23日に参加した、「ジュニア DE 8耐」(ジュニ耐)の、大まかなの内容です。
台数が多かった為か(全23台)積んでいた赤外線式の計測器が反応してない周回が多く
(赤外線式は、計測点で車が並んでいると光線が遮られて計測できなくなる)
公式結果の正確な周回数と照らし合わせられないという事が判明^^;あら
メンバーは4名。近所のハチロク仲間Y氏、車両提供y君、無宇、そして無宇とは
今回初顔合わせな車関係の自営業をしているらしいS氏(Y氏が連れてきた)。
参加車両は友人y君が製作したハチロク。見た目は割と普通のハチロクですが・・・
インパネはこんな事に
さらにエンジンはこんな事に
AE111用(通称黒ヘッド)5バルブスワップ仕様です。(プライベートで製作)
しかも芸の細かいことに、耐久レース対応として、GTVなのにパワステ仕様(笑)
パワーアップだけじゃなく111用コンピューター仕様で、ECUの世代が新しい為燃料噴射
パターンが効率良いタイプで、燃費も稼げる・・・見込み。
ファイナルはノーマル(4.3)より加速重視の4.7に変更・・・定地走行ならば間違いなく
燃費が悪化するんだけど、クローズドコース限定で、今まで2速だったトコを3で行けて、
早めに4速に入れることが出来ればさほど悪化しない・・・・と予想^^;不確定要素ばっか
タイヤとホイールは無宇の銀黒号用(ハヤシストリート&DUNLOP Z1)。
メンテ用油脂類はY氏が提供。そして今回初顔なS氏は、この車が車検切れの為、仕事用の
搬送車を出してくれました。
コースは1周1.7キロのジュニアコース。このイベント特有のローカルルールとして、
○ 燃料補給は1ピットで携行缶(20L)1つ。スペースの関係で同時給油は3台まで。
入ったらまず5分エンジン停止でクーリング必須。なので給油は1度入ると約10分。
○ 黄旗は無しで、代わりにレッドクロスと呼ばれる赤い×の旗を提示。
(本来コレは4輪じゃなく2輪のレースで別の意味合いで使われる旗らしい)
コレ提示されている間は、コース全体速度制限+追い越し禁止。
イメージとしてはオーバルトラックでのレースの黄旗に近いかな?
で、作業スペースが一気に満車になるのを避ける為、この提示中はピットインも禁止。
○ 0900にスタート、1700がゴール。但し0900~0920の間はペースカー付き完熟走行。
この間にドライバーは全員一度コースインする必要がある。
という感じ。基本的には燃費とタイムのバランスが重要。が、燃費のテストデータも
何もない自分たちは「ちょっと抑えて走って様子見」以外の選択肢無し(笑)。
基本的にはお遊びで、真剣勝負スプリントとは雰囲気が違う為、参加車両も他のイベントでは
まず見かけないようなのがいろいろと(笑)
EL4#系カローラⅡとか、MA5ホンダ・ドマーニとか^^;コレが侮れないんだ
そうかと思えば軽自動車もいるし、外車もなんかゴージャスなVWジェッタTSIとか
バーキンセヴンとか、まるでかつてのBTCCマシンのようなアルファロメオ155とか。
さらには純然たるレーシングカーのザウルスJrまで混走というカオスっぷり(笑)。
逆に定番中の定番EK9やDC2なんかの参加車両がいないのが、イベントの性格を物語る?
スタートドライバーはY氏。さっさと2周で交代。無宇はピットアウトしてその周にすぐIN。
y君も2周くらいで交代して、実質のスタートドライバーS氏に交代しそのまま周回。
そして0920にペースカーが離れて本当のスタート。
S氏は今まで一緒に走ったことのない唯一のメンバーなので、ドライビングスキルがどの
程度の人なのか不明でしたが・・・タイムを見る限りは10周も走らないうちに、1分2秒台
まで上げてきて一安心。どうやらかなり上手い人っぽい。
そのまま順調に2~3秒台で周回をこなし、10時にピットイン。
ちょうどその時に、コース状で軽いアクシデント発生でレッドクロス掲示。
本来入れないタイミングで、丁度ピットに入っているのは、本来であれば実にチャンス。
コース状が速度制限中のうちに、燃料補給とかもしちゃいたい所なんだけど・・・・
「今まだ燃料計で3/4くらい。20L入らないよコレ」
(^◇^;)をい
・・・・思ったより燃費良いのかこの車?
そんな訳でドライバー交代のみでY氏コースイン。隊列復帰した後は、解除を待って
ペースアップ。Y氏は順当に抑え気味な3秒台前後で周回・・・しかし約30分でピットイン。
「ガス欠っぽい息つきが出たぞ」
メーター上はまだ半分以上残ってる・・・けど、とりあえず息つきが出たなら・・という事で
燃料補給。しかしなんと携行缶1つが入りきらない^^;溢れそうになった
・・・・15Lかそこらしか入らないぞコレ?
とりあえずY氏そのままコースイン。どうやら症状は改善された模様。
・・・・?
