アイドリング不調 ウソ信号出す？壊れかけのセンサー交換 1 Boostsensorブーストセンサー

　ディーラーの点検で、ECUデーター上センサー異常なし・圧縮は下限内におさまっている・ISC交換推奨、と言われていましたが、アイドル機構が正常な時もあり中古ISC単体交換でも症状が改善しないので、ISCが直接の原因ではないのでは？という疑念を持ちました。ディーラーはボクの言う再現条件で再現できないのにISCユニット交換４万円という見積もりを出すので、もう少し自分で調べることにしました。

　みんからのみなさんからのコメントでセンサー類の不調も可能性としてあるということを教えてもらいましたので（ありがとうございました）、怪しいセンサーを確認してみました。

　確かに・・・・
　
　　O2センサー
　　吸気温（吸気温度）センサー
　　プレッシャー信号

　あたりは怪しいのかも。

　水温やアクセル開度等その他の入出力は通常走行のほとんどの場面で問題ないということから、とりあえず可能性の低い方として考えました。

とりあえず手元に、前回ISC交換の際に調達した中古ワゴンRのスロットルに同じ品番のBoost　sensorがありましたので、これで交換してみました。

　ネジ２本とコネクタをはずすだけです。
　ちょっとカタイですが、引き抜くと取れます。

交換するブーストセンサーも一応簡易掃除しておきました。構造がよくわからないので、電子パーツ向けのエレクトロニッククリーナーを使いました。

　揮発性は高いですが、タオルなどでなるべく吸収、上下に振って吐き出させました。

スロットルボディもボルト４本、インタークーラーからのホース、負圧のホース、開度センサーのコネクタ、ワイヤーをはずして裏側（インテーク側）からアクセスできるようにしました。パーツクリーナーでBoost　Sensorへの経路を上下から清掃しました。
　写真は下から経路へ吹き込んでいるところです。

　ISCユニットにささっているLLC液のホースはめんどくさそうだたので、はずさなかったです。もし外すなら3/8あたりのボルトを直ぐにホースにつっこんでバンドで固定するとよいそうです（WEB情報）。

　ホースはスロットルボディを固定してからもどすのは大変だったので、スロットルボディをボルトで固定する前にスロットル側をはめておいた方がいいようです。

ついでにISCバルブもはずしてあったので、ISC経路のIN側～OUT側も清掃しました。

で、結果は、、、、少し前進ですね！

　　電気負荷大時やアクセル開度大→小移行時のアイドリング低下・振動・エンストという症状に対して、試乗の範囲で再現条件下でのエンストがなくなりました。アイドリング低下はありますが、異常振動が出るほどでもなくなってきました。

　エンジン始動時も前は終始ドロドロもさもさした音でしたが、スターターモーターがひっこむあたりでチュイ～ンという調子のよさそうな澄んだ音が出てきました。

　厳密に言えば、ブーストセンサーの経路掃除が効いたのか、交換が効いたのか、そこははっきりしていませんが、一応の成果はありました。

　□Boost　Sensor　交換・経路清掃　→　改善あり？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（あまりないかも↓）
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２０１１年８月２２日　追記
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　と交換時の試乗では思いましたが、、、
今朝の通勤３５ｋｍでは、まだな～んか微妙ですね。。。

　電気負荷や登坂などいろいろ条件はあるようにおもえましたが、どうも負荷のある状態でアクセルを踏み込み混合気が濃い（リッチ）→薄いになるときに駄目じゃないのかな、と思うようになりました。
　停車してアクセルをあおってもその時のアイドリングでは症状出ないですからね。
　ということで、O2センサー交換に期待するしかないです。

より動作環境が厳しそうなO2センサーも気になります。
　28000km程度のH19の6型のO2センサーを手配しましたので、次はこれを交換してみたいと思います。H14年頃の4型～H20年ぐらいのモデルはO2センサーの品番が同じようです。

（アイドリング不調の要因は様々ですので、私の場合の事例ということでご理解ください。記載内容は参考程度にお考えください。）