたが、規制がきつかった頃は、ソレを補うためにカチカチのダンパーが一般的でした。

そんな悪しき習慣が根付いてしまったので、スポーティーな足＝硬くて跳ねる　が普通になってしまったのかもしれません。
実際、若いころの私自身もそうでしたから、ちょっと癖が有って乗りにくい愛車を乗りこなすことを美徳としていました。

もちろん性格的にそういうものが合うなら良いのですが、イヤイヤ付き合うならお勧めしません。

今はスポーツカーからミニバンまで、各車専用設計のサスペンションキットが有るのは当たり前だし、走り方に応じてダンパーそのもののセッティング変更をしてくれるメーカーもあります。



写真の様に調整機能のあるものは、それをいじってみるのも良いでしょう。
乗りにくいのを我慢せずに、不安無く気持ちよく走れるようにしてみましょう！
案外、ソフトな方向にした方が、乗り心地も良いうえにコーナー限界も高かったりするかも？？
今までじゃじゃ馬だと思っていた愛車、「このコ意外と良いコじゃん！」となるかもしれないですよ。

あ、だけど、車高の調整は要注意ですよ。
全長調整式はあまり問題が有りませんが、普通の車高調整式はメーカー設定値から10ミリも20ミリもいじったら、本来の性能は出ないかもしれません。
ベタベタのシャコタンにしたい方は、最初からそういう仕様で作ってもらいましょう！


おニューのダンパーのこの車、気持ち良く走れてるかな？（＾＾）