そのまま2~3秒でコンスタントに走行。セッションのベストは1秒4でそのまま約30分
走行してサイドピットイン。次は無宇。
燃料計はまだ3/4くらいなので、そのままドライバー交代だけでコースイン。
3年ぶりの走行で、台数も多い為なかなかリズムがつかめない(汗)
まぁ、長時間耐久なので無理に張り合わず基本的にライン譲りまくり。しかも自分のとは
パワーもギア比も違う車なので、なかなかタイムを通常ペースに戻せない。
レブは上限6500rpmで、なんとか4秒くらいまで感覚を取り戻したところで一瞬車が息付き。
「?」
燃料計上は、まだ半分以上あるはず・・・さっきと全く同じ症状。
そのまま何周か粘ってみたものの・・・コーナーで横Gがかかるとエンジンストール
しそうになる。症状的には燃料が少ない時の空吸いそのもの。
但し経験上では、ハチロクのタンクだと、普通は残り1/4くらいまで減らないと、横Gでの
ガス欠症状なんて出たことがない。
しかし、どんどん息付きは酷くなるので諦めて12時にピットインしてy君に交代。
燃料補給を・・・・・と思ったら、やっぱり20リットル飲み込まない(汗)。
燃料補給中にこぼした場合罰則があるので、慎重にならざるを得ない、、、、これがまた
タイムロスの原因。^^;一気に入れられない
y君をコースに送り出して、しばし作戦タイム(笑)
○ 原因は不明だけど、とりあえず燃料タンクの上1/3くらいの燃料しか吸えない。
○ なのでガス欠症状が出ても、20Lも使ってない。
○ 満タンなら症状は出ないのでとりあえず走行に支障はない。
○ さしあたって、毎ピットごとに、こまめに燃料補給して走行する。
一度入ると、確実に10分以上・・・つまり10周以上を失うので、1回でも少なくしたい
給油をこまめに繰り返すしかないという^^;
その間にも、車両オーナーy君は、久々の走行にもかかわらず、すぐにタイムを4秒台に
戻して走行。そして13時前にピットイン。一巡して再びドライバーはS氏に。
給油を済ませて出て行ったS氏、なかなか良いペースで2秒台から今度は1秒台連発。
結構飛ばして、今回全員の中でのベストである0秒台までマーク。
14時にピットインでY氏に交代。
Y氏は3~4秒程度で揃えて淡々と走行・・ところが40分経過頃、またまたレッドクロスで
スロー走行。これで少し引っ張って、燃料補給1回でも少なくならないかな?と思った
ものの、4周程度で解除。そのまま粘ってみたものの、最終コーナーでガス欠による
エンストまで発生して15時10分頃ピットインし無宇と交代。
車の調子は、燃料の件以外は、ブレーキジャダーがかなり酷い以外は特になし。
前回と比べればほぼノントラブルといっても良いほど。
時間が半端なことになってきたので、このターンは燃料をなるべく引っ張れる方向にしよう、
という事で今回の走行の自主レヴリミットは6000rpmに設定。一番小さなコーナーも
ブレーキングで回り込ませるようにして2速は使わず、ヘアピン以外ほとんど4速だけで
走って燃費を稼げないか試すことに。
これは前回参加時の、不調によるレヴ縛りの時に覚えた走り方(笑)
4スロファンネル仕様で低回転トルクは無いので、4500以下だと本来のトルクは無く、
8000rpmまでが本来のパワーバンドの筈なエンジンで6000だと、事実上のパワーバンドは
1000回転くらいしか使えない(^^;ツライ
それでも、走行2回目でカンも戻ってきて、車速を落とさないようにブレーキングで
姿勢を変えてスムーズに走らせることで、全く2速を使わずにコンスタントに
2秒から1秒台に入れることに成功。ベストは1秒4。
・・・・むしろ何らかの縛りがあった方が、集中しやすいのか?>自分^^;
そして効果があったのか、約45分、42周を、全く息付き症状を出すことなく走行。
ピットインしようとする周に1回目のが出たから、もーちょいイケそうでしたが、予定の
時間になったのでINしてアンカーのy君に交代。
アンカーのY君も無事に約40分を走り、17時にチェッカー。
合計360周、21台完走中14位となりました。
前回はトラブル続発、347周でブッチギリ最下位だったので・・・
14周多く回れはしましたが・・・車の戦闘力は高かったし、大きな機械的
トラブルが無かったので、謎のガス欠症状が悔やまれる(笑)
で、結果とタイムを眺めて今回判ったこと。
※ y号は6000rpm縛りでもラジアルで完調の銀黒号並に速い。
※ 燃費は推定リッター5キロ程度。時間経過から銀黒号よりも明らかに良いと推測できる。
※ 合計ピット回数12回(3回は完熟中の交代)、給油は6回している。
当初の読みでは4回程度なので、これだけで25分以上ロス^^;つまり20周以上
クラス優勝チームはIN合計が7回。つまり単純計算5回50分近い差がある。
やはりピット回数を減らさないと、400周目指すのは厳しい。
但し、同じピット回数で392周も回っているチームがあるけど・・・・
57秒切ったらノーカウントというルールの上で、ベストタイム57秒1という
芸当をやってのけているバーキンのチームなので参考にならない(笑)
※ ・・・いっそ、検切れ車両で、搬送車で現地入りするんだから、エントリー時に
参加クラスを「レーシング車両」にしとけば良かったかも?
・・・・・そしたら360周でもクラス2位のお立ち台だった( 火暴 )
こんなトコかな?。
変にピリピリしてないので、8耐はのんびり楽しくて良いね。
微妙に全開で攻めたい心残りがあるけれど、それはまた別の機会に。
・・・・やっと後遺症の筋肉痛からも復活(笑